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ブックマーク / yaneurao.hatenadiary.com (16)

  • ミクさんは本当にエコシステムを形成するのか? - やねうらおブログ(移転しました)

    初音ミクほど、世間の関心が強ければ、そこに関わる人の数も膨大だ。 例えば、YouTubeで人気のボカロ曲を再生したとしよう。「いい曲だ」と思ったので、そのピアノ譜を入手しようと考えた。これは、比較的たやすい。ボカロ楽譜のみを整理して紹介しているサイトは多数あるし、その曲をピアノ用にアレンジしている人も何人かいるのが普通であるから、(誰が採譜したものでも良ければ)楽譜を入手したり、他の人のアレンジを見て勉強したりすることも出来るかも知れない。 美術手帖 2013年 06月号 作者: 美術手帖編集部出版社/メーカー: 美術出版社発売日: 2013/05/17メディア: 雑誌この商品を含むブログ (9件) を見る なんてことを、今月号の美術手帖を見ながら思ったのだが、とりわけ音楽に関してはそう単純な話でもないような気がする。 話を進める前に、今月号の美術手帖だが、100ページ以上、初音ミクの特集

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  • 2周目のビジネス twitter代わりにブログを使う実験7 - やねうらお−よっちゃんイカを食べながら、息子語録を書き綴る

    成長する会社というのは最初、数名から始めたとしても、徐々に取引先を増やし、社員を増やし、対外的な信頼を獲得しながら売上を伸ばしていき、そして最終的には数百人になり株式上場する。 それはひとつのゴールであり、そのゴールまでやり遂げた創業メンバー(および創業メンバーに近いメンバー)は自社株を換金し、それを資に再度小さな会社をつくることがある。 私はこれを「2周目」と呼ぶ。 テイルズ オブ シリーズの2周目のように、彼らはシナリオの流れはわかっている。こういう展開になるんだなと言う大筋は知っている。スキルも一通り知っている。しかし一周目より縛りがあり条件的に厳しかったり、敵が強くなって再登場したりする。 いま私はそんな「2周目」のビジネスマンたちと仕事をしている。 彼らと仕事をするといかに自分にビジネスセンスがなかったのかというのが身にしみてわかる。 私は自分を全くの無能だとは思わないが、しか

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  • ギルド戦の夏 - やねうらおブログ(移転しました)

    夏と言えば何と言ってもギルド戦である。夏になると学生が休みであるせいかオンラインゲームの人口が増える。ギルド対ギルドの戦い、いわゆるGvも盛んになる。 私のとあるゲームでの印象深いギルド戦もとある夏のことだった。 そもそも私はそのときまでギルド戦にはうんざりしていた。というのも人数制限のないギルド戦だと数の暴力が横行しており、数(ギルドの人数)が多ければ多いほど圧倒的に有利になるからだ。 そういう状況では、ギルド戦は単に人数をいかに集めるかという戦いになり、それはゲームとしての戦略とはかけ離れたものとなる。有象無象の者たちをいかに数多く集めるかというゲームに成り下がってしまう。 もちろんそれはそれで楽しい部分もあるのだが、ギルドメンバーの大半が小中学生だと「おかんがお風呂入れって言ってるから」だとか「ゲームは1日1時間って言われてるので」だとかで、決められたギルド戦の時間にログインすること

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  • ゲーム性が皆無なソーシャルゲームなんか存在しません! - やねうらおブログ(移転しました)

    ゲーム性が皆無なソーシャルゲームなんか存在しません!」 すみません、出オチでした。 このブログにアップするために「ソーシャルゲームは情弱を騙して稼ぐアコギな商売だ」という前提ありきでかなりの長文記事を書いてみたのだが、読み返してみると面白くもおかしくもならなかった。ただのゲームのシステムの詳説というか…ただのガーディアンクルス(スクエニのソーシャルゲーム)の攻略記事になってしまっていた。 ここに至り、どうも前提自体が間違っていることを認めざるを得ない。 まず私は大前提として「ソーシャルゲームゲーム性など皆無のゲームである」と思っていた。ゲーム性が皆無のゲームで情弱を騙して稼いでいるのだと思っていた。ガーディアンクルスもシステムを理解した段階では「ああ、天下のスクエニもこんなゲーム性皆無のゲームを作って情弱を騙してやがるんだな」と思った。しかしその認識は間違いだとやがて気づいた。 ガーデ

