アメリカのオバマ前大統領が12月28日、2018年のお気に入り曲、映画、書籍リストをFacebookで紹介した。「映画リスト」の中には、是枝裕和監督がメガホンを撮った日本映画「万引き家族」が選ばれた。
立教大学の池袋キャンパスに、「丸善キャンパスショップ立教大学池袋店」がある。運営するのは、丸善雄松堂。文化施設の建築・内装、図書館業務のアウトソーシングなども手がける大手書店だ。 昨年の秋から今年の春にかけて、この書店に10~20年勤めていたベテラン書店員がほとんど辞めてしまった。新たに入った新人も数カ月で辞めていった。大学の書店であるから、もっぱら講義で使われる教科書を売るのが、10年ほど前までの同店の姿だった。学生たちがやってくるのは、ほとんど4月と9月のみだった。 それではもったいないと考えた書店員たちが、文芸書や美術書を置き始めた。学生たちが「丸善で待ち合わせしよう」と言い交わすような場所にするのが、書店員たちの夢だった。売れ筋のものではなく、読んでほしいと勧めたい本を並べた。熱心な書店員は休日を使って本を紹介するフリーペーパーをつくった。これはそのまま、並べた本に立てるPOP広告
青山ブックセンター六本木店が6月25日をもって閉店することがわかった。 これは青山ブックセンターのオフィシャルサイトで発表されたもの。同店は、1980年に青山ブックセンターの1号店としてオープン。38年にわたって営業していた。 今後は東京・表参道の青山ブックセンター本店に統合され、ポイントカードも引き続き利用可能になるという。 六本木店閉店後は、青山ブックセンターの店舗は本店のみとなる。1980年の六本木店の開店を皮切りに、これまで広尾店、新宿店、自由が丘店、HMV渋谷店、丸ビル店、六本木ヒルズ店などを出店していたほか、福岡店、成田空港店など東京都外でも展開していたが、運営会社がたびたび変更となり、現在はブックオフコーポレーションが運営している。 青山ブックセンターのウェブサイトでは「青山ブックセンター六本木店 閉店のお知らせ」と題した記事を掲載。「この度、38年に渡りお引き立ていただきま
「ツタヤ図書館」計画をめぐる住民投票で、反対多数となった愛知県小牧市は20日、レンタル大手「ツタヤ」を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)との契約を解消し、計画をいったん白紙に戻すと発表した。 CCCと連携した図書館計画が各地で進む中、住民の反対による契約解消は全国で初めて。小牧市では4日の住民投票で反対が賛成を上回り、計画を推進してきた山下史守朗(しずお)市長が計画見直しを迫られていた。 市長は20日、朝日新聞の取材に「住民投票の結果を真摯(しんし)に受け止める決断をした限りは当然の結果だ。いったん立ち止まって検証するなら契約を続けることはできない」と話した。 市長は駅前活性化を念頭に、「単なる図書館でにぎわいの創出は難しい。民間活力導入で魅力ある施設を」とし、ツタヤ図書館計画を決定。CCCなどとアドバイザリー業務契約、名古屋の業者と基本設計業務契約を結び、来年度着工、2
5月に刊行された『エドノミクス 歴史と時代劇で今を知る』(扶桑社)は、経済学者の飯田泰之と時代劇研究家の春日太一が「江戸経済」と「時代劇」から今を読み解くヒントを照らし出す新しい歴史本。刊行記念として、あとがきにかえて行われた対談の模様を特別掲載! ふたりが本書で提案しようとしたものとは? 春日 飯田さんといちばん最初に出会ったのは、高校1年生の2学期の終わり頃でしょうか。 飯田 そうだね。それにしてもなんで、春日君が俺のグループに来たのかは今でも不思議。 春日 中高一貫の男子校で、僕だけ高校からの入学でしたからね。高校から入るのはそれなりに難しい学校なんですが、入学した段階でやる気をなくしていて、全然、勉強しなくなってしまった。「高校デビューしよう!」と決めていたので、バレー部やアメフト部にも行ってみたんですが、それも全然ダメで。 飯田 リア充、無理だったんだ(笑)。 春日 スポーツをや
ニュース 2014年06月08日 今年4月、静岡県伊東市の博物館『怪しい秘密基地 まぼろし博覧会』(以下、まぼろし博覧会)に伝説の電波系鬼畜ライター・村崎百郎氏の世界を再現した常設展示『村崎百郎館』がオープンした。『まぼろし博覧会』は広々とした敷地に秘宝館チックなトンデモ系展示や密林の中にたたずむ巨大な聖徳太子像、世界古代文明の遺跡や昭和の世界を再現した懐かしい展示などがあり、ほとんど気狂い沙汰ともいえる“ごった煮”感が魅力。都内からでも電車とバスで片道3時間ほどで日帰りも可能な場所に位置する怪しい珍スポットだ。このイカレた博物館は老舗出版社『データハウス』の鵜野義嗣社長が生みだしたもので、同社が運営する伊東の人気スポット『怪しい少年少女博物館』『伊豆高原ねこの博物館』の姉妹施設でもある。 伝説的ライターの村崎百郎氏は、93年に漫画家・根本敬氏(※)による「月刊漫画ガロ」(青林堂)のゴミ漁
