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家族と小説に関するkaerudayoのブックマーク (3)

  • 『永遠の0』の何が問題なのか?

    先月に一時帰国した際、評判の映画『永遠の0』を観ました。また、小説も評判であるというのでこちらも読みました。どちらもプロの仕事であると思います。技術的に言えば、ストーリー・テリング(物語の展開)だけでなく、セッティングやキャラクターの造形、そして何よりも時空を超えた大勢のキャラクターが、物語の進行とともに「変化していく」効果が見事です。 キャラクターの「変化」というのは、「成長」したり「相互に和解」したり、あるいはキャラクターに「秘められていた謎」が明かされたりしてゆくという意味です。そうした効果を、時空を超えた複数のキャラクターを使って、しかも2000年代と第二次大戦期という2つの時間軸の中で実現している、そのテクニカルな達成はハイレベルだと思います。 更に言えば、老若男女の広範な層にまたがる読者あるいは観客は、多くのキャラクターの中から自分の感情を投影する対象を見出すことができるように

    『永遠の0』の何が問題なのか?
    kaerudayo
    kaerudayo 2014/02/23
    「戦没者の犠牲には畏敬を払いつつ戦争の全体や個々の誤った作戦への批判は続けなくてはならないのです。こうしたジレンマを戦後に生きる我々は背負わなくてはならない/背負うという態度からこの映画は逃げている」
  • <訃報>連城三紀彦さん65歳=作家 「戻り川心中」など (毎日新聞) - Yahoo!ニュース

    「戻り川心中」「恋文」など叙情的な作品で人気を博した作家、連城三紀彦(れんじょう・みきひこ、名・加藤甚吾=かとう・じんご)さんが19日、亡くなった。65歳。葬儀は親族で営んだ。 名古屋市出身。1978年、「変調二人羽織」で探偵小説誌「幻影城」の新人賞を受賞しデビュー。美文調の文体でトリッキーな展開のミステリー短編を相次いで発表した。81年「戻り川心中」で日推理作家協会賞(短編部門)。その後、恋愛小説にも幅を広げ、84年「恋文」で直木賞を受賞。繊細な心理描写や叙情性が好まれ人気作家に。多くの作品がテレビドラマ、映画化された。他に「宵待草夜情」(吉川英治文学新人賞)「隠れ菊」(柴田錬三郎賞)「人間動物園」など。 実家が寺だったため、87年に得度。母親の介護などもあり、徐々に寡作になっていった。最新の単行は2008年刊のミステリー「造花の蜜」だった。胃がんを患い闘病生活を送っていた。

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