猫とロシア正教会が仲良く寄り添いあう姿を見たことがあるだろうか? キリスト教信者のとある団体が発売した2016年12ヵ月のカレンダーの写真を飾るのは、自分たちの猫とともにポーズを決める正教会の司祭たちだ。キリスト教芸術家協会アルトスにより出版された「司祭と猫」カレンダーは、ロシアにおける「正教会文化の今」を世界に伝えようとしている。 あのピレリ・カレンダーが、2016年版において、これまでの慣例であった挑戦的なヌード写真を脱却することで時代の変化を訴えているならば、「司祭と猫」の組み合わせは、一般的に聖人と象徴的事物を組み合わせるという、正教会のカレンダーたるべき伝統的な考えに対する挑戦だろう。これが瞬く間に脚光を浴びるのも無理はないことだ。 カレンダーに登場するのは、長いローブに身を包む、髭をたくわえた笑顔の司祭たちである。彼らが自宅のクッションつきソファや陽のあたる長椅子で、猫とくつろ
この風刺画に描かれているアンクル・サムは、手の上のふたつの選択肢を、気乗りしないフィリピン人たちに示している。ひとつは兵士、もうひとつは「教師」、どちらを選ぶのも彼ら次第だと語りかける。1901年、Keppler, Udo J 写真とキャプションはアメリカ議会図書館より(訳注)アンクル・サム(U.S)はアメリカ合衆国を擬人化した架空の人物 1899年に、アメリカがフィリピンに侵攻したとき、それまでスペインの植民地であったフィリピンに近代文明と民主主義を導入することが使命とされた。アメリカ国民にこの戦争の必要性を納得させるためだろうか、メディア上では、フィリピン人は自治について教育すべき野蛮人だと描かれていた。このようなフィリピン人に対する人種差別的な表現は、1890年代後半から1900年代初めの新聞や雑誌の風刺画に現れている。 この10年ほどの間、フィリピン系アメリカ人の研究者たちは、これ
世界四大宗教の一つに数えられるキリスト教だが、日本人の信者はきわめて少ない。平均的な日本人にとって、キリスト教との関わりは教会で結婚式を開くときぐらいだ。だからこそ、純粋な信仰心が生まれることもある。ある人は匿名でキリスト教への信仰心を告白している。 「周囲の人はうまく出来てるのにどうして自分はできないのか」という劣等感があって、周囲の人に冷たくされる度に怒りと悔しさで泣きたくなって、なんで自分だけという気持ちだった。 よく言われるように、世界を変えるには自分が変わるしかない。 そこでひらめいてしまった。神様的なものが愛してくれると思えばもしかしていいんじゃないか?と。 こんな自分でも神様は愛してくれる、神様は認めてくれる。これが結構いい感じにはまって、気持ちは楽になるし心も落ち着いた。 正直なところ神様が居るとは思ってないし信じているとは言いがたい。 でもとりあえずそこに居るという事にし
この投稿はSyria Untoldで以前掲載されたものである。 ホムスバーガー、包囲デザート、ねばっこピザ…ホムスの人々は最近の食事を指してこんなふうに言っている。政府による包囲攻撃は24か月に及び、住民達は見つけたものは何でも食べるという状況に置かれている。ホムスの人たちの創造力と陽気さは、誰もが認める特性である。彼らは、道端に自生している草から亀や鳥、昆虫に至るまでを食材に取り入れて、その特性にさらに磨きをかけている。 包囲攻撃中の食事 2014年4月、Facebook上に「包囲期間中の食事」というタイトルのページが作られた。住民を兵量攻めで服従させようとする政治体制への対処法を討論するための場所だ。包囲された地域では、昔からシリア人の台所にあった小麦粉、米、小麦、その他最低限の生活必需品が、何百、何千もの人々の手に渡らなくなっていた。包囲戦を見越してそれらの食料を蓄えていた住民もいた
マレー語版の漫画本「ウルトラマン」がマレーシア内務省により発禁処分を受けた。 理由はアッラーという言葉が使われていたため。ウルトラマンは日本の漫画に登場する人気ヒーローである。 「ウルトラマン―ザ・ウルトラパワー」というタイトルの漫画本では登場するあるキャラクターを「すべてのウルトラヒーローたちの中の最年長者、もしくは『神様』とみなされ、尊敬されている。」と描いていた。ここで神様という言葉は「アッラー」(訳注:イスラム教の唯一神)と翻訳されていた。漫画本を発禁にした政府当局はこう述べた。「子供たちがアッラーという言葉を目にすると混乱する可能性がある」。 マレーシアは国民の過半数をイスラム教徒が占める。イスラム教徒以外のものが神について語るのにアッラーという言葉を用いることを禁止する命令をめぐって現在論争が起こっている。この問題は今、最高裁判所で係争中である。 寄せられたコメントの大半は発禁
クリミアの分離主義政府から指名された、新任の検事総長ナターリア・ポクロンスカヤ氏が、ロシアのインターネット民の心をとらえている。そして驚くべきことに、日本でもだ。3月11日に行われた彼女の就任記者会見の動画がYouTube上で100万回以上視聴された。ひょっとしたらこれは、深刻な彼女の仕事場とは対照的な若い見た目の組み合わせのせいかもしれない(事実彼女は33歳である)。 若々しくも厳格なポクロンスカヤのマイクに囲まれ会見で話している様子は日本とロシアのファンアート(訳注:二次創作)の作者たちにインスピレーションを与えた。ほとんどの絵は日本のマンガ風に描かれており、不気味なほど過剰にポクロンスカヤの外見の「かわいらしさ」が強調されている。 日本のマンガアーティストが集まる Pixiv [jp]に初めて登場した後、その絵はロシアのインターネット上のフォーラムやPikabu.ru [ru]のよう
