ディスプレイ付きの別環境で環境セットアップしたX環境を、別筐体に載せ変えて完全にヘッドレスの状態でVNCから使おうとしたら、何故かとても動きが遅い……というのを解決したメモ。 なぜ遅い? 物理ハードウェア(ディスプレイ)が無い状態では、fbdev*1が使われるようで*2、アクセラレーションの類が一切効かない。 というわけで、ダミードライバを用いて仮想的なディスプレイが繋がっていることにしてあげると、Xorgがキビキビ動く様になる。 ダミードライバの導入 dnfで一発。簡単。 # dnf install xorg-x11-drv-dummy でも、これだけではダメで、xorg.confにこれを使うと明示的に書く必要がある。 # vim /etc/X11/xorg.conf 以下サンプル。 Section "Device" Identifier "Configured Video Device