東京と大阪を除く全国の気象台で「快晴」「薄曇(うすぐもり)」「ひょう」など約30項目の観測を終える。26日を最後に職員による目視の観測を取りやめることで、気象衛星やレーダーでは判別が難しい天気の区分や現象の日々の記録が残らなくなる。気象庁は技術の向上を受けて観測業務を効率化し、限られた人員を防災情報の充実に割り振る。気象庁の観測・予報拠点には、東京などの管区気象台、全国50カ所の地方気象台など
台風15号から変わった温帯低気圧が、日本に大雨をもたらしていった24日(土)ですが、ちょうど同じ頃、カナダでも大変な出来事が起きていました。 今年、大西洋の第6号ハリケーン「フィオナ(Fiona)」が、カナダ東部に接近。上陸直前に温帯低気圧となって、現地時間24日朝にカナダ東部ノバスコシア州を直撃しました。 気象局によると、この時地上では、931.6hPaという凄まじく低い気圧が観測されていました。これはカナダの観測史上もっとも低い気圧です。これまでの国内記録は、1977年1月に東部で記録された940.2hPaで、冬の爆弾低気圧によるものでした。 被害今回観測された最大瞬間風速は、ノバスコシア州で秒速48メートル、またレックハウスという風が強いことで有名な地点では49メートルでした。 カナダ名産のメープルの木々も倒れ、ノバスコシア州では島民の8割に当たる40万人以上が、また「赤毛のアン」で
1952年12月5日ー。 その日もロンドンは濃い霧に包まれていた。2,3メートル先も見えないほどのひどい状態であったが、住民は特に気にしてはいなかった。なぜならロンドンではこれほどひどい霧も日常茶飯事のことだったからだ。ただ一つ違っていたのは、その日は強い高気圧に覆われ、一日中非常に寒かったことだった。 しかし、この一見穏やかに見えた環境の中で、突如として異変が起きた。住民の多くが気管支炎や低酸素症を起こし、次から次へと病院に運ばれ、数多くの命が奪われた。その死者数たるや、数日間で1万2千人にも上った。 原因の一つは高気圧当時のロンドンは、石炭の大量燃焼によって発生した二酸化炭素や有害物質で大気が汚染されていました。この霧は、いわゆるスモッグのことです。 通常スモッグは風に乗り分散されていくのですが、その時だけは違いました。勢力の強い高気圧が約5日間もイギリスを覆っていたため、風が弱く、ま
今年の夏は猛暑になる可能性が出てきた。観測史上最も暑かった2010年と海や大気の状況が似ているところがあり、さらにいくつかの条件が重なれば全国的に暑くなるという。猛暑になることを見込み、対策に乗り出す企業もある。 気象庁の季節予報では、8月の気温は東日本は平年並みか高く、西日本は高い。夏の後半から暑い日が多くなる見込みという。 10年は記録が残る1898年以降で、6~8月の平均気温が最も高かった。全国11地点で35度以上の猛暑日の日数を更新した。春に太平洋赤道域の日付変更線付近から南米沿岸にかけて海面水温が高くなるエルニーニョ現象が終息。夏に逆に海面水温が低くなるラニーニャ現象が発生した。 気象庁は今年もエルニーニョ現象が終息し、ラニーニャ現象が早ければ7月ごろに発生すると予測している。ラニーニャ現象が起こると、太平洋高気圧がいつもの年よりも北側に張り出し、日本列島を覆う。そのため、晴れの
4日午前9時にトラック諸島近海で台風30号が発生した。 台風は1時間におよそ20キロの速さで西に進んでいる。中心の気圧は1002ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで、中心から半径110キロメートル以内では風速15メートル以上の強風域となっている。 今後は、発達しながら西寄りに進み、7日には「強い台風」となる見込みだが、日本への影響はない。 1年間で30個の台風が発生するのは、1994年以来19年ぶり。ちなみに1951年の統計開始以降の最多発生数は、1967年の39個となっている。
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