アップルはホリデー商戦の書き入れ時にスマートウォッチの販売を継続するために、前例のない緊急対応を開始したと報じられている。 アップルは米国で現地時間12月18日、血中の酸素濃度を計測する機能を巡る特許紛争が原因で、Apple WatchのSeries 9とUltra 2の販売を今週から停止すると発表した。 血中酸素濃度の測定機能を巡っては、10月に米国際貿易委員会(ITC)が、アップルが医療機器メーカーのMasimo(マシモ)の特許を侵害しているとして輸入禁止命令を下しており、アップルは今週、これに応じるために販売を停止すると発表した。同社は、apple.comのオンラインストアで21日から、実店舗では24日から、この2機種の販売を中止する。 しかし、このニュースが報じられた直後に、アップルがこれらのモデルの販売継続を可能にするためのソフトウェアの修正に取り組んでいることが明らかになった。