多くの映画やドラマで幅広い役柄を演じ、名脇役として活躍した俳優の神山繁さんが今月3日、肺炎のため亡くなりました。87歳でした。 映画やドラマにも数多く出演し、アメリカ映画「ブラックレイン」の刑事役や民放のテレビドラマ「ザ・ガードマン」の警備員役など、幅広い役柄をこなす名脇役として人気を集めました。 NHKでは平成21年に放送されたドラマ「白洲次郎」で、主人公の晩年を円熟味あふれる姿で演じたほか、大河ドラマ「天地人」や連続テレビ小説「マッサン」などに出演しました。平成24年には、北野武監督の映画「アウトレイジ ビヨンド」にヤクザの役で出演していました。 所属事務所によりますと、神山さんは去年の1月ごろから肺炎のため入院し、その後、京都府内の自宅で療養していましたが、今月3日に亡くなったということです。