【読売新聞】 神奈川県が、独自の健康増進政策を進めるために必要だとして、2016年からスイス・ジュネーブの世界保健機関(WHO)本部に派遣した女性技幹(46)が自己都合で退職し、WHOに転職した。県は女性の給与負担などで計1億円超を
横浜市中区の福富町や宮川町にある「ぼったくりバー」で、高額代金を請求されたとの相談が神奈川県警伊勢佐木署に相次いでいる。出会いを仲介する「マッチングアプリ」で、女性が男性に接近し、店に誘導する手口だ。伊勢佐木署は「匿名性の高い出会い系アプリで知り合った人と繁華街へ行く危険性を認識してほしい」と注意を呼びかけている。(中山知香) 〈プロフィルを見ていいなと思いました。良かったら飲みに行きませんか〉 アプリで出会いを探していた都内の20歳代の会社員男性に、「20歳代の学生」だという女性から、そんなメッセージが届いた。 待ち合わせたのはJR関内駅。メイクの濃い女性がデニムのジャンパー、スキニーパンツという格好で現れ、「行きたいお店があるんだよね」と誘われた。10分ほど一緒に歩き、福富町のバーへ。看板のない扉を開けて入店した瞬間、男性は「やばい雰囲気」を感じたという。 うす暗い店内には他の客はおら
警視庁高井戸署を出る紙谷惣容疑者(3日午後11時39分、東京都杉並区で)=横山就平撮影 東京都奥多摩町で2003年、拉致された男性の切断遺体が見つかった事件で、警視庁は4日、潜伏先の南アフリカから3日夕に帰国した紙谷惣(そう)容疑者(46)(殺人容疑などで国際手配)を逮捕監禁容疑で逮捕したと発表した。事件当時、カード偽造団のメンバーだったといい、警視庁は男性拉致の経緯を捜査するとともに、殺人と死体損壊・遺棄容疑でも調べる。 発表によると、紙谷容疑者は03年9月17日、仲間と共謀し、千葉県市川市のレストラン駐車場で元飲食店員の古川(こがわ)信也さん(当時26歳)と別の男性(同22歳)を車で拉致し、埼玉県戸田市のマンションなどに監禁した疑い。容疑を認めている。 紙谷容疑者らは男性は解放したが、古川さんについては、同19日、山梨県丹波山村のキャンプ場で首を絞めて殺害し、遺体を切断して山梨県や奥多
【読売新聞】 埼玉県と越谷市は14日、新たに10歳代~40歳代の男女7人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内での感染者は32人となった。 越谷市では市内の40歳代の夫婦と小学生から高校生までの姉妹3人の家族5人の感染が確認
新型コロナウイルスの感染者が国内最多の64人(居住者)に上っている北海道の鈴木直道知事は28日、「緊急事態宣言」を発表し、今週末の外出を控えるよう道民に異例の呼びかけを行った。「感染者が右肩上がりに増えている。感染拡大のスピードを抑えることを考えなければならない」と説明した。 会議後、記者会見する鈴木直道北海道知事(28日午後、北海道庁で)=佐々木紀明撮影 緊急事態宣言は同日、道庁で開かれた道感染症危機管理対策本部会議で行われた。実施期間は28日~3月19日。鈴木知事は会議後に記者会見し、宣言に法的拘束力はないとした上で、「健康、命を守ることは何事にも代えがたい。多くの皆様にご協力いただきたい」と述べた。 鈴木知事は29日、東京都内で安倍首相と会い、感染拡大防止に向けた検査態勢の充実などを要請する予定。
百貨店「大沼山形本店」の食料品売り場でカニ缶などを万引きしたとして、山形県警山形署は9日、山形市上桜田、同署交通官で警視の岩田知之容疑者(49)を窃盗の疑いで現行犯逮捕した。 発表によると、岩田容疑者は同日午前11時20分頃、山形市七日町の大沼山形本店の地下1階食品売り場で、カニの缶詰(販売価格5400円)2個や、牛タンの大和煮の缶詰(同1000円)1個、チーズやゼリーなど計5点(同計1万3152円)を盗んだ疑い。 岩田容疑者は調べに対して容疑を認めているという。 警備員が目撃し、店外に出た岩田容疑者に声をかけたところ、岩田容疑者は逃走。店から約20メートル離れた路上で、警備員と近くにいた人が取り押さえ、通報で駆け付けた同署員が逮捕した。岩田容疑者はこの日は出番で、午前10時~同11時まで市内で交通安全に関する講話を私服で行い、同署へ戻る途中だった。 岩田容疑者は1990年に県警に採用され