「火星はサウジアラビア人が立ち入ってはいけない場所である」と宗教学者のShaikh Ali Al Hekmiは主張する。写真提供:NASAマーシャル宇宙飛行センター(CC BY-NC-ND 2.0) 火星旅行はハラーム(禁止事項)、つまり罪に値するとご存知だろうか。サウジアラビアの宗教学者Shaikh Ali Al Hekmiがアル・ハヤト紙に語ったところによると、火星へ行くことは人類にとって禁止事項に該当するそうだ。命を粗末にすべきではないということらしい。 このファトワ(宗教令)は、火星への片道旅行を企画しているとするプロジェクト「Mars One」の発表を受けて出されたものだ。同プロジェクトは火星に人類最初の入植地を作ることをミッションにしている。アル・ハヤト紙によると、この旅行(生涯の旅となる)に応募したサウジアラビア人477名のうちの6名がこのミッションに合格したという。 ツイッ
[特別に断りのないリンク先は英語[en]のページです] 慈善団体のIssarachon Foundationの報告によると、タイではホームレスの外国人が急増している 。この慈善団体は国内に200人におよぶホームレスの外国人がいると推定した。 パタヤではマクドナルドの前でホームレスの外国人が食べ物を求めてゴミをあさり、レストランの前にたむろして客の人々に金銭をねだる光景を目にする、とIssarachon FoundationのNatee Saravariは述べた。 タイ在住の外国人であるポール・ガリガンは、タイで最終的にホームレスになってしまう外国人がいることについて、考えられる理由を以下のように述べた。 僕より先にタイに来た他の外国人と同じく、自分の抱えている問題は自分の環境のせいで、タイみたいな異国の地に住んだら、自分を取り戻せるんじゃないかと誤解していた。でもそうじゃなかった。僕の人生
インドのケーララ州では最近、太陽光エネルギー政策が起草された。その政策は個人用の太陽光設備に焦点をあてたものであり、エネルギーの不足する地域に朗報をもたらすと思われた。 しかし長くはないうちに、芽を出しかけていたケーララ州の太陽光エネルギー市場は、台無しにされることになった。政府官僚が関与する広範に及ぶ詐欺事件として論争になったのである。 2013年6月初旬、チェンガナおよびヴァタパラ村出身のSaritha S Nairと彼女のボーイフレンドであるBiju Radhakrishnanは逮捕された。報道によると、彼女とボーイフレンドはインドのあちこちで太陽光発電や風力発電に投資することを人々に約束し、それらの人々から数百万ルピーを稼いだという。二人の語り口はこうであった。太陽光と風力はエネルギーを生み出しエネルギー不足に苦しむタミルナードゥ州に売られる。そしてただちに利益になる。 報道による
「グレートファイヤーウォールの父」と称される、情報セキュリティのエキスパート、方浜興(ファン・ビンシン)が北京郵電大学の学長を辞任した。 大学での学位授与のスピーチ中になされた、辞任という突然の決定は、オンライン上に騒動に火を付け、中国のインターネット事情に詳しい人々を怒らせた。 多数の大学卒業生への演説中に、方氏は仕事の重い負担により自らの健康を損なったという理由で大学学長という職を辞することに決めたと言った。 「深刻な病気のせいでもはや夜遅くまで起きていることができなくなっている。私は以前のような調査と監督をする、二重の責任は引き受けられなかった」と告白した。 52歳の方浜興は、世界で最も精巧なインターネット検閲システムの一つを統括してきた。そのシステムとは中国政府が不適切と見なすオンラインコンテンツをブロックするための、グレートファイヤーウォールと呼ばれるものだ。そこでの「不適切なも
内モンゴル自治区の北西に位置するフルンボイル草原は、広大な草原、森、川、湖といった美しい景観の草原で、モンゴル人の羊飼いが牛や羊を追い立てる姿が見られる。この草原は有名な観光地でもある。しかし、地表近くで石炭の採掘が行われた結果、草原の浸食が急速に進んでいる。 消えゆくフルンボイル草原 2012年9月12日、上海を拠点とするミニブログ執筆者のBaoyi氏は、多くの写真をWeibo(中国版ツイッター)に投稿し[zh]、注意を向けるよう強く促した。 多次被删,请速转||呼伦贝尔草原是世界上著名的三大草原之一,生长着碱草、针茅、苜蓿、冰草等120多种营养丰富的牧草,素有“牧草王国”之称。这里也是夏季游客们最喜欢去的地方,蓝天白云,绿草如茵。策马奔腾的牧民,这种广袤又洒脱的意境是呼伦贝尔所独有的。正在建设的煤炭基地改变了这一切。 この投稿は何度も削除されてしまっているため、速やかに転送し拡散してい
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く