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ブックマーク / toyokeizai.net (4)

  • 沖縄と核、アメリカ統治下の知られざる真実

    アメリカ北部ウィスコンシン州にある人口8000人あまりの田舎町。トレーラーハウスと呼ばれる小さな家の中で、その男性は落ち着いた口調で私たちの質問に答え始めた。 「そう、事故を起こしたミサイルには、広島型原爆と同じ規模の威力を持つ、20キロトンの核弾頭が搭載されていました。もし核爆発を起こしていたら、那覇の街が吹き飛んでいたでしょう。当に恐ろしいことです」 58年経って初めて、事故にかかわった当事者が語る 男性は、元アメリカ陸軍の兵士、ロバート・レプキー氏(81)。レプキー氏は、1950年代末、沖縄に配備されていた核ミサイル、ナイキ・ハーキュリーズの部隊に所属し、核弾頭を含むミサイル全体の整備を担当していたという。 その事故が起きたのは、1959年6月19日。場所は、人口が集中する那覇に隣接した基地(現在の那覇空港がある場所)。訓練の最中、1人の兵士が誤った装置をミサイルの電気回路に接続し

    沖縄と核、アメリカ統治下の知られざる真実
  • 無印、銀座の新旗艦店とホテルに秘めた野望

    「有楽町は無印良品の聖地だ」――。良品計画の松﨑曉社長はそう語る。 同社は7月5日、2019年春に銀座で「無印良品」の世界旗艦店と、日初となる「MUJI HOTEL(仮称)」を開業すると発表した。 日初の無印ホテルも 今回、良品計画がテナントとして入居するのは、読売新聞東京社と三井不動産が銀座3丁目で建設中の「マロニエ×並木 読売銀座プロジェクト」。元は東京電力の銀座支社だった場所を2013年に読売新聞グループが買収。2017年6月から新規ビルの建築に着工している。 このビルは地上10階、地下3階建て。良品計画はテナントとしてすべてを借り上げる。地下1階から地上6階の一部という7フロアに無印良品を出店、6階から10階の5フロアが日初のホテルとなり、地下2~3階は駐車場とする計画だ。 7フロアに展開する無印良品は、店舗面積が約1000坪以上と世界最大となる見通し。ほかにも有楽町店で運

    無印、銀座の新旗艦店とホテルに秘めた野望
  • なぜ多くの人が「貧困女性」をウソと思うのか

    想定どおりのネガティブ反応 山田:「貧困に喘ぐ女性の現実」の連載を開始してから1年が経過しました。この連載は、一般論を書いたり、あるべき論を述べるというものではなく、毎回、たった一人の女性に焦点を当てて徹底的にその現実を読み切りで報じる企画で、東洋経済オンラインの看板連載の1つといえます。 これまでに19人を取材していただきました(連載全体では21人。開始時の2人は中村氏の書籍『熟年売春』からの転載)。その内容は衝撃的なものばかり。あまりにも衝撃的なので、それを現実と思えない読者は「フィクションだ」というふうに考えるようで、実際にコメント欄にはそうした書き込みや反応が非常に多い。 しかし、私は中村さんの取材プロセスをすべて見ている立場なので、「人が特定されないための工夫をしているだけで、すべて現実です」と言い切れる。給与明細などの書類や身分証明証などもできるかぎりチェックして「ウソ」が入

    なぜ多くの人が「貧困女性」をウソと思うのか
  • キャラドーナツが人々を夢中にさせるワケ

    アニメ「世界名作劇場」のキャラクターがドーナツになって登場した。3月26日~4月15日は「あらいぐまラスカル」、4月16日~5月6日「母をたずねて三千里」、5月7日~27日は「フランダースの犬」と、それぞれ期間限定で3作品のキャラクターをモチーフにした全8種類が順次発売される。 いずれも1970年代に放映された作品で、内容もさることながら、主人公の少年と絆を結ぶ動物たちの姿が感動を呼び、国民的な人気を博したアニメである。ちょうどその頃、児童として番組を視聴していた世代だけでなく、より若い世代や子供たちにも、「ラスカル」「パトラッシュ」のキャラクターはおなじみだ。 そんな懐かしく、愛すべきキャラクターたちをドーナツとして商品化したのは、大阪社を持つフランチャイズチェーンのドーナツ専門店「フロレスタ」。2002年に販売を始め、現在東北から沖縄までフランチャイズ店が35店舗、韓国に1店舗を展

    キャラドーナツが人々を夢中にさせるワケ
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