あまりにも、お粗末すぎる。 菅直人総理は、国会議員定数(とくに比例定数削減)を、党内で八月中に、そして、年内に与野党合意するように、指示すると、先月末に異例の記者会見で表明しました。 参院選で、大敗したあと、少数政党との是々非々での協力をしていくことになるのは当然。 しかし、少数政党とは、国会議員定数削減を掲げるみんなの党も含めて、比例定数削減には反対です。 それはそうだ。党の存立に関わることですから。 今の民主党執行部は、片手でピストルをつきつけ、片手で握手の手を差し伸べている。 誠に矛盾しています。いったい、何がしたいのか? さて、菅直人総理は、広島原爆の日に、被爆者代表と会った際には、それなりに「いいこと」も言ったそうです。 ところが、舌の根も乾かぬうちに、核抑止力は必要、と発言した。 相手によっていうことをコロコロ変える。整合性がない。 巧言令色少なきかな仁、と申しますが、巧言令色