性別変更後生まれた娘と親子関係求めた裁判 6月判決へ 最高裁 | NHK
戸籍上の性別を男性から女性に変更した当事者が、凍結保存していた自分の精子で生まれた娘との親子関係を求めた裁判の弁論が31日最高裁判所で開かれ、判決が6月21日に言い渡されることになりました。 性の多様性をめぐって議論される中、親子関係について新たな判断が示されるか注目されます。 40代の当事者は性同一性障害と診断され、6年前に戸籍上の性別を男性から女性に変更し、変更前に凍結保存していた自分の精子を使い、30代の女性との間に2人の娘をもうけました。 娘たちについて「父親」としての認知届を自治体に出しましたが、戸籍上は女性のため認められませんでした。 これを不服として家族で起こした裁判で、2審の東京高等裁判所は、性別変更の前に生まれた長女については「父親」の認知を認めた一方、変更後に生まれた次女については認めなかったため、上告していました。 31日、最高裁判所第2小法廷で弁論が開かれ、弁護士は
静岡家庭裁判所が手術なしで性別変更認める ｜NHK 静岡県のニュース
戸籍上の性別は女性で、男性として社会生活を送る静岡市の家具メーカーの社長が、生殖能力をなくす手術を受けなくても性別を男性に変更するよう求めた申し立てで、静岡家庭裁判所が２６日までに性別の変更を認めたことがわかりました。 ＮＨＫの取材に対し、社長は「夢のような気持ちで、社会が変わってくれた」と喜びを語りました。 この申し立ては、戸籍上の性別は女性で、男性として社会生活を送る静岡市の子ども家具メーカーの社長、安池中也さん（５４）が、ことし２月に行ったものです。 安池さんは３１歳の時に性同一性障害と診断され、申し立てでは、法律で必要とされている生殖能力をなくす手術を受けていなくても、戸籍上の性別を男性に変更するよう求めていました。 これについて、静岡家庭裁判所が４月１８日の決定で性別の変更を認めたことが、安池さんへの取材でわかりました。 決定では安池さんが男性として社会生活を送っていることや、性
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