先日、男友達・A(仮名)と食事に行ってきました。彼はゲイで、現在LGBTQ+に理解ある職場で働いているのですが、かつては苦労の多い時期も…。当時、彼の話をよく聞いていたのだけれど、今回久方ぶりとなるディナーへのお誘いということで、「何かあったのかもな〜」と予感しつつ待ち合わせ場所へ向かいました。 美味しいタイ料理を食べながら、近況報告やら雑談やらをしていた最中、ふいに彼が言います。 「前から感じてはいたけどさ、◯◯(←私の名前)ってやっぱ“無自覚のAlly”だよね」 簡単に説明しますと、Ally=アライというのは、LGBTQ+の当事者たちに共感し、寄り添いたいと考え、支援する人のことを指します。語源は英語のally(同盟、協力者、味方…等の意)。私はアライを自称したことはありませんが、彼らへの偏見もなく、「実はLGBTQ+なんだ」と打ち明けられても「へーそうなの一」くらいの薄いリアクション