秋田市外旭川の住宅街に立つパン店「BreadMan(ブレッドマン)」からは、焼きたての香ばしい匂いが漂ってくる。オーナーの佐々木康志さん(40)と妻佳子さん(40)が、7年前に開いた。営業日は午前9時半の開店から昼すぎまで、主婦や会社員が次々と訪れる。 店内に並ぶ約60種類のパンの中で、看板商品は「クリームパン」。ホワイトロール、コロネ、スティックパイの3種類からパンを決めて、中に入れるクリームを7種類から選べる。2種類のクリームをミックスすることもできる。 人気の組み合わせは、ホワイトロールのパンに、生クリームと「生乳カスタード」をミックスして挟んだもの。食感はしっとり、ふんわりとしていて、クリームの優しい甘さが口いっぱいに広がる。佐々木さんは「定番の味だけど人気。どこか懐かしい甘さにほっとするんじゃないか」と話す。