近年、飲食店やコンビニエンスストアのアルバイト店員がTwitterなどのSNSに不適切な動画を投稿し、炎上するというケースが増え、注目を集めている。 飲食店の「大戸屋」では、アルバイト店員が下半身をトレーで隠してふざけている動画を投稿し、炎上した。そのほかにも「くら寿司」、「バーミヤン」、「セブンイレブン」などで同じような問題が相次ぐ事態となっている。 これらアルバイトによる「悪ふざけ」はSNSを介して拡散され、企業イメージに甚大な影響を及ぼすことから「バイトテロ」と称されている。 アルバイト店員に対する損害賠償請求などの「制裁」や研修の強化などの対応策が議論されており、大戸屋では一斉休業による研修まで行われた。 もちろん、制裁や研修の強化は、「バイトテロ」を減らす効果をもつ可能性がある。 しかし一方で、「バイトテロ」が引き起こされるより「本質的な背景」にも注目しなければならない。 それは