地域政党・大阪維新の会に所属する伏見隆・大阪府枚方市長(55)が、3選を果たした9月の市長選後に「祝勝会」の横断幕が掲げられた集会に出席した問題で、約70人の地元住民らが30日、この集会は公職選挙法が開催を禁じる当選祝賀会に当たるとして、同法違反の疑いで大阪府警枚方署に告発状を提出した。府警は受理して捜査するかどうか検討するとみられる。 伏見氏は9月15日、枚方市内の日本料理店で開かれた集会に出席。毎日新聞が入手した写真には「伏見たかし祝勝会」と書かれた横断幕のほか、伏見氏があいさつする姿が写っている。 公職選挙法は選挙後に有権者へのあいさつを目的とした当選祝賀会の開催を禁じている。 伏見氏は市議会などで道義的な責任を認めて謝罪する一方、「選対本部の解散式という認識で行き、投票へのお礼は述べていない」として違法性を否定している。 伏見氏は市を通じ、告発状の提出について「告発の事実確認ができ