前回記事(1) www.zero-position.com ヒスイのざっくりした歴史(フォッサマグナミュージアム(糸魚川市)展示・資料をもとに加筆作成) ● 約7,000年前(縄文早期)、石器の加工用ハンマーとして始まったヒスイ(大角地遺跡)(前回) ● 約6,000年前(縄文前期)、小竹貝塚(※記事末)で緑の美しい垂飾り(たれかざり)という「玉」として使われたのを始まりに、 小竹貝塚 最古級ヒスイ加工品 垂飾り ● 約5,000年前(縄文中期)、ヒスイ大珠が造られ始め、北日本・東北、関東中心に流通 ● 約3,000年前(縄文後期、西日本では弥生早期)、ヒスイ勾玉が造られ始め、全国に流通し、 ● 約1,200年前(奈良時代中期)、東大寺(法華堂)の仏像の宝冠を最後に使われなくなり、 ● 1938年(昭和13年)に再発見されるまで、一千年近く、忘れ去られていた(漬物石になっていた) 日本の古