仏パリ(Paris)の米国大使館前で、米カリフォルニア(California)州で施行されたフォアグラ禁止法を支持するデモを行う活動家ら(2012年7月12日撮影)。(c)AFP/MARION BERARD 【7月13日 AFP】仏パリ(Paris)の米国大使館前で12日、同国でフォアグラ用に飼育されるカモをフォアグラの生産・販売が禁止された米カリフォルニア(California)州に「亡命」させるよう求めるデモが行われた。 フォアグラは脂肪分が多い鳥の肝臓で、カモやガチョウに餌を強制的に食べさせて作る。フランス南西部の特産品で、高価だがクリスマスや新年などの祭事には欠かせない食材だ。 動物保護団体「L214」が行ったこのデモには、カモの着ぐるみを着たメンバーなど6人が集まり、カリフォルニア州で長年にわたる論争を経て今月1日に施行されたフォアグラ禁止法への支持を口々に叫んだ。 着ぐるみを着