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  • 情弱がHDDを増設する話 - やねうらおブログ(移転しました)

    私には、いまどきインターネットすら出来ない友だちがいて、何かあると彼の携帯から「助けて」メールが送られてくる。 「いまバードディスクを買い増すためにショップに来てるんですけど」 なんやねん、“バード”ディスクって!鳥か!(`ω´) 「内臓のバードと外付けのバードとだと内臓のやつが速いんですよね?」 内“臓”ってなんやねん!臓器か!お前が欲しいのは、鳥の臓器か!(`ω´) 「内臓のほうが安いっすね。内臓のバードはSATAでつなぐんですか?」 そうじゃよ。 「いまバードディスク、前より高くないっすか?」 タイの洪水の影響でな。いま増設すると金かかるよ。 「地獄のSATAも金次第ってことですね」 誰がうまいこと言えと… 「バードディスク4台ぐらい増設したいんですけど、PCケースに収まりませんよね」 そういうときは、外付けにするか、ケース買い換えるか…。 「ケースbuyケースってことっすね」 ・・

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    jingi469
    jingi469 2012/03/08
    綺麗にオチがついた。
  • クローズアップ現代で初音ミク特集 - やねうらおブログ(移転しました)

    クローズアップ現代で「初音ミク特集」をやるらしく、番組のディレクター自らが捨て身で番宣をしている動画がYouTubeにアップされている。 2月28日(火)放送!「クローズアップ現代で初音ミク特集」 ところで、私も高校のとき(20数年前)に某社からとある麻雀ゲームPCに移植できないかと言われて、それを検討するために音声合成のプログラムを書いたことがある。 当時、音声合成と言えばCSM音声合成(CSM = Composite Sinusoidal Modeling : 複合正弦波モデル)が主流だったと思う。当時ゲームアーツで働いていた三橋正邦氏が開発したCSM音声合成システムが特に有名だ。『シルフィード』(1986年)にはじまり、『ぎゅわんぶらあ自己中心派』(1987年)、『ゼリアード』(1987年)・『ヴェイグス』(1988年)といったゲームで採用されていた。*1 CSM音声合成自体は結構

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  • ペンゴを巡る冒険 - やねうらおブログ(移転しました)

    いわゆるソーシャルゲームでは、あるプレイヤーがチームプレイに有利になる課金アイテムを購入すると、無課金のプレイヤーたちがその課金したプレイヤーを頼り、蟻のごとく群がってくる。課金したプレイヤーにとってはそのことが快楽であり承認欲求を満たせるという仕組みだ。 「この現象、何十年も前に見たことがある!」と思って、記憶を探っていたら、たぶん『ペンゴ』に端を発するのではないかと気づいた。以下にそのエピソードを書く。 私がちょうど小学校の高学年になったころに『ペンゴ』(1982年/セガ)というテレビゲームが流行った。 医者のドラ息子であったN君は、このゲームが大のお気に入りで、このゲームをやりに行くためだけに隣町のゲーセンにまでボク達を連れて出向いた。何故ボク達を連れていくかと言うと、N君はそのゲーセンでときどきカツアゲに遭うらしく、ボク達を連れて行くのはその護衛のためらしかった。 当時、私は一ヶ月

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  • リアル子供店長 - やねうらおブログ(移転しました)

    もうかれこれ20年以上昔の話になるが、私が中学生のときに同級生がマクドナルドでアルバイトをしていた。 15歳以上でないとマクドナルドではアルバイトできない決まりになっているらしく、彼は年齢をごまかして面接に臨んだ。彼は身長も低く、すこぶる童顔で、中学一年なのに小学三年ぐらいにしか見えず、声変わりはもちろんしていない。(ちなみに彼が声変わりしだしたのは成人式のあとだった) よくそんなので採用されてなぁと思うが、少し郊外だったのでアルバイトの志願者が彼しかいなかったらしく、採用担当者が目をつぶったのではないかと私は思う。 ちなみに彼は学校の文化祭にてクラスで演劇をやることになったときに、お姫様役に選ばれたことがある。あまりに女装が似合っていたので、男子生徒が何人も彼のスカートを面白がってめくって、とうとう彼を泣かせてしまったのはほろ苦い思い出だ。 私は彼がお姫様の格好をしているときにお姫様抱っ

