白紙撤回された東京オリンピック・パラリンピックのエンブレムを使って東京都が作製したとみられるポスターが、「幻のポスター」としてインターネットのオークションに出品され4万5000円で落札されていたことが分かりました。 ポスターは「東京オリンピック2020幻のポスター」という名前で出品され、オリンピックとパラリンピックのポスター1枚ずつがセットになっています。5000円で入札が始まりましたが、午後11時半すぎに締め切られ、最終的に4万5000円で落札されました。 出品者はポスターの入手先について「都議連のパーティーで配布されたものだ」としていて、「エンブレムが使用中止となり、ポスターも回収されてしまったため、とてもレアです」、「丸めて持ち帰ったため小さなキズなどがあります」などと説明しています。 東京都などはポスターがオークションに出品された経緯について確認を進めるものとみられます。