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経済と欧州に関するjingi469のブックマーク (24)

  • 第131回「各国経済の強さと弱さ PART8(欧州編)」日本を下回ったドイツ国債利回り / デフレ下の欧州 | 金融そもそも講座 | man@bowまなぼう

    ドイツのそれは0.269%と日の0.282%を下回っている。2月に入っても、ドイツの長期債の利回りの方が日のそれより低い状態がしばしば現出している。私の記憶をたどっても、過去にあったのかなかったのか分からなかった。少しデータを調べてもなかなかはっきりしない。データの継続性に問題があったりするためで、出てきた結論は「80年代半ば以降で初めてではないか」ということ。つまり過去にあったとしても30年ぶりということになる。 この表を見ると、ドイツに限らず欧州の債券利回りが軒並み大きく低下しているのが分かる。ドイツのようにほぼ半減しているケースは例外だが、イタリア、スペインなど欧州危機の際には債券利回り急騰が話題になった国でも大幅な低下だ。この債券利回り低下もあって、共通通貨ユーロの対ドル、対円でのレートが一時急落した。 デフレ下の欧州 QEという思い切った措置以外にも、欧州の長期金利を押し下げ

    第131回「各国経済の強さと弱さ PART8(欧州編)」日本を下回ったドイツ国債利回り / デフレ下の欧州 | 金融そもそも講座 | man@bowまなぼう
  • 豊健活人生:春山昇華 : 転換点

    2012年09月09日13:13 カテゴリ大局観、テーマ、見識[edit] 転換点 ECBのマリオ・ドラギ総裁が、政治家に対して「欧州の統一 = 共同予算、共同債権」への逡巡をやめるようにと、実力行使に出た。 ECBは無制限にPIIGS国債を購入する、と発表したのだ。 無制限に買う = PIIGSは借金を継続できる、と言う事だ。 嫌なら借金の共同管理= 共同予算、共同債権 に、政治家は踏み込みなさい! ECBはそう言っているのだ。 下記は、FTの記事( http://www.ft.com/intl/cms/s/0/44d6ccbe-f81e-11e1-bec8-00144feabdc0.html )より ドラギの発表を受けて、スペイン金利は、怒涛の6%割れ(下のチャート) これは、世界が変わった事を意味する相場も変わる時、逆らってはいけない。 弱気派は、6%以上の水準で、スペイン債券をカラ

  • 寝言@時の最果て: 進行するユーロ危機 ギリシャ(3) (長文注意)

    2016年04月(1) 2015年08月(1) 2015年07月(1) 2015年03月(1) 2014年09月(1) 2014年07月(5) 2014年06月(1) 2014年04月(1) 2014年01月(3) 2013年12月(1) 2013年11月(1) 2013年10月(4) 2013年08月(3) 2013年07月(4) 2013年06月(1) 2013年05月(3) 2013年04月(3) 2013年03月(3) 2013年02月(7) 2013年01月(6) 2012年12月(9) 2012年11月(10) 2012年10月(8) 2012年09月(4) 2012年08月(4) 2012年07月(8) 2012年06月(8) 2012年05月(8) 2012年04月(6) 2012年03月(3) 2012年02月(4) 2012年01月(7) 2011年12月(17) 20

  • 寝言@時の最果て: ドイツ国債への疑念

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  • 溜池通信 vol.496 特集:欧州危機への個人的見解

    1 溜池通信 vol.496 Biweekly Newsletter June 22, 2012 双日総合研究所 吉崎達彦 Contents ************************************************************************* 特集:欧州危機への個人的見解 1p <今週の”The Economist 誌から> ”Zen and the art of carmaking”「禅と自動車生産」 8p <From the Editor> 欧州の世論調査から 9p ************************************************************************* 特集:欧州危機への個人的見解 6 月 17 日、世界中の注目を集めたギリシャ再選挙が実施されました。結果は僅差で、緊 縮策を支持す

  • ユーロ崩壊を望む英国の本音: Le journal d'une samurai nomade

    欧州の銀行同盟 欧州で銀行同盟の話が盛り上がっています。これは先週末のスペインの銀行に対する 10 兆円規模の救済策がまとまった話の裏側で起きていたことです。ソースとしては、このあたりになるでしょうか。 米国、欧州に「銀行同盟」要求 監督一元化狙いも足並みそろわず [MSN産経ニュース : 2012/06/14] ユーロ圏の「銀行同盟」創設、「財政同盟」の適切な支えが前提=独連銀副総裁 [ロイター : 2012/06/12] 銀行同盟というのは、結局、預金保険に関して欧州域内でアライアンスを組むということのようです。すなわち、欧州内の銀行が破綻した時に、預金者保護を欧州各国の銀行が分担して行っていきましょうということのようです。 ちなみに、日では「銀行同盟」と言われていますが、元の単語は "banking union" とされています。通貨統合というのは "currency union"

