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ブックマーク / realsound.jp (5)

  • プリンスがすべてだった 宇野維正による追悼文

    フェイバリット・アーティストが死んだ。ワン・オブ・フェイバリットではない。自分にとってプリンスは永遠の、これまでもこれからも自分の人生における最愛のアーティストだ。21日未明に海外からの第一報をネットで目にした時、最初は悪戯好きな彼による何か新しい仕掛けなのかと思った。昔、突然プリンスの名前を捨ててシンボルマークになってしまった時のように。それを「かつてプリンスとして知られたアーティスト」と読ませた時のように。そもそも、近年のプリンスは作品のリリースだって、ライブの告知だって、サプライズじゃなかったことなんてないのだ。冗談にしては、今回はちょっとタチが悪すぎるけれど……。しかし、精神的パニックに陥らないようにそれから半日以上すべての情報を絶って、そのあとから恐る恐る国内外のテレビやラジオに触れてみたところ、エンパイア・ステート・ビルが、ナイアガラの滝が、エッフェル塔が、グーグル社のロゴが、

    プリンスがすべてだった 宇野維正による追悼文
  • なぜギタリストはステージでチューニングをするのか 兵庫慎司が“積年の謎”に迫る

    ライブ中にステージ上でミュージシャンが行う、ギターやベースのチューニング。あれ、どんな意味があるのだろうか。 曲間でボーカルがMCをしている時に、チューニングをしているのはまだしも、客電が消えSEが流れ、ステージに登場してアンプ脇に立てられていたギターを手にし、いきなり1弦ずつチューニングを確かめ始めるギタリスト。みんながみんなそうではないが、けっこうな頻度で目撃する。その間、こっちは演奏スタートを待ってぼーっとSEを聴いていなきゃならないことになる。そもそもギターはきっちりチューニングが合った状態でそこに置かれているはずなわけで、あれ、意味あんの? 何年か前に、その筋のプロである知人ふたりにたずねてみたことがある。ひとりは元々楽器店で働いていて、レコード会社へ転職して以降一貫して制作畑で仕事をしてきたディレクター(仮にYとします)。もうひとりはさまざまなバンドを手がけてきて、今も日々大忙

    なぜギタリストはステージでチューニングをするのか 兵庫慎司が“積年の謎”に迫る
    junta1999
    junta1999 2015/09/14
    狂うの当たり前。たとえチューニングして合ってたとしても確認しなきゃ不安やし他のパートに迷惑掛ける。ピアノに睨まれるのはごめんやわ(笑)
  • 冨田ラボが語る、録音芸術の価値「スタジオでの録音は途轍もなくおもしろい」

    MISIAの最大のヒット曲である「Everything」や、中島美嘉のデビューシングル「STARS」ほか、キリンジ、bird、羊毛とおはな、坂真綾、椎名林檎、木村カエラなど、数多くのミュージシャンの楽曲を手がけた音楽プロデューサー・冨田恵一氏(冨田ラボ)が、ドナルド・フェイゲンが1982年にリリースしたソロ・アルバム『ナイトフライ』を軸に、20世紀の録音芸術がどのような技術と工夫のもとに作られたのかを解説した書籍『ナイトフライ 録音芸術の作法と鑑賞法』を、7月18日に上梓した。「ポップ・マエストロ」「音の匠」とも称される同氏は、自身初の音楽書の題材としてなぜ『ナイトフライ』を選んだのか。そしてそこから見えてくる録音芸術の豊かさとはどのようなものか。執筆の動機からそのスタンス、そして現在の音楽シーンにおける録音物の価値についてまで、幅広く話してもらった。聞き手は、音楽ジャーナリストの宇野維

    冨田ラボが語る、録音芸術の価値「スタジオでの録音は途轍もなくおもしろい」
  • メタリカから英BBCまで…ピアニスト上原ひろみに世界のアーティストとメディアが賛辞を送る理由

    ピアニストの上原ひろみが5月21日におよそ2年ぶりとなる待望のアルバム『ALIVE』をリリースする。『VOICE』『MOVE』に続きベースにアンソニー・ジャクソン、ドラムにサイモン・フィリップスというジャズ界の大御所を招いた「ザ・トリオ・プロジェクト」の最新作にあたる作は「生きる」という人生をテーマにした作品に仕上がっているという。 静岡県浜松市のいわゆる「音楽一家」ではない普通の家庭に生まれた上原ひろみ。たまたま始めた習い事のひとつにピアノがあり、6歳から近所の先生からピアノを、また近所のヤマハ音楽教室では歌と作曲を学んだ。当時からハノン(指の動きを覚える練習)は退屈で、ジャズのようにスイングして弾くのが楽しかったという。ピアノの先生の影響からオスカー・ピーターソンやエロル・ガーナーなどのジャズピアノを聴くようになり、小学生の頃の夢は大好きなピアノを毎日弾くことができるピアニスト。その

    メタリカから英BBCまで…ピアニスト上原ひろみに世界のアーティストとメディアが賛辞を送る理由
  • ダフト・パンクのグラミー賞パフォーマンスは、なぜ“歴史的事件”だったのか

    今年のグラミー賞で、なんといっても最大の話題を集めたのはダフト・パンクだろう。もちろん主要2部門含む5部門制覇という受賞結果も快挙だが、音楽ファンにとってその何倍ものインパクトと感動を与えてくれたのが、当日の彼らのライブパフォーマンスだった。そもそも、ダフト・パンクがテレビに出演するのはこれが6年ぶり(2008年、同じくグラミー賞でカニエ・ウェストのパフォーマンス中にサプライズ出演して以来)。ライブ自体も、4年前に盟友フェニックスのニューヨークでのライブにサプライズ出演したのが最後。昨年も、『ランダム・アクセス・メモリーズ』リリース直前に開催されたアメリカのコーチェラフェスティバルや、何故かオーストラリアの田舎町で行われた世界最速リスニングパーティーに姿を現すのではないかという噂が世界中で飛び交ったが、結局現れることはなかった(なのに、同時期に開催されていたF1のモナコ・グランプリのピット

    ダフト・パンクのグラミー賞パフォーマンスは、なぜ“歴史的事件”だったのか
    junta1999
    junta1999 2014/01/30
    オマーじゃないとあんな太鼓叩けない
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