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ブックマーク / amamako.hateblo.jp (6)

  • 創作者のミソジニーが「表現の自由」を自壊させていく - あままこのブログ

    note.com 前回の記事では、小島氏の記事に対し批判はしましたが、小島氏が参照する上記の記事については批判しませんでした。なぜかといえば、小島氏の記事についてはまだ一片の正しさがあり、そしてそれ故にきちんと論難しなくてはならないと思えるものでしたが、この「さいたま」氏の記事については、ただの下劣な、女性オタクに対する憎悪扇動であり、論ずるに値しない程度のものであると考えたからです。 ただそうやってこの記事をやり過ごせるのって、結局僕が上記の記事で憎悪の対象とされるような女性オタクではない、男性としての特権を持っているからなわけです。そう考えると、僕がこの記事をきちんと批判しないことも、特権性に対する居直りではないかと考えるので、今回はこの記事を批判します。 批判の要点は次の2つです。 「女性は論理より感情を優先するからお気持ちを喚く」「男性は論理的だからお気持ちなんて喚かない」という決

    創作者のミソジニーが「表現の自由」を自壊させていく - あままこのブログ
    lamrongol
    lamrongol 2024/02/14
    「ジェンダー論を扱ったという注意書きが無い」という※がトップなのを見て世の中にはジェンダー論を見ただけで傷つく人、タイトルに「ミソジニー」と入っててもジェンダー論でないと思うバカが沢山いる事が分かった
  • 「配慮したら負け」という表現者のマッチョイズム - あままこのブログ

    orangestar.hatenadiary.jp 上記の記事では「新海誠好きの元彼」という同人誌を企画したが、その後批判を受けて企画を延期した三宅香帆氏 note.com への、批判とも愚痴ともつかないような文章が書かれているわけですが、 正直全く同意できませんでした。 なぜなら、小島氏の上記の記事には「表現とは自分が覚悟さえすればどんなに人を傷つけてもいいものであり、そこで他者に配慮なんかしたら負け」という、特権性に由来したマッチョイズムがあるように思えてならないからです・ 「新海誠好きの元彼」同人誌騒動への考え まず、僕が「新海誠好きの元彼」同人誌騒動についてどういう考えを持っているか述べると 「なるほど確かにその企画によって傷つく人がいることへの配慮が足りなかったかもしれない。でも、それを企画者はきちんと理解した上で、発行を延期したんでしょ。だったら、それでいいじゃん」 ということ

    「配慮したら負け」という表現者のマッチョイズム - あままこのブログ
    lamrongol
    lamrongol 2024/02/14
    "オタクが「異常」として差別されていた時代にはステレオタイプにオタクを描写するような表現がたくさんありました…その時代にオタクは「そういう人を不快にさせる表現も自由だ!」と叫んでいたか?実際はむしろ逆"
  • 「#ペドフィリア差別に反対します」について思うこと - あままこのブログ

    なんか一部のSNS上で最近「#ペドフィリア差別に反対します」というハッシュタグが肯定・否定両方の意味で話題になっているそうで。 note.com ペドフィリア、チャイルド・マレスターと性的指向 sykality.wordpress.com これについて僕が思ったことをまとめると以下の通りになります。 ハッシュタグのきっかけとなった発言が「ペドフィリア差別」であるとは、僕は思えない 欲望自体はもちろんだれも否定できないが、それを公に表現することは当然批判の対象となりうる 「○○を好きという感情は誰にも否定できない」みたいな安易な共感は、思想としての反差別とは関係ない 「#ペドフィリア差別に反対します」というハッシュタグが話題になった経緯について そもそもなぜSNS上で「#ペドフィリア差別に反対します」というハッシュタグが話題になったのか、詳細な経緯は上記のnoteの記事にまとめられていますが

    「#ペドフィリア差別に反対します」について思うこと - あままこのブログ
    lamrongol
    lamrongol 2023/09/04
    "LGBTQ+にペドフィリアが含まれないと主張することがなぜ差別になるのか""欲望を持つこと自体が批判の対象にならなくてもそれを公言することは批判の対象となり得る""「ガチ恋禁止」をマナーとして挙げる配信者がいます"
  • 不健康でも、生きていく―『推し、燃ゆ』感想文 - あままこのブログ

