ひっちゃかめっちゃかになっていた生活。 それが少し落ち着いてきた。 そうすると、やるべきことが見えてきて、後はそれに取り組むだけとなる。 先の見通しが立たない時ほど不安なものはない。 翌日もどうなるかわからない。 その繰り返しの中で生きていると、自然と先のことを考える余裕はなくなり、その日暮らしを繰り返すことになる。 結果として、主体性は失われて惰性で生きるようになるのだ。 「そうせざるを得ない時期」があることは仕方がないけれども、いつまでもそのままでいるわけにはいかない。 どんなに見通しが立たなかったとしても、それなりに生活を整えていくしかないのだ。 子供が生まれたら、今よりもずっとコントロールの効かない日常になるのだろう。 3人の子供を育てた先輩の話を聞くと、10年くらいは何をしていたか記憶がないくらい忙しかった、とのことだ。 当然自分の時間なんてほとんどない。 とにかく一日中動き回っ