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  • 国内初の商用アンチウイルスソフトのこと - やねうらおブログ(移転しました)

    なんかそろそろ忘年会のシーズンですが、皆さん、いかがお過ごしでしょうか。 そう言えば、去年、私が出席した忘年会には、国内初の商用アンチウイルスソフトの作者が来ていました。 初のと言われても、 「そもそも国産のアンチウイルスソフトなんてあったの?」 という人がほとんどだろう。 ウイルスバスターにしても、日用にカスタマイズされてはいるが中身は海外のものをローカライズしただけだ。いや、最近では純国産のものもいくつかあるにはあるのだが、商品名を知っている人のほうが少数派だろう。 まして、「国内初の」なんて言うと誰も知らないだろう。いくらグーグル先生に聞いてもまず出てこない。 もちろん、Wikipediaにも載っていない。 こういうインターネットが普及する以前の歴史というのは、有史以前にも似て、なかなかインターネットには情報が無かったりするのが実状だ。 だからみんなが知らないのは無理からぬことだ。

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  • 家の近くにアダルドビデオの撮影所があるのだが - やねうらおブログ(移転しました)

    ちょっと聞いてくれ。どうもうちの近所にアダルドビデオの撮影所があるらしいのだ。深夜4時ごろ、近くの定屋(あえて名は秘す)に行くと、いつも撮影が終わって疲れきったスタッフたちが入店してくるのだ。 女優一名(毎回違う女の子)と、五人組の男たちだ。男のうち一人は監督なのか社長なのかは知らないがとても偉そうな口ぶりだ。残りの男どもは下っ端なのか、ともかく威勢が良くて、「ほっまっすか〜!!!」とかいちいち大きな声で相槌をうっている。 女優さんのほうは、バツが悪そうな感じだが、その下っ端共がなんとか場を盛り上げようといろんな質問をするわけだ。「彼氏とかいるんすか」に始まり「一番感じるところは?」だとか「ザーメ○ってどんな味っすか」だとかだ。 毎回決まって最後はその「ザーメ○ってどんな味っすか」という質問なのだ。なんなの、この卑猥質問コンボ。 私はいつもその話を聞きながらご飯をべていて、ああ、また始

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    jingi469
    jingi469 2011/12/17
  • PCのフリーウェアは死んだ。いや死んでいた。 - やねうらおブログ(移転しました)

    我が家にiPad(iPad2)が来てからと言うもの、いままでPCでやっていたことの大半はiPadでやるようになり、私はPCをほとんど起動すらしなくなった。 特に自炊したをコミックビュアーで読むときの快適さは、PCとは比べ物にならない。 例えば文字が潰れて読みにくいとしても、iPadならば指でピンチアウトするだけで拡大できる。これがPC用のコミックビュアーだと、メニューをクリックして、ルーペを選択して、マウスでそのルーペを拡大したい部分に移動させる必要がある。 そもそも、ルーペで一部だけを円形に拡大したいのではなくて、見にくい部分が画面の中心となるように全体的に拡大したいのにそのための操作が煩雑すぎる。 そういう意味ではマルチタッチって凄いんだなぁと改めて感心する。 また、iPad用のコミックビュアーは人気カテゴリーで売上も凄いらしく、それぞれのアプリが他とアプリとの差別化のためにしのぎを

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  • ペットは家族じゃなかったの? - やねうらおブログ(移転しました)

    今回の震災の10キロ圏内に住む知人が、避難所に避難する際にペットの犬を避難所に連れていけず、やむなく置き去りにした。 その知人の娘は彼に泣きついてこう言った。 「ハナ(犬の名前)は私たちの家族じゃなかったの?家族を見殺しにするの?」 その知人はこう言った。 「ハナは確かに我々の家族だ。だけど犬なんだ。犬と人間とでは命の重さは同じではないんだ。たとえそれが家族であったとしても、だ。」 娘はそんな説明には納得できなかったからこう尋ねた。 「命に重いとか軽いとかあるの?」 その知人は毅然とこう言った。 「ある。命に重いとか軽いとかは、あるんだ。ミミズだって、オケラだって、アメンボだって生きている。命を持っている。でも、その命は人間の命の重さとは等しくない。もし、ミミズの命と人間の命が交換可能で、そして人間の命がミミズほどに軽ければ、誰か人が死んでも誰も悲しまないだろう。ミミズと人間とは命の重さが