  • 寝言@時の最果て: ユーロ圏 政治システムの不安定化と経済成長

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  • ユーロ急落の本当の理由(号外版) | 闇株新聞

    ユーロ急落の当の理由(号外版) 3連休なのですが、週末のユーロの急落についてぜひコメントしておきたいので、予定外の記事となりました。 昨日(1月7日)のメルマガを加筆しました。メルマガで書いた内容は誌では繰り返さないようにしているのですが、今回だけはご了承ください。 さて年末に100円を割り込んだユーロは、週末(1月6日)のNY終値で1ユーロ=1.2717ドル、対円で97.88円まで下落しました。 日でも「ユーロは破綻」(某大臣、もうすぐ大臣ではなくなりますが)などと騒がれているのですが、重要なポイントが2つ抜けています。 まず1つめは、ユーロは発足以来、非常に大きな価格変動を繰り返しており、最近の動きが特に急変(急落)というわけではないことです。 ユーロは、発足した1999年1月1日の初値が1ユーロ=1.1792ドル、対円で132円でした。しかし何故かそれから下落を続け、2000年

  • 統一通貨ユーロの2面性

    2002年に導入されたユーロは、わずかな期間で、通貨同盟、そしてヨーロッパの各国民の接近を最も実際的な形で表すシンボルとなった。 だが、導入から10年たった現在の雲行きは怪しい。ユーロは今、欧州連合(EU)50年来の危機の真っただ中にいる。 「ユーロはEU完成のプロセスにおける最も卓越した成果だ」。2007年、欧州委員会は得意然としてこう報告した。しかし、ユーロによってEUが債務危機の渦中に陥った今日では、この評価も少々奇妙に思える。 それでも通貨同盟とユーロのおかげで、ヨーロッパは数年間で大きく前進した。ナショナリズムや過去数百年間にわたる戦争時代から抜け出し、共通の大きな目的に向かってヨーロッパ統合という方向に動き出したのだから。 国境が開放され、人の往来も自由化されて、ユーロは加盟国が経済面と社会面で協力していく、新しい時代の力強いシンボルとなった。 ユーロの存在により、ヨーロッパは

    統一通貨ユーロの2面性
  • ユーロ安で思うツボのドイツ 12月製造業購買担当者指数は予想を上回る : Market Hack

    ドイツの12月製造業購買担当者指数確報値が48.4と発表されました。因みに速報値は48.1、コンセンサス予想も48.1でした。 今回の48.4という数字は欧州財政危機問題が再び深刻化した2011年の春以来、はじめてのアップティックです。 およそ物事にはかならず悪い面と良い面があります。マスコミはユーロ安の悪い面ばかりを強調しますけど、今回のユーロ安はドイツの「自作自演」の色彩が極めて強いです。とりわけ12月にLTRO(3年物資金供給オペ)が発表されてからは欧州中央銀行(ECB)があからさまにユーロ安誘導をしていることを市場参加者は悟り始めています。 そんなわけで今日もドイツ株がザラバ・ベースで+2.89%と新年早々飛ばしています。 個別ではダイムラー+4.26%、インフィ二オン+4.2%、マン+5.41%、ティッセン・クルップ+4.49%、フォルクスワーゲン+3.50%というはしゃぎぶりで

    ユーロ安で思うツボのドイツ 12月製造業購買担当者指数は予想を上回る : Market Hack
    jingi469
    jingi469 2012/01/03
    輸出産業はノリノリだろうなぁ。
  • 第56回「欧州の今後」 | 金融そもそも講座 | man@bowまなぼう

    欧州危機が「なぜ起きているのか」という前回に続いて、今回は「今後どうなるのか」ということで、欧州の財政債務問題を再び取り上げる。 できあがった合意 欧州は12月初めに重要な決定を行っている。前回述べたような「自分たちは世界の中心だ」という意識を捨て、“実力相応”に戻るための第一歩であり、甘えのある財政政策に規律を持たせるための措置である。EU加盟27カ国のうちイギリスを除く26カ国が同意して成立した。その内容は以下の通り。 1. EU条約の改正ではなく政府間合意の形で各国の財政赤字レベルをGDPの0.5%以内にとどめる。それを各国で法制化する 2. 赤字が対GDPで3%を超えた場合は、EUとして自動的に制裁を科す 3. 財政難に陥った国を資金面で支援する欧州安定メカニズム(ESM)の設立を当初の計画より早め2012年7月にする 4. 欧州各国がIMFに融資をして、IMFを通じて欧州各国が融

