いくらWebサイトの良しあしを外部からほめられたとしても、お客様にとってわかりにくければ何の意味もない。 文章がいくら正しく書かれていても、お客様に伝わらなければ意味がない。 そう話すのは、ソニーが15年前に損害保険業界に参入し設立した「ソニー損保」のコンテンツ企画部長の片岡 伸浩氏。ダイレクト販売を旗印に保険業界に参入する企業として「企業のためでなく、お客様のための保険会社」だというメッセージを伝える必要がありました。そこで、今回はそのメッセージを伝えるために、ウェブを通じてどのような取り組みを行っているか片岡さんに伺いました。 コンテンツ企画部で作った行動指針「わかりやすさのその先へ」保険という商品はもともと複雑な商品で、お客様がすべてを理解したうえで契約しようとすると、かなり広範囲な知識が必要となります。お客様にとっては、「難しい」と思われてしまう商品かもしれません。言い方を変えれば
今日は、英国政府のWebサイトなどを担当する「政府デジタルサービス(GDS)」の部署が公開している「デザイン原則の10か条」について。「良いデジタルサービスを作り、運営していく」ためのポイントがコンパクトにまとめられています。 英国政府(gov.uk)のサイトには、「デザイン原則(Design Principles)」というページがあり、そこには、次のようなことが書かれています。 まずニーズからはじめる ―― 自分たちのニーズではなく、ユーザーニーズから。本当のユーザーを理解し、そのニーズを知る。想像や思い込みではなく、ちゃんとデータで。 なんでもかんでも手を広げず、するべきことだけをする ―― 政府がしなければいけないことだけをし、他の人がすでにやっていたら協力する。 データをもってデザインする ―― 試作し、実際のサイトで実際のユーザーにA/Bテストを行い、その結果をデザインに活かすや
今日は、マーケティングや企画に携わる社会人なら知っておきたい、というよりは、知らないと恥ずかしい、無料で利用できる公的統計データのポータルサイト「e-Stat」の情報と、新しい統計データが自動的に飛んでくる「統計メールニュース」の情報をお届けします。 すでに6月も下旬。新入社員の方も配属部署が決まってバリバリ働いていることだと思います。 マーケティングや企画の仕事をする人にとって、調査データというのは大切なもの。 ネット上で発表される「○○のサービスのユーザー数が○○万人」なんて調査データ、みんな好きですよね。Googleトレンドのような検索ボリュームの情報や、どのブラウザがどれぐらい使われているかといった調査データも人気です。 どれも無料で入手できるデータですが、実は税金でちゃんとした手法でつくられている、質の高い調査データというのが、あるのです。 それが、政府の出している統計データ。
Googleアナリティクスの進化が止まらない。2011年には、新バージョンに続いて、マルチチャンネル、リアルタイムレポート、ビジュアルフロー、と矢継ぎ早に新機能がリリースされた。このペースは、マイナーな改善を中心とした2010年までのペースを明らかに超えている。 これまでは大きく進化してこなかったGoogleアナリティクス(GA)が、なぜこうした動きをしているのだろうか? グーグルはGAを「アドワーズ広告の利用を促進するツール」から「利益を出せるプロダクト」へと生まれ変わらせるべく戦略を転換し、今後の拡張性を確保するために、根本的なプラットフォームを刷新する大きな投資を行ったのではないだろうか。筆者はそうみている。新バージョンは単なるデザインやUIのリニューアルではなく、機能面のさらなる強化を可能にするための下準備だったのだ。 Googleアナリティクスの足かせとなっていたデータ保存方式G
今日は、少しウェブから離れて仕事のお話を。あなたはゴールデンウィークの予定を立てましたか? 忙しいWeb担当者だからこそ、ちゃんと休みましょう。そのほうが仕事は進みますよ。 Web担当者というと、日々いろんな部署と仕事をしていて、少し前までは年末年始までホームページの更新のために仕事をしているようなチームでした。 今はコンテンツ管理システムを導入しているところが多いでしょうから、決まった時間に更新をするためだけに出社することはないとは思いますが、それでもアクセスの少ない時間帯に作業をするために休日に出社して制作会社の人と仕事をしているWeb担当者さんも多いのではないでしょうか。 さて、そんな忙しいWeb担当者の仕事ですが、休むときはちゃんと休みましょう。実はそのほうが仕事がはかどるのです。 え? 休むとそれだけ仕事が滞る? 「初頭効果」と「終末効果」というものをうまく意識して仕事をすれば、
今日は、Webサイトを作ったらまずやるべきことのチェックリストを紹介しましょう。サイトは作るまでも大切だけど、作ってからのアクションも同じかそれ以上に大切。 すでにサイトを運営している人は、やってないものがないか確認してみましょう。 サイト運営日記をスタートする(変更点を日付と一緒にメモしていく)XMLサイトマップを作って更新内容が含まれるようにするGoogleウェブマスターツールにサイトを登録する → https://www.google.com/webmasters/sitemaps/XMLサイトマップを登録するURLのwwwあり/なしの統一を指定するサイトリンクの表示をチェックして調整(以降随時)Yahoo!サイトエクスプローラーにサイトを登録してXMLサイトマップを登録する → http://siteexplorer.search.yahoo.co.jp/live Webmaste
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