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  • 暁美ほむらの周辺 - やねうらおブログ(移転しました)

    【俺の】まどか☆マギカの全容【理解】 http://d.hatena.ne.jp/yaneurao/20110418 ↑で、ざっと魔法少女まどか☆マギカのあらすじを書いて、おおむね高評価だったのだけど、twitterでこんな意見をいただいた。 これは全くその通りで、最終話を見終わった直後は、暁美ほむらという存在が何であったのか、私のなかでも考えがまとまりきっていなかった。 私は10話を見た時点では、暁美ほむらはTAS動画のように何度もやりなおすことによって最適解に到達するのかと想像していた。*1 しかし11話、12話は全く予想外の結末だった。 暁美ほむらは、同じ時間を何度もやりなおした。それは、何度もやりなおすことで解を見つけるという旅ではなく、永遠の回帰のなかで自己を肯定できるかという試練だった。 ニーチェの永劫回帰思想になぞらえて言えば、彼女はニーチェが『ツァラトゥストラかく語りき』で

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  • 【俺の】まどか☆マギカの全容【理解】 - やねうらおブログ(移転しました)

    友達「ねぇ、まどか☆マギカってあるやん?あれって面白いの?」 私 「とても面白いよ。ネタバレにならないように、設定を少し変えてストーリーを説明したるわ。」 という経緯で↓の説明をした。アニメの内容を知っている人がこの説明を横で聞いていたらべているお茶漬けを吹き出したかも知れないが。 まずね、まどか☆マギカはネットワークビジネスの話なの。平たく言えばマルチ商法、まあねずみ講まがいの商売だね。アムウ●イでも想像するといい。 暁美ほむら(あけみほむら)ってのが、事情通なわけ。だからアムウ●イの怖さを知っているので、鹿目まどか(かなめまどか)に忠告する。 ほむら「鹿目まどか、あなたは自分の人生が尊いと思う?家族や自分の友達を大切にしてる?」 まどか「えっと…私は…。大切だよ。家族も友達のみんなも大好きでとっても大事な人たちだよ。」 ほむら「当に?」 まどか「当だよ。嘘なわけないよ。」 ほむら

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  • オンラインRPGのギルド戦という悪夢 - やねうらおブログ(移転しました)

    普通、オンラインRPG(MMORPG)にはギルド戦があってギルド対ギルドで戦う。 ゲームシステム上、人数制限のないギルド戦の場合、たくさんの人員を集めたほうが圧倒的に有利になる。 相手のギルドのプレイヤーを1対Nでタコ殴り状態に出来るからだ。 プレイヤー人口の多い人気ゲームだと100人規模の人手を集めなければ勝てない。 この人数を集めるのがまた大変だ。特に主戦力となるキャラクターレベルの高いプレイヤーは中高生に分布している。 彼らは人の言うことをあまり聞かない。会社なら給料もらってるわけだし、大学を卒業していれば大学教養程度の知識はあるだろうし、また社員は会社に属している以上、原則上司の言うことを聞くだろうけど、こいつらはそうじゃない。フリーダムの権化だ。おまけに小中学生なんかだと世間の常識が全く通用しない。 「そんな奴らは仲間にしなければいいだろ」と思われるかも知れないが、中高生のほうが

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  • 価格詐欺 - やねうらおブログ(移転しました)

    オンラインゲーム上で価格詐欺をよく目にする。たいていのオンラインゲーム(MMORPG)には、露店やオークションに指定した値段で自分のアイテムを販売する仕組みが備わっている。そこに通常の価格の9倍ぐらいの値段で出品するというのがよくある価格詐欺。 この9倍っていうのがミソで、1,000円のものを9,000円で売るわけだ。(実際はこの仮想通貨の単位はzenyだったりgoldだったりgranだったりするわけだけど) そうすると900円に空目したそそっかしいプレイヤーが、「相場より1割程度安いなぁ」と思って(急がないと売れてしまうと錯覚して)急いで買ってしまうわけだ。しっかり確認しないほうが悪いのだろうけど、なんかそういうのを見ると私はとてもやるせない気持ちになる。 それと言うのも遊戯王が大流行したとき(10年ほど昔)、私の知り合いがトレカ(トレーディングカード)のショップを経営していた。知り合い

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