ある方の開示請求によって、 武雄市図書館・歴史資料館の改修にあたって廃棄された蔵書・視聴覚資料の一覧[http://www.nantoka.com/~kei/TakeoReferences/%e4%bd%90%e8%b3%80%e7%9c%8c%e6%ad%a6%e9%9b%84%e5%b8%82%e3%81%ae%e5%95%8f%e9%a1%8c%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%a6%ef%bc%9atakeoproblem/%5b%e6%ad%a6%e9%9b%84%e5%b8%82%5d%20H26-02-28%20%e6%ad%a6%e5%b8%82%e6%95%99%e6%96%87%e7%94%9f%e7%ac%ac157%e5%8f%b7%20%e6%ad%a6%e9%9b%84%e5%b8%82%e5%9b%b3%e6%9b%b8%e9%
パクリだ!謝罪します!侵害ではない!←ファッ!? 女性の藝大生が一人で作った「昆虫交尾図鑑」。作者の長谷川さん登場!(Excite Bit コネタ) 虫好きの女子芸大生もいるんだなと思っていたら、昆虫の交尾はそもそも滅多に見られるものではないそうで、表紙の絵は虫好きの人が 虫ナビ における マレー産コーカサスオオカブトムシ飼育記 を参考にしたのではないかと、すぐにピンと来るものだったようです。 確かに、「昆虫交尾図鑑」の表紙は虫ナビにある写真そのままであり、参考というよりもほとんど模写と判断できる酷似具合です。写真を撮影した虫ナビ管理人はTwitterアカウントである Takuro Tsukiji (mushinavi) on Twitter にてかなり早い段階で言及し、出版元である飛鳥新社に問い合わせを行っていたようです。 一人で作ったって私の写真丸写しだわ?表紙でこれじゃあ全部パクリな
タブーすぎるトンデモ本の世界 作者: と学会出版社/メーカー: サイゾー発売日: 2013/08/09メディア: 単行本この商品を含むブログ (6件) を見る 内容紹介 天皇の霊言からキリスト教と浣腸、食品添加物やオスプレイ、人権啓発アニメや放射能デマ、在特会、君が代、サンカやフリーメイソン、慎太郎閣下の問題作まで、「豪華」なトンデモ世界を堪能ください! 第1章 皇室・神様・新宗教等にまつわるトンデモ本 第2章 右翼・左翼・任侠・人権問題等を扱ったトンデモ作品 第3章 医療と食を扱ったトンデモ本 第4章 政治・時事・差別問題を扱ったトンデモ本・映画 第5章 芸能界・文壇・オカルトのトンデモ本<コラム> ・皇室をめぐるトンデモ説 ・嫌韓レイシストたちの奇妙な世界 ・オススメのサンカ本 ・トンデモ放射能デマの世界 ・猟奇と佐藤春夫――昭和5年のタブー ・フリーメイソン・おススメ本50連発 久々
森瀬 繚@翻訳クラファン開催中(固定ポスト参照) @Molice 山本弘氏のブログを読み、仕事上経験してきた例についていくつか。クトゥルー神話、H・P・ラヴクラフト関連の文章を仕事で書いていると、どうしたってぶつかることになる壁のひとつです。 http://t.co/e47R4z6j5Z 2013-11-10 19:24:46 森瀬 繚@翻訳クラファン開催中(固定ポスト参照) @Molice 今さら説明するまでもなく、クトゥルー神話の物語には「盲目」「白痴」「ニッグ」「インディアン」など、現在は忌避されがちな言葉が大量に出てきます。 2013-11-10 19:26:23 森瀬 繚@翻訳クラファン開催中(固定ポスト参照) @Molice 『図解 クトゥルフ神話』(新紀元社)の時は、「クトゥルー神話ワールド内視点でのワールドガイド」というスタンスで制作しましたので、編集部との話し合いを経て、
