著作権という言葉を一度は耳にしたことがあるかもしれません。小説や映画、音楽などの創作物には著作権というものがあり、他者が無断で複製することを防いでくれるものになります。そして、この著作権は外部の開発会社にシステム開発を依頼する際にも重要になるものです。 会社の業務を効率化する為にシステムやWebサイトを開発する際、開発会社と業務委託契約を結んでシステム開発を依頼するという手が良く取られます。システムが完成したら、代金を払うことで成果物であるシステムを開発会社から受け取ることになります。 ここで、対価を支払ったのだから、成果物であるシステムやプログラムは自社で自由に使えると考えるでしょう。しかし、業務委託契約書に著作権についての記載が不足していた場合、システムの使用が制限される可能性があります。 システムに機能を追加するといった改修を自由にできなくなったり、最悪の場合はシステムの差し止めや損