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ブックマーク / www.style.fm (5)

  • WEBアニメスタイル | アニメ様365日 第309回 『DRAGON BALL』の声優陣

    『DRAGON BALL』は声優に関しても、話題が多い番組だった。悟空を演じた野沢雅子をはじめ、宮内幸平、八奈見乗児、鶴ひろみ、田中真弓、小山茉美、古谷徹、鈴置洋孝、古川登志夫と、中堅からベテランまで豪華なメンバーが揃っていた。 特に素晴らしかったのが、野沢雅子だった。彼女の芝居が、悟空の明るさ、力強さを充分に表現していた。アニメ『DRAGON BALL』のメジャー感の何割かは、彼女が担っていた。今となっては、大人になった悟空を野沢雅子が演じているのを、僕達は当たり前の事として受け止めている。しかし、『DRAGON BALL』の途中で悟空が青年になり、それを彼女が演じたのは、正直言って意外だった。女性声優が少年役をやるのは当たり前だが、大人の男性を演じた例なんて、ほとんどないだろう。しかも、悟空はアクションものの主人公だ。しかし、彼女が演じた青年悟空にはなんの違和感もなかった。これには驚い

    kohgethu
    kohgethu 2010/02/19
  • WEBアニメスタイル_COLUMN

    『さすがの猿飛』はあえて、番外編や筋でも、考えられる限りのパロディをぶち込んだ。 だから、その1、1のエピソードに、忘れられない思い出がある。 アニメが制作された時代、1980年代前半を知っていないと、理解できないギャグも多いと思う。 そのほとんどが、僕ら脚を書く人たちが意識的にやったものであり、それを面白がったスタッフが、調子に乗ってくれて暴走してくれた結果が、『さすがの猿飛』という、当時としても他のアニメとは異質なアニメになった。 今、このアニメが初見の人も、充分楽しめるように作ったつもりではあるが、正直なところ、実際に見ていただかないと、その面白さが分からない部分が多いと思う。 現在、全63話のDVDセットと、そのバラ売り、一部のレンタル店で貸し出されている状態では……アニメ専用TV局で放送されたこともあるかも知れないが、僕は見た覚えがない……放映されたリアルタイムに見た人以

  • WEBアニメスタイル_COLUMN

    『さすがの猿飛』は、番外編の他の編の方も、原作の数が少なかったため、すぐに原作を追い越し、オリジナルの展開になっていった。 ヒロインの魔子の母親が登場し、原作の母親とは、違う設定になった。 その他の、原作に登場した人物も、ほとんどといっていいほど、原作のコミックとは変わっていってしまった。 立派だったのは原作者の細野不二彦氏で、どんどん原作より先に先行していくアニメに惑わされる事なく、アニメとは違う原作独自のストーリーを、コミックで展開し続けた事である。 アニメの方が、原作を消化し尽くして、先行した場合、時々起こるのが、原作のコミックの方が、アニメのストーリーを追いかけて、アニメの展開を漫画化してしまう時がある。 こうなると、アニメとコミックのどちらが原作か分からなくなって、漫画家とアニメ・スタッフの間でトラブルが起こるのである。 つまり、先行するアニメどおりのストーリーのコミックを書

  • WEBアニメスタイル_COLUMN:第61回 ここまで言っていいのか『さすがの猿飛』

    『魔法のプリンセス ミンキーモモ』の延長決定前から、代理店旭通の、片岡義朗氏という方から、たびたび電話がかかってきた。 新番組の『さすがの猿飛』という現代を舞台にした忍者を主役にしたラブコメ風アニメをやってくれ、というのである。 原作は小学館の月刊だか旬刊だかの「別冊少年サンデー」の連載マンガだという。 放送局はフジテレビだが、シリーズ構成が決まっていないので、僕にやってほしいというのだ。 フジテレビは、竜の子プロダクションの作品で、僕の作品もよく放映してもらっていた。 特に、小学館の雑誌に連載していた『ダッシュ勝平』のアニメはよく書いていた。 ただし、原作にないオリジナルのエピソードばかりを書いていた。 それらの、オリジナル風アニメを、フジテレビのプロデューサー岡正氏が目をつけていたのかもしれない。 岡氏は、『ダッシュ勝平』や『うる星やつら』をプロデュースした人でもある。 だが、原則とし

    kohgethu
    kohgethu 2006/08/18
    昔のアニメ製作はかーなり大変だったんだよ、という話。これ以降の話も、当時のテレビアニメ製作残酷裏話の一つのして資料的価値が高いと思う。
  • WEBアニメスタイル_COLUMN:第62回 なんでもありの『さすがの猿飛』

    『さすがの猿飛』の脚は、『魔法のプリンセス ミンキーモモ』のライターを中心にして、竜の子プロで一緒に仕事をした事のある柳川茂氏や数人の若手を加えた形で作られていった。 脚の決定権、台詞の直しなどストーリーは、僕が責任を取り、絵コンテ、演出などはCD(チーフ・ディレクター)の佐々木皓一氏が責任を取る立場で、作画監督の金沢比呂志氏や演出の山田雄三氏ら、土田プロダクションが中心になって作られていた。 ともかく、『さすがの猿飛』というTVアニメとしては驚異的な枚数を消費した作品を語る時に、この方達の、異常ともいえる頑張りを外すわけにはいかない。 ただ、寡黙なタイプで酒を飲まない佐々木氏とは、アフレコ現場で脚や絵コンテを中心にした話をするだけで、制作現場がどんな火事場騒ぎだったかは、脚関係の仕事をライター達と喫茶店やアフレコをしている赤坂の新坂スタジオだけで済まし、ほとんど土田プロに行かなか

    kohgethu
    kohgethu 2006/08/18
    昔のアニメ製作はかーなり大変だったんだよ、という話。その2。
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