タイトルはニッポンとラッセンで韻を踏んでみました(言わなくてもわかる)。 ラッセン論集『ラッセンとは何だったのか? - 消費とアートを越えた「先」』がいくつかのニュースサイトで取り上げられて急に話題になり出したと思っていたら、このタイミングでラッセン氏が今夏も来日して展覧会をやっているそうで、「ラッセン」でtwitter検索するとそれらのtweetが相俟ってなかなか”壮観”な眺めになっている。 多いのは「ラッセン展覧会行きたい」*1「ラッセン見にいかねば」「ラッセンいいよね大好き♡」といったファンの人々のtweetで、特に驚いたのがこれ。 @tocki06 行きたい( ゚Д゚ )美術の教科書ラッセンのとこばっか見てた♡会える?!Σ( ̄[] ̄;)!— れーか (@1122_rere) July 11, 2013 ラッセンが「美術の教科書」に?! マジですか!! ってラッセンほど有名なら日本の
ちょっとだけ面倒な話をしよう。こんなことを、こんなふうに書くのは、作家としての僕にとって、なんのメリットもない。けれど、SNSなどのツールが発達した現在に...ちょっとだけ面倒な話をしよう。こんなことを、こんなふうに書くのは、作家としての僕にとって、なんのメリットもない。けれど、SNSなどのツールが発達した現在において、ようやく可能になったことを、試してみたいとも思うのだ。さて、本題に行こう。 僕は書くのをやめるかもしれない。廃業するかもしれない。 本来、こういうのは担当してくれている編集さんにまず、伝えるべきことだ。彼女たちは(女性ばかりなのでこう書くけれど)僕に期待してくれてるし、とてもよくしてくれる。それは本当に、本当にありがたいことだ。ゆえに、自らの思いを最初に話すとしたら、彼女たちであるべきなのだろう。 ただ、告白というのは常に、とても勇気のいることなのだと思う。僕の場合、
遅くなりましたが、告知です。 すでにツイッターでお知らせしましたが、拙著「浅草芸人 〜エノケン、ロッパ、欽ちゃん、たけし、浅草演芸150年史〜」(マイナビ新書)が、大衆文学研究賞・大衆文化部門を受賞しました。 大衆文学研究賞は、正確には「尾崎秀樹記念・大衆文学研究賞(早乙女貢基金)」と呼ばれるもので、主催は大衆文学研究会です。 故・尾崎秀樹(おざきほつき、と読みます。念のため)先生は、僕が尊敬する文芸評論家の一人です。 戦後のある時期まで、文学畑の学者や評論家の多くは、大衆文学(娯楽小説)の存在を完全に無視していました。 尾崎先生の努力がなければ、今ほど大衆文学が発展し、評価されることもなかったでしょう。 その先生の名を冠する賞を頂けたのは、光栄すぎて鳥肌が立つほどです。 大衆文学研究会にはウェブサイトがないのですが、検索したら、個人サイトで過去の受賞作をリストアップされているページを見つ
目次今回の問題1分でわかる論争の要約だよ!論点1 現行の「個人情報」の解釈が遅れているか否か問題論点2 CCC(TSUTAYA )の管理する「IDに紐付いた貸出履歴が個人情報に該当するか」問題論点3 図書館の自由を守るべきか否か問題まとめ 今回の問題「図書館の貸出履歴をカルチュア・コンビニエンス・クラブに提供し、TカードのIDとヒモ付て管理することは、プライバシー上問題がないか」 とうことですねよ。これに関して、セキュリティの専門家、高木浩光さんと、武雄市長が論争を繰り広げています。 ただ、法律の専門用語が多かったりして難しいので、偏差値3でもわかるように、要約・解説してみました。 1分でわかる論争の要約だよ! お二人の議論を整理すると、 武雄市長「図書館の貸出履歴は、現行法の「個人情報」に該当しない。したがって、問題がない」 高木浩光氏「現行の「個人情報」の定義が遅れている。不備がある。
ザ・インタビューズ > 大蟻食だけど何かある? 村上春樹が海外で受けている理由とその他の日本の作家があまり受けない理由について考察していただけるでしょうか? 私が知ってるのは米仏の場合だが、考察なんかするまでもない。日本文学研究者・翻訳家・編集者のレベルが想像を絶するくらい低いからだ。以下は村上春樹が受容され始めた'95から'00くらいまでの状況。 まず文学偏差値が極めて低い。いい読解ができるとか出来ないとか以前。フランス人ならまずヴォルテールとかディドロとかについて教科書以上の話が出来ず、英語圏の奴ならフィールディングを読んだこともないどころかそもそも知らないなんてことはざら。南米の文学について話が出来ない、マジック・リアリズムを理解していない。モダニズムとは何かについて語ることが出来ない。おそらく常識程度の文芸理論さえ理解していない。これでは同時代の日本の作家が何をやっているかなぞ理
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