    第56回「欧州の今後」 | 金融そもそも講座 | man@bowまなぼう
  • 第55回「苦悩する欧州」 | 金融そもそも講座 | man@bowまなぼう

    欧州が直面している危機。ユーロは解体の瀬戸際にまで追い込まれている。今回は、なぜ危機が起きているのか解説する。 まず、なぜ? 経済活動の主体は三つだ。個人、企業、そして地方公共団体を含めた政府部門。これにはむろん“国”も含まれる。個人にも企業にも破綻のルールがあり、借金が増えすぎて収入や資産から見て返済が不能になると、個人の場合は「自己破産」ということになる。企業が同じような状態になると「倒産」だ。景気の悪いときには企業の倒産は増える。個人、企業にとって自己破産、倒産は屈辱であり、その後の経済活動は制約される。いずれのケースも圧倒的に“借金過多”が破綻の原因だ。 「経済の主体である政府は行き詰まるものなのか」、「もし行き詰まるとして、個人や企業のように法で律することができるのだろうか」というのが今の欧州の問題である。政府は多くの個人や企業をまとめ上げる存在であり、破綻することはない前提で世

    第55回「苦悩する欧州」 | 金融そもそも講座 | man@bowまなぼう
  • なぜユーロは強いのか : 富士通総研

    2011年11月22日(火曜日) 1.なぜか堅調なユーロ ユーロ経済が混乱し、先行きどうなるのか誰にも見通せない。ギリシャはユーロから離脱すべきだという意見もあれば、逆にドイツやオランダなど強い経済にはユーロ圏から脱退して独自の経済圏を作るべきだという意見まである。180度見解の異なるエコノミストの間で唯一あるコンセンサスは危機はまだ始まったばかりで、来年も混乱は続き、景気後退は避けられない、ということだ。これほどお先真っ暗ならユーロは当然暴落するはずだが、実際のところユーロは決して弱くなっていない。【図1】にあるように、ユーロの為替レートは2009年9月にユーロ危機が始まった直後にドルに対して多少下落したが、その後はほぼ横ばいだ。円から見ると確かに下落し続けているが、これはユーロ安というより、円の独歩高と見た方がよい。 ユーロが安くなっていないということは、総体としてみれば、為替市場では

  • 94 ヨーロッパはどうしたのか? « 千秋日記

    昨日のスペインの総選挙でサバテロ首相率いる社会労働党政権が7年ぶりに交代した。ギリシャ、イタリアに続いて、遂にスペインも政権が維持できなくなったわけだ。特にスペインは、このたびの国債暴落とは別に深刻な失業問題を抱えていた。国民の平均失業率は20%でEU平均の10%の2倍にも及び、24歳以下の若年層だけとってみると、なんと45%にもなり若者の半分が職に就けないという異常事態になっていた。この原因として、以前から指摘されているのが、ヨーロッパで一番厳しい労働規制だと言われている。非正規労働者を一切認めない、労働者の既得権を重視し中高年の労働者を解雇するのは不可能に近い。それが結果的に、スペインの労働市場全体の不活性化を招き、さらに若者の就職の道を閉ざしてしまったというわけだ。 「競争社会の悲惨さ」を書いたは山ほどあるが、「競争を排除した社会」の悲惨さを書いたは全くと言ってよいほどない。7年

  • ユーロ共同債の発行で欧州を救う事が出来るか : Market Hack

    数日前にリークされていた通り、欧州連合(EU)の行政部門を司る欧州委員会(European Commission)がユーロ共同債の導入を提案しました。 ユーロ共同債とは欧州の単独の国が国債を出す代わりに、EU圏全体として債券を発行することを指します。もっとカンタンな言い方をすれば米国財務省証券(=USトレジャリー)のユーロ圏版だと思えば良いでしょう。 欧州委員会はユーロ共同債を出す際、3つのシナリオを描いています。なぜ3つの選択肢を提示したかといえばユーロ共同債の案を各国の代表が自国に持ち帰った場合、国内世論的に通りやすい案と強い反発を招くと考えられる案があるからです。 このうち最も反発が強いだろうと考えられる案はユーロ加盟国の国債の発行を全部欧州連合に一化してしまう方法です。 純粋にマーケットの視点からすれば、これが最も強靭で人気が出やすいアプローチだと思います。 その理由はユーロ圏全