アニメグッズ販売会社「アニメイト」(東京都板橋区)に脅迫メールを送ったとして、警視庁板橋署は10日、韓国籍で名古屋市南区の無職の女(34)を威力業務妨害の疑いで逮捕した。 発表によると、女は8月8~22日、同社宛てに「京アニ(京都アニメーション)ではなくお前が皆殺しにされればよかった」「いつ死んでもいいように準備しとけ」などとメールを13回送り、警備を強化させるなど同社の業務を妨害した疑い。中には「殺す」と3852回書かれたメールもあったという。 女は同社のオンラインショップで購入とキャンセルを繰り返し、昨年9月に利用を停止されていた。調べに対し、「会社の対応に腹が立ってやった」と容疑を認めている。
宇高航路での運航を休止する四国急行フェリー(9日、高松港で) 岡山県玉野市と高松市を結ぶ宇高航路で唯一運航している四国急行フェリー(高松市)は、同航路での運航を12月中旬で休止することを決め、近く国土交通省四国運輸局に届け出る。同社関係者が明らかにした。瀬戸大橋の料金値下げなどで利用者が減少し、収益が悪化したためとみられる。かつて本州―四国間の大動脈だった航路は109年の歴史に幕を下ろす。 宇野港と高松港を結ぶ同航路は1910年(明治43年)、旧国鉄の宇高連絡船の就航が始まり。55年には連絡船の「紫雲丸」の沈没事故が起き、168人が死亡する悲劇もあった。 フェリーも運航するようになり、88年の瀬戸大橋開通前には、フェリーだけで3社が平日に1日計約150往復便を運航。本州と四国の物流ルート、通勤・通学の足として栄えた。 瀬戸大橋の開通に伴い、連絡船は廃止。利用客が減ったフェリーも2012年ま
居酒屋の団体予約を無断でキャンセルしたとして、警視庁丸の内署が11日、東京都内の50歳代の男を偽計業務妨害容疑で逮捕したことがわかった。無断キャンセルによる飲食店の損害が社会問題化しているが、容疑者が摘発されるのは珍しいという。 捜査関係者によると、男は6月下旬頃、千代田区内の居酒屋に偽名を使って電話をし、1人1万円の食事コース計17人分を予約しながら、当日に来店せず、店の業務を妨害した疑い。「問い合わせの電話はしたが、予約はしていない」と容疑を否認している。 この居酒屋の系列店4店にも、同じ日に8~20人分の団体予約があり、いずれも無断でキャンセルされた。いずれも同じ偽名で予約されており、丸の内署は当初から来店するつもりがなかったとみて、男との関連を調べている。 近年、無断キャンセル被害は深刻化し、経済産業省の有識者勉強会のリポートによると、損害額は年間2000億円に上るとされる。
3両編成で運行するJR鶴見線。ワンマン化の対象になる可能性がある(17日、横浜市鶴見区で) JR東日本が来年度をめどに「ワンマン運転」を拡大することがわかった。現在は2両編成以下の列車が対象だが、3両以上に広げる。人手不足に伴う合理化が理由で、首都圏でも車掌がいない列車が増える見込みだ。専門家は自然災害やトラブル発生時も対応できる態勢の整備を求めている。 JR東のワンマン運転は2両以下で走る在来線35路線で導入されている。運転士1人で客の乗り降りやホームの安全確認ができる長さを2両と考えているためだ。3両以上は車掌1人が最後部車両に乗り込み、安全確認を行っている。 ただ、来年度以降3~6両の「中編成」や7両以上の「長編成」にも広げる。まずは3~4両での運行路線から導入していく方針で、首都圏でも横浜市と川崎市を結ぶ鶴見線や千葉県の内房線、外房線などはワンマン化の可能性がある。 山手線や中央線
