厚生労働省は2021年2月3日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策として配布している接触確認アプリ「COCOA(COVID-19 Contact-Confirming Application)」のAndroid版に不具合があったことを明らかにした。 COCOAは、スマートフォンの近接通信機能を利用して、感染した人(陽性者)と1m以内に15分以上近づいていた場合、その旨を通知する。不具合は、こうした条件に該当する接触があっても、接触として検知や通知をしていなかったというもの。ごく短時間の接触など、上記条件に該当しない陽性者との接触があった場合に、通知してしまう不具合も見つかった。 接触通知APIの「接触リスクに関する値」が想定と違っていた