    ユーロ共同債の発行で欧州を救う事が出来るか : Market Hack
  • EUに忍び寄る旧ユーゴ型分裂の危機

    高まる軋轢 ギリシャでは自国の苦境をドイツのせいと考える人が増えている(6月15日、緊縮財政に反対するアテネの大規模デモ) Pascal Rossignol-Reuters ユーロ圏は「ユーゴスラビア・シンドローム」に陥っている──。ユーゴスラビア連邦の一角をなすスロベニア共和国が1991年に連邦から独立する直前まで同共和国の経済相を務めていたエコノミストのジョゼ・メンシンガーはそう考えている。 「ドイツでは自分たちがギリシャ人に搾取されていると感じる人が増えており、ギリシャでは自分たちがドイツ人に搾取されていると信じる人が増えている」と、メンシンガーは言う。「経済が停滞しいた1980年代のユーゴスラビアでも、自分たちが苦しむのは連邦内の他の5つの共和国に搾取されたせいだという考え方が広がっていた」 その後の展開は周知の事実だ。政治的な不協和音、内戦、集団虐殺──。唯一の例外は、連邦からの

  • 透明性の低いコミュニケーション | smashmedia

    ごめんなさい。smashmediaのブログは削除されました。 10年に渡り、あちらこちらに書き連ねてきましたが、ご愛読いただきほんとうにありがとうございました。またリンクしてくださった方にも、心からお礼申し上げます。 以下、少し駄文を書きます。 ブログには「パーマリンク」という基的な考え方があり、すべての発言や記事は半永久的に固定されたURLによって公開され、未来におけるアクセス権(閲覧可能性)を担保するという、じつに素敵なコンセプトなのですが、一方で古い情報が永遠に残り続けてしまうという弊害も生んでいます。 ブログというものが「ストック」であるならば、そこに書かれた内容に対して、書き手であるブログ運営者は責任をもつべきで、自らの考え方が変われば内容を更新し、状況や情報が変われば現在にあわせて修正すべきです。 でも現実問題として、そこまでさかのぼって更新や修正をできるほうが稀で、結果とし

  • 寝言@時の最果て: 底冷えするユーロ危機

    2016年04月(1) 2015年08月(1) 2015年07月(1) 2015年03月(1) 2014年09月(1) 2014年07月(5) 2014年06月(1) 2014年04月(1) 2014年01月(3) 2013年12月(1) 2013年11月(1) 2013年10月(4) 2013年08月(3) 2013年07月(4) 2013年06月(1) 2013年05月(3) 2013年04月(3) 2013年03月(3) 2013年02月(7) 2013年01月(6) 2012年12月(9) 2012年11月(10) 2012年10月(8) 2012年09月(4) 2012年08月(4) 2012年07月(8) 2012年06月(8) 2012年05月(8) 2012年04月(6) 2012年03月(3) 2012年02月(4) 2012年01月(7) 2011年12月(17) 20

  • 寝言@時の最果て: ドービル協定の破壊力 ユーロ圏の憂鬱

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  • ユーロ不安、本質はドイツめぐる政治力学 アジア経済圏構想への貴重な教訓 | JBpress (ジェイビープレス)

    ギリシャ財政危機に端を発したユーロ不安だが、問題の質は大陸欧州の盟主として揺れ動くドイツ自身とそれを取り巻く世論、政治にある。ドイツが大陸欧州の覇権を目指し続けることが国内外で容認されていれば、これほど深刻な市場不安をもたらす事態にはならなかったように思う。 ギリシャ問題を簡単に整理してみよう。 まずは強いユーロを背景に、経済的な実力に不釣り合いな多額の海外向け国債発行で成長していたギリシャ経済が破綻した。他国との統一通貨であるため、通貨の減価による対外的な債務の調整ができず、ギリシャは急激な財政緊縮を迫られた。 この時点で欧州各国が実質的にギリシャを切り捨て、一時的に大変厳しい不況を強いることができれば問題は解決できたかもしれない。同国の経済規模は小さく、しかも負債の中心は国債、資産の中心は公的部門という単純な経済だからだ。 その処方箋としては明らかに、公的部門を削減した上で一時的に国

    ユーロ不安、本質はドイツめぐる政治力学 アジア経済圏構想への貴重な教訓 | JBpress (ジェイビープレス)