人気作家を数多く輩出してきた芥川賞と直木賞が、ことしで150回の節目を迎えたことを記念して「芥川賞&直木賞フェスティバル」が東京・丸の内で開かれ、綿矢りささんや道尾秀介さん、宮部みゆきさんなど歴代の受賞作家たちが文学論や創作手法などを巡って議論を繰り広げました。 人気作家が一堂に イベントは芥川賞や直木賞の受賞作家17人が2日間にわたってトークショーなどを行うもので、初日は綿矢りささんと道尾秀介さんという、若手を代表する人気作家が対談しました。 平成16年に史上最年少の19歳で芥川賞を受賞した綿矢さんは、作家のイメージと現実との違いについて、「太宰治が好きだったので作家というものは障子が破れた部屋で叫んだりという破綻したイメージがあったけれど、実際にはみんなもっとスマートだと分かりました」と笑いを誘いました。 また創作の難しさについて小説の登場人物の描写を引き合いに出して、「作者の都合に合
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