    推し、燃ゆ』書影 推し、燃ゆ (河出文庫) 作者:宇佐見りん河出書房新社Amazonというわけで、屋で文庫が平積みになっていたので、やっと『推し、燃ゆ』読みました。いや当は芥川賞を取った当時に電子書籍で買ってたんですが、そのまま積んでいまして…… まずは、読んでいて、一番気づきがあった文章を引用。 世間には、友達とか恋人とか知り合いとか家族とか関係性がたくさんあって、それらは互いに作用しながら日々微細に動いていく。常に平等で相互的な関係を目指している人たちは、そのバランスが崩れた一方的な関係を不健康だと言う。脈ないのに想い続けても無駄だよとかどうしてあんな友達の面倒見てるのとか。見返りを求めているわけでもないのに、勝手にみじめだと言われるとうんざりする。あたしは推しの存在を愛でること自体が幸せなわけで、それはそれで成立するんだからとやかく言わないでほしい。 宇佐見りん『推し、燃ゆ』

    不健康でも、生きていく―『推し、燃ゆ』感想文 - あままこのブログ
    lamrongol
    lamrongol 2023/08/25
    "「平等で相互的な関係を目指す」ことは、(中略)それが出来ない人にとっては、「お前は果たすべき役目を果たしていない」というように、自分自身を責め立てるスティグマとなってしまう"
  • いわゆる「MBTI性格診断」はなぜ流行っているのか - あままこのブログ

    「MBTI性格診断」という、人間の性格のタイプを16個に分類するタイプの性格診断が、最近インターネット上で主に若年層に流行しています。 実際SNS上で「MBTI」と検索すると、多くの人が自分や、自分が好きなアイドル・配信者(いわゆる「推し」)のMBTIを書いていたり、また「自分の推しはMBTIだとこの分類じゃないかな」と予想していたりします。 search.yahoo.co.jp このMBTI診断、元々は韓国で流行したものらしく、K-POPアイドルたちがよく自分の診断結果を発表したことから、日K-POP好きに広がり、そこから日でも流行するようになりました。 2022年12月には、「SHIBUYA109 lab.トレンド大賞2022」の体験部門銀賞にもなっています。 xtrend.nikkei.com ただ、僕がこの診断を知るきっかけになったのは、僕が好きな「にじさんじ」というVTu

    いわゆる「MBTI性格診断」はなぜ流行っているのか - あままこのブログ
    lamrongol
    lamrongol 2023/08/04
    "コミュニケーション自体が目的化した後期近代においては、「(中略)決めつけで良いから自分のキャラを決定してしまいたい」という切実な必要""「MBTI性格診断」の有用性を認めた上で、いかにそれを乗り越えるか"
  • 依存することは決して悪ではない―『〈弱さ〉を〈強み〉に: 突然複数の障がいをもった僕ができること』感想文 - あままこのブログ

    〈弱さ〉を〈強み〉に 突然複数の障がいをもった僕ができること (岩波新書) 作者:天畠 大輔岩波書店Amazon著者である天畠大輔氏は、四肢麻痺といった重度の障がいを抱えながら、研究者として障害者のコミュニケーションについて研究してきた方なんですが、先日(2022年)の参議院選挙にれいわ新選組から比例で立候補して当選した方でもあります。 www.youtube.com 僕は、この前の選挙では、比例でれいわ新選組に投票したんですが、ぶっちゃけるとこの人のことはあまり知りませんでした。投票した理由も消去法で、自公維国Nは論外、立憲は連合とのつながりが気に入らない、共産・社民は、候補者は好きだが党組織が硬直していて期待が持てないという理由で、自分の政治信条とある程度合致していて、しがらみがなく大胆に動けそうという理由からでした。 だから、当選が決まった後、慌てて天畠氏について調べ、そしてkind

    依存することは決して悪ではない―『〈弱さ〉を〈強み〉に: 突然複数の障がいをもった僕ができること』感想文 - あままこのブログ
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    lamrongol 2022/08/05
    "自立とは依存先が増えることだ""「助けてください」と言えたとき、人は自立している"(安冨歩)
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