Efficient Container Image Updating in Low-bandwidth Networks with Delta Encoding
本記事ではDockerにおける秘密情報を (I) コンテナを起動する際に使用する秘密情報 と (II) イメージをビルドする際に必要となる秘密情報 に分類して考え、特に後者を安全に取り扱うための方法について整理します。 コンテナ起動時の秘密情報とイメージビルド時の秘密情報 (I) コンテナを起動する際に使用する秘密情報としては、例えば mysql イメージ の環境変数 MYSQL_ROOT_PASSWORD があります。コンテナの起動時にこの環境変数を与えると MySQL の root ユーザーのパスワードがその値になるというものです。 あるいは、例えば Laravel などのWebアプリケーションで、バックエンドDBへの接続情報を含んだ設定ファイルを Docker ホスト側に用意しておき、コンテナ起動時にその設定ファイルをマウントするというようなケースも考えられます。 いずれにしても、こ
Node.js Docker baseイメージには alpine < distroless < ubuntu+slim 構成がよさそう はじめに この記事は、DockerCon 2022 で発表された Bret Fisher の "Node.js Rocks in Docker, DockerCon 2022 Edition" を参考にしています。 base イメージの選択肢に関する話は、動画の前半一部分だけですが、他にも Node.js で Dockerfile を書く時のベストプラクティスが数多くまとまっているので、是非チェックしてみてください。 node:alpine イメージを使わない base イメージサイズを小さく保ちたい、という点で気軽に利用される事が多い alpine イメージですが、Official の README には下記の記載があります。 This variant
こんにちは。 株式会社ラクスで先行技術検証をしたり、ビジネス部門向けに技術情報を提供する取り組みを行っている「技術推進課」という部署に所属している鈴木(@moomooya)です。 ラクスの開発部ではこれまで社内で利用していなかった技術要素を自社の開発に適合するか検証し、ビジネス要求に対して迅速に応えられるようにそなえる 「技術推進プロジェクト」というプロジェクトがあります。 このプロジェクトで「WEBアプリケーションのDockerコンテナ移行」にまつわる検証を行なったので、その報告を共有しようかと思います。 今回はコンテナ化そのものの話よりも、コンテナ化する際の環境や、対象のアプリケーション設計についてなど、周辺の話が多いです。 ちなみに中間報告時点で公開した記事はこちらになります。 tech-blog.rakus.co.jp 本検証での構成環境 既存のアプリケーション実行環境 アプリケー
September 14, 2022: Check out our new and improved cheat sheet for containerizing Node.js web applications with Docker! Are you looking for best practices on how to build Node.js Docker images for your web applications? Then you’ve come to the right place! The following article provides production-grade guidelines for building optimized and secure Node.js Docker images. You’ll find it helpful rega
こんにちは。 株式会社ラクスで先行技術検証をしたり、ビジネス部門向けに技術情報を提供する取り組みを行っている「技術推進課」という部署に所属している鈴木(@moomooya)です。 ラクスの開発部ではこれまで社内で利用していなかった技術要素を自社の開発に適合するか検証し、ビジネス要求に対して迅速に応えられるようにそなえる 「技術推進プロジェクト」というプロジェクトがあります。 このプロジェクトで「WEBアプリケーションのDockerコンテナ移行」にまつわる検証を進めているので、その中間報告を共有しようかと思います。 本検証での想定環境 CIに不必要な部分は後回し 既存アプリでコンテナ化の障害になった部分 OSコマンドを利用している ミドルウェアとの密結合 オンライン系とバッチ系の密結合 ひとまず目指す状態 プロセス相乗りの影響 ログが複数出力される まとめ 続きの記事も書きました。 tech
https://speakerdeck.com/ktock/dockerkaracontainerdhefalseyi-xing背景: Kubernetes 1.24は組み込み機能としてのDocker対応を打ち切る2014年に公開された初期のKubernetesはDockerにのみ対応していましたが、2016年のKubernetes 1.5では Container Runtime Interface (CRI) と呼ばれる共通インターフェースが導入され、 CRIに対応した任意のランタイムが利用可能になりました。以来、様々なランタイムが開発されてきましたが、2022年現在では containerd と CRI-O の 2つが主流です。 CRIが導入されてからも、Kubernetesに組み込まれているDocker対応機能(dockershim)が広く使われていましたが、2022年4月リリース予
------------------------------------------------------ 2024 年 1 月更新 本書がきっかけで「なんとか Docker を使えるようになりたい」というプログラマの方向けの入門書を秀和システム様から出版させていただけることになりました 開発系エンジニアのためのDocker絵とき入門 https://www.amazon.co.jp/dp/4798071501 紙書籍と電子書籍、どちらもございます この書籍と執筆経験は、みなさまからの驚くほどの高評価があればこそ得られた機会でした いつも本当にありがとうございます 書籍化に際しまして、この場で次のとおり説明させていただきます 1️⃣ 本書 ( Zenn ) は有料化しません 2️⃣ 本書 ( Zenn ) は今後更新しません 3️⃣ 本書 ( Zenn ) と出版される絵とき入門の違い
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