タグ

レビューと俳句に関するkanimasterのブックマーク (10)

  • 戦うのは「ちはやふる」だけじゃない、俳句には甲子園があるのだ『ぼくらの17−ON!』 - エキサイトニュース

    もし仮にね、息子か娘が「俳句部に入ることにしたんだ」って言ったら、いいねとかやめなさいとかじゃなく、十中八九ぼくだったらこう言っちゃうと思うんだ。 「渋っ!」 渋いよ! なんでそう感じるのか分かんないけど……少なくとも「若々しい」印象はなかったですすいません。 そんな俳句部の青春を描いた漫画が『ぼくらの17−ON!』。 最近はほんと漫画になってない文化系部活ないんじゃないかと思うくらいですが、そもそも俳句部って何するの?って話ですよ。 ぼくは俳句については、ほとんど知りません。 5・7・5で、季語を入れて作る。そのくらいしか知らない。 これを部活にするってどうすんのと思いきや、俳句甲子園なる大会に出るんですね。 ……俳句甲子園て、なにするの? 主人公の久保田だって、俳句が元から好きなわけじゃなくて、渋い趣味だなあ、と思っていたんです。 うん、同じだねぼくと。 だけどそういう偏見が取り除かれ

    戦うのは「ちはやふる」だけじゃない、俳句には甲子園があるのだ『ぼくらの17−ON!』 - エキサイトニュース
    kanimaster
    kanimaster 2013/07/25
    たまごまごさんによるレビュー。
  • 宮本佳世乃句集「鳥飛ぶ仕組み」 | 本日も深雪晴

    「鳥飛ぶ仕組み」はとても魅力的な句集であるが、何か言葉にしようと思うと難しい。どれだけ自分がこの句集のことがわかったのか、まるで自信がないからだ。それでも、ここに何事かを記しておきたいと思う。何かを考えた、感じた記録として。 鳥飛ぶ仕組み水引草の上向きに 句集のタイトルのもとになった句だ。「仕組み」などというメカニカルともいえる措辞を使いながら、やわらかな抒情の世界を作っていることに驚く。水引草の繊細な花の表情を眺めながら、上空を滑ってゆく鳥の飛ぶ仕組みに思いを馳せるという心情とは、いったいどのようなものなのだろうか。 この句集は一貫して現実から少しはずれた情景が抒情的に詠まれている。作者は俳句を作るという営為を通じて、現実から離れるということを求めているのかもしれない。 「仕組み」=「システム」ということだとすれば、この世のすみずみまで強固に張り巡らされたたくさんのシステムを相対化する試

    宮本佳世乃句集「鳥飛ぶ仕組み」 | 本日も深雪晴
  • 詩歌の森へ:熊野が発信する言葉=酒井佐忠- 毎日jp(毎日新聞)

  • 『千野帽子俳句いきなり入門』

    遅ればせながら、千野帽子さんの『俳句いきなり入門』(NHK出版新書)を読みましたです。 アソシエの連載で読んだこととか、ツイッターで千野さんが再三発言されていたことがほとんどだったので、買うほどでもなかったかなあとも思うけれど、俳句気でやろうと思って二年弱の身としては、やはりいろいろ腑に落ちることが多かったです。 何回読んでも笑えるのは、千野さんが初めて句会に参加したときのことですね。このリアル再現実況(?)には、わたしも実感&共感&同感、という感じ。けっこう大胆な質問とかしてたよなーと、我が身を振り返って赤面したり。 初めての句会って、やはり右も左も何もわかっていないし、新鮮な驚きに満ちていたものです。 このの、どこに一番感動したかというと、二つあります(一番と言いながら二つ)。 ひとつは、俳句のルールについて、「正確にはルールではない。マナーだ」と書かれているところ。季語とか定型

    『千野帽子俳句いきなり入門』
  • イメージの強度

    カミキリムシの声は字で書くと「キイキイ」と、それほど不思議のない軋むような音ですが、実際、かなり独特の感じがあります。あれはなんなんだろうなあ、と、思いが残る声。 天牛を鳴かすや黄泉の誰のこゑ  堀裕樹 なるほど、そうでしたか。黄泉。カミキリムシに「黄泉」という別の世の、不特定の「人」を結びつけて、読後も句の残響が長らく残るような句です。 この句の収められているのは句集『熊野曼陀羅』(2012年9月/文學の森)。302句は、明確に「連作・熊野」とはいえないようですが、ゆるやかに連作的ではあります。 全体に、イメージの《強度 intensity》が求められています。 (いやらしく=エッチに、英語も併記。「イメージの」と来ればわかるとは思いますが、「強さ」というのは人によっていろいろな意味に受け取るようなので) 《イメージの強度》とは、例えば《ニュアンス》や《あえか》とは逆、といえばわかりや

    kanimaster
    kanimaster 2012/09/17
    『熊野曼陀羅』レビュー。
  • 俳句時評 第63回 湊圭史 « 詩客 SHIKAKU – 詩歌梁山泊 ~ 三詩型交流企画 公式サイト

    新書で俳句を 残暑です。暑い、暑いといいながら、エアコンをつけるのを我慢してこれを書いています。暑い、暑い。 ちょっと字を変えて、熱いといえば、今週の「週刊俳句」に載った島田牙城氏の「『俳句』2012年8月号『緊急座談会』読後緊急報告『輸入品の二十四節気とはずれがある』は間違ひだ!」(タイトル長!)は熱のこもった論陣をはっていて、とても勉強になります。 もうお判りだらうが、夏は暑い、冬は寒い、といふのは勘違ひである。冬至、春分、夏至、秋分を季節の中央に置くとはどういふ事だつたのか。日の一番長い三ヶ月が夏、日の一番短い三ヶ月が冬なのである。中国、そしてそれを輸入した日の春夏秋冬とは、先づ第一に日の長さで決まつてきたのであつて、気温で決めた物ではない。だから当然、日中国になんらの「ずれ」も存在しないし、それを気温で語るとすると、兆から闌までとなる。これを、ごく自然に、農耕民族たる中国の人

    kanimaster
    kanimaster 2012/08/24
    『俳句いきなり入門』と『怖い俳句』のレビュー。
  • 俳句を「ひねる」とかいう鈍感な奴は俺がひねり潰してやる - エキサイトニュース