通票を確認する鉄道事故調査官(左、高知市で) 高知市のとさでん交通伊野線朝倉停留場付近で25日、単線区間に下りの路面電車(1両)が誤って進入して上り電車(1両)と37メートルまで接近する事案があり、国の運輸安全委員会は事故につながりかねない「重大インシデント」と判断、鉄道事故調査官2人を26日に同社に派遣した。同社は2016年にも近くで同様のミスを起こしており、委員会は運行管理の見直しを求めていたが、費用がかかるとして従来方式を続けていた。 発表では、25日午前11時45分頃、行き違いができるよう複線になっている停留場を下り電車が出発して単線区間に進入、前方の上り電車に気付き140メートル手前でブレーキをかけて停車。その後、安全確認をしながら37メートルまで接近した。上下計12人の乗客にけがはなかった。 本来は下り電車が複線の停留場で待機し、上りの電車から単線区間に入るための「通票」と呼ば
格安航空会社(LCC)の「インドネシア・エアアジアX」(IDX)が、成田空港の空港使用料を滞納していることがわかった。滞納額は数億円に上るとみられる。成田国際空港会社が督促しているが、IDXは来週で日本路線の運休を決めており、支払いを受けられるかは不透明な状況だ。定期便を運航する航空会社が多額の使用料を滞納するのは異例。 IDXはマレーシアのLCC「エアアジア」の関連会社で、ビーチリゾートとして人気のバリ(インドネシア)を拠点に長距離路線を運航。日本では2017年以降、成田とバリ、ジャカルタそれぞれを結ぶ便を飛ばしており、現在は成田―バリ間を原則1日1往復している。 関係者によると、IDXは数か月前から成田国際空港会社への月数千万円の使用料の支払いが滞るようになった。空港会社は再三納付を求めてきたが、IDXは今月14日の便を最後に休航を決めており、回収が困難になる恐れがある。 ジャカルタに
売り場に並ぶハバネロを使った商品(6日、平田村の道の駅ひらたで)大量のハバネロをトッピングしたソフトクリーム(道の駅ひらた提供)ハバネロ(7日、平田村で) 中南米原産の激辛唐辛子「ハバネロ」を使った商品が、福島県平田村の「道の駅ひらた」で人気を集めている。東京電力福島第一原発事故を機に栽培と商品化を進めたところ、いまや農家12戸がハバネロを生産し、店頭にはカレー、ドレッシングなど約10種類がずらり。昨春からは勝手に「日本一辛(から)い村」を名乗り、海外進出ももくろんでいる。 10月下旬、道の駅の店頭に積まれたのは、新発売の「生地獄(いきじごく)カレー焼きそば」。原料のハバネロが不足したため、9月の収穫を待ち、予定よりも約1年遅れのデビューとなった。乾燥させたハバネロをたっぷり振りかけたソフトクリーム「ハバネロトッピングソフト」も約半年ぶりに復活。駅長の高野哲也さん(57)は不敵に笑う。「自
国土交通省は今月、高速道路や国道の一部区間で大雪時にタイヤチェーンの装着を義務化し、未装着車の通行禁止を示す標識を設置すると発表した。チェーンは脱着の手間がかかるため、富山県内のドライバーからは戸惑いの声も上がるが、さっそく在庫を増やした自動車用品店もある。日本自動車連盟(JAF)富山支部は「スタッドレスタイヤより、チェーンの方が雪の食いつきが良い」と、チェーンの普及に期待している。 「チェーンなんて30~40年ぐらい付けていないから、付け方を忘れたよ。みんなチェーン規制の道路を通らなくなるか、チェーンを付けずに通ってしまうのでは」。富山市内の60歳代男性は国交省の方針に冷ややかだ。同市内の40歳代女性もチェーンの義務化には困惑するが、「通勤、通学のためには仕方ないかな」とあきらめ顔だ。 北陸地方整備局によると、チェーンが義務化される区間は、雪国を中心に、同省と警察庁が近く指定する予定だ。
【読売新聞】 かつて、ソニーの廉価ブランドだった「aiwa(アイワ)」の名を覚えている人もいるだろう。比較的手ごろな価格のラジカセやテレビなどが人気を博したが、世の中のIT化の波に押され、2008年に商品の製造を終了した。しかし、ソ
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