最近、夜間の対向車からのハイビームがやたら眩しく感じることが多くなったが、日中でもデイタイムランニングライト(略してデイライト)を点灯しているクルマが多くなってきた。 そこで、なぜデイライトを点けるクルマが多くなってきたのか? モータージャーナリストの高根英幸氏が解説する。 文/高根英幸 写真/ベストカーWEB編集部 親しいドライバーの間から最近、夜間の運転が苦痛だという声をよく聞く。とにかく対向車や後続車のライトが眩しいのだと言う。アラフィフの筆者もまったく同感で、自分の目が何かの病気になってしまったかと思ってしまうほどだ。 夜間だけではない、昼間もデイライトを点灯させているクルマが増えてきた。その理由はほかの交通からの被視認性を高め、交通事故を減らすためだ。 オートバイは1998年4月からイグニッションをオンにするとヘッドライトが点灯するよう保安基準で定められており、街を走るほとんどの