    ツイッターで何十人、何百人という単位でRTを獲得することはなかなか難しい。140字のなかで言いたいことをびっちり書き切ったからといってRTされるとはかぎらないし、かと思えば、何気なくツイートしたものがRTを集めたりする。 ひょっとしたら、ツイッターで人気のある人というのは、そのキャラにもツイート自体にもどこか隙のある人なのかもしれない。わたし自身は、ツイッターで何か主張したいことがあっても、他人からツッコまれたり炎上するのを恐れるがあまり、ついつい持って回った言い方や角の立たない表現をしてしまいがちである。だが、RTされたることの多い人というのはそういうことをあまり恐れていないからこそ人気者なのではないか。つまるところそういう人のツイートというのは、フォロワーが勝手に解釈する(当然ながら誤解も含め)余地があるのだ。 なぜこんなことを考えたのかというと、千野帽子の『俳句いきなり入門』という

    俳句を「ひねる」とかいう鈍感な奴は俺がひねり潰してやる - エキサイトニュース
    kanimaster
    kanimaster 2012/08/03
    『俳句いきなり入門』。賛否さまざまだけど、俳句やってる人はとりあえず読んでおいたほうが良い本だと思う。
  • 『十七音の海 俳句という詩にめぐり逢う』堀本裕樹著 俳句ビギナーにぴったりの入門書   カルチャー 全国のニュース:福井新聞

    記事一覧 『十七音の海 俳句という詩にめぐり逢う』堀裕樹著 俳句ビギナーにぴったりの入門書   (2012年7月16日午後3時12分) 読書好きというにはあまりに格的すぎる芸人・又吉直樹さんの推薦文が帯に光る。 五・七・五のリズムと十七音という最小限の言葉で、無限の広がりを感じさせる「俳句」。個人的には高校生の時からずっとマイブームだが、どこか過去のものになりつつあると薄々は感じている。 そのことを危惧した俳人である著者が、俳句をもっと身近に感じてもらえるようにと、自身の心に刺さった近代から現代の作品・104句を紹介する。 教科書に必ず載っている松尾芭蕉や正岡子規のような有名人ばかりではなく、詠み手の名前を聞いてもパッと思い浮かばないような句も多いが、バラエティーに富んだ句の数々に知的好奇心が刺激される。 「おまつりに来てつながない手がたくさん」とどこか甘酸っぱい光景を思い起こさせる句

  • 東京マッハvol.4「帰したくなくて夜店の燃えさうな」 - 2012-07-10 - ビーガタスエッコヒダリキキ

    7月8日(日)18:30〜21:30 於 新宿ロフトプラスワン 出演:池田澄子、川上弘美/堀裕樹、長嶋有、米光一成、千野帽子 選句用紙を書き起こし。作者のわからない30句。実際は縦書き・均等割付。 梅雨寒や鼠の寝息きこえる気 襟あしを掠める源氏螢かな と、たん!とべとぶとびばこの舌動く 亀飼つて十七年や入梅す 溶け残るざらめは舌の下夕立 お堀にアヤメ人に来勇気あり 指鉄砲撃って先輩あとずさる 炎昼にファンファーレぽい何か聞く サイダーや雨やむまへの鳥のこゑ 微炭酸?俺が?初めて言われたよ… 蜘蛛というより蜘蛛の都合をみておりぬ 蟇*1ヨロヅヒキウケ灯りをる 長生きの島に悲話有り海紅豆 舌の根の干る間を青葉湧きやまず 短夜や六人ゐる!と驚ける 米炊けて光りぬ浅蜊舌出しぬ 未使用のストロー軽し夏の暮 見てをりぬ夏氷すきとほりゆくを 架空のブランドねまちゅかねまちゅか 千思万考ついに野を飛ぶ

    kanimaster
    kanimaster 2012/07/10
    詳細なレポート。
  • 松岡正剛の千夜千冊

    先週、小耳に挟んだのだが、リカルド・コッキとユリア・ザゴルイチェンコが引退するらしい。いや、もう引退したのかもしれない。ショウダンス界のスターコンビだ。とびきりのダンスを見せてきた。何度、堪能させてくれたことか。とくにロシア出身のユリアのタンゴやルンバやキレッキレッの創作ダンスが逸品だった。溜息が出た。 ぼくはダンスの業界に詳しくないが、あることが気になって5年に一度という程度だけれど、できるだけトップクラスのダンスを見るようにしてきた。あることというのは、父が「日もダンスとケーキがうまくなったな」と言ったことである。昭和37年(1963)くらいのことだと憶う。何かの拍子にポツンとそう言ったのだ。 それまで中川三郎の社交ダンス、中野ブラザーズのタップダンス、あるいは日劇ダンシングチームのダンサーなどが代表していたところへ、おそらくは《ウェストサイド・ストーリー》の影響だろうと思うのだが、

    松岡正剛の千夜千冊
    kanimaster
    kanimaster 2012/04/09
    長谷川と俵万智は本人が被災したわけではないのがポイント。それでも俳人・歌人は詠まざるを得ないのだと思う。
  • 1