フィルムカメラ撮影にせよ、デジタルカメラ撮影にせよ、映画の画はさまざまな要素でトーンが作られています。 しかし今やテレビ番組や家庭用ホームビデオですら、解像度(4Kなど)やコマ数(秒間24コマの設定が可能)の点で、映画撮影用のカメラと近くなってきています。 では、何の差で画のトーンが違ってくるのでしょうか。今回は画のトーンについて解説してみたいと思います。 レンズとフィルム(撮像素子) たいていの映画で使うカメラのレンズはもちろん交換可能です。その中でもシネマ用のレンズは大きなスクリーンで映写することを前提にしているのでレンズ自体の解像度・キレが圧倒的に違います。 また撮影監督はどのカメラをどのレンズと組み合わせるとどういう質感の画になるのかを、映画ごとにテストし、決めるのです。レンズは光学的な製品なので個体差もあり、一本一本検証して準備します。 出典 : http://leicarumo
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