先の参議院選挙における重要な争点となってしまった5000万件の年金記録不備問題ですが、その情報の出所について自民党や彼らの応援団の評論家たちによって、しきりに「これは社保庁が自らの解体を阻止するために流した自爆テロ」だとの陰謀論が叫ばれていました。 私が知っている限りでは、この説を主張しているのはこれらの人物です。 ■自民党 安倍晋三総理大臣(2007年7月20日読売朝刊4面) 安倍首相、宮崎市内の応援演説で 「社会保険庁の解体をすると宣言してから、どんどん大きな問題が出ている。 評論家の屋山太郎さんは『社保庁を守ろうと、まるで自爆テロで、安倍政権に ダメージを与えようとしている』と言った。 決して負けるわけにはいかない。この原因と責任は徹底的に糾明する」 中川秀直幹事長(参照) 社会保険庁をめぐる問題が次々に表面化したことには「国家組織として残したい人たちが (社保庁改革関連法案をつぶす
朝、出勤するとき志木駅前で自民党が演説会をやっていた。 話の内容は下品で、「労働組合のようなものがあるから世の中がおかしくなる、労働組合の支援を受けていない自民党こそが真の改革ができる政党です」と。 社会保険庁のことを言っているのだろうけど、話はそれにとどまらず、こういう論理で改革をやるというのが自民党の本音であり、興奮して馬脚を現したといってよい。 国労を潰してから、労働組合を潰せば社会改革が進むという雰囲気が蔓延している。確かに生産性は労働条件と引き換えになるものとならないものがあり、なるものについては労働組合は何らかの反対や条件闘争をせざるを得ない(自分の職場の労働組合が生産性のためですとほいほいと労働強化に賛成したら、そんな労働組合に存在意義がありますか)。 しかし、労働組合の反対や条件闘争がややこしいからと、労働組合の機能自体を否定するような改革をやったらどういうことになるか。人
タイトルの意味は、「憲法改正を目指す安倍政権は危険だ」と いった「左」側からの意味ではなくて、このまま行けば参院選で 自民党が負けそうだから、安倍内閣の存続が危なくなるのでは ないか、という意味である。 10日午後、小雨の降る立川駅北口に、年金問題で与党を追及 している民主党の長妻昭氏、立川を選挙区とする長島昭久氏、 東京選挙区選出で今回の参院選で改選となる鈴木寛氏の3人 の国会議員が集まり、2時間にわたって街頭演説を行った。 参院選企画用の「材料集め」取材だったわけだが、聴衆の反応 が結構良いのにびっくり。立ち止まって聞いていたのはせいぜ い100人程度。数だけみていると、どうってことない気もするが、 多摩支局で年がら年中選挙取材に追われている自分の「皮膚 感覚」では、民主党が好調な時の雰囲気が出ていたように思う。 ビラの減り方も案外早かったので、民主党に追い風
あけましておめでとうございます。 07年は、参議院選挙の年なので、こんな記事からスタートです。 : 政治 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) 参院選自民公約、公務員・教育・社保庁改革の3本柱に 自民党は(略)参院選で、公務員制度改革、教育改革、社会保険庁改革を政権公約の柱に据える方針だ。(略) 自治労や日本教職員組合(日教組)などの反発が予想されるこれら法案を提出することで、労組の支援を受ける野党を「抵抗勢力」と位置づけて揺さぶり、参院選を有利に導く狙いがある。(略)中川自民党幹事長は、公務員制度改革、教員免許更新制導入などの教育改革、社保庁改革を「3本の矢」と呼び、主要な争点に据えて民主党との全面対決を演出しようと準備を進めている。 公務員制度改革では、(略)能力・実績主義の人事評価制度導入などが柱。(略) 教員免許更新制は、(略)日教組などには「国が教育の場をコントロールする
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