ブックマーク / natgeo.nikkeibp.co.jp (10)

  • クローズアップで見る動物の目 多様性に驚き | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

    ミナミジサイチョウ(Bucorvus leadbeateri)の目。(PHOTOGRAPH BY DAVID LIITTSCHWAGER, NAT GEO IMAGE COLLECTION) ハトが驚いて、自分に向かって飛んできたとしよう。あなたの目と脳は無意識にハトを素早くとらえ、ぶつからないよう避けるだろう。 このように、人間の目は優秀だ。ただ、動物の中で特別に優れているわけではない。例えば、ほとんどの鳥の仲間は視覚情報を人間よりはるかに速く処理できる。(参考記事:「誌2016年2月号 不思議な目の進化」) 「比較的速い速度で飛んでいる鳥は、木の枝にぶつかるのを一瞬で避けなければなりません」。こう話すのは、米パデュー大学の動物生態学者エステバン・フェルナンデス=ジュリシック氏だ。 「さらに鳥には、遅い動きまでしっかりと見えている可能性もあるのです」と鳥の高速画像処理能力について同氏は

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    lyp980980 2018/10/10
  • プラスチックごみ問題、アジアの責任は?

    バングラデシュ、ブリガンガ川の支流に架かる橋の下で、ボトルのラベルをはがし、緑色と透明のものに分ける作業をする一家。回収業者に売ると、月に1万円ほどの収入になる。PHOTOGRAPH BY RANDY OLSON プラスチックは19世紀後半に発明され、生産が格化したのは1950年頃のこと。これまでの累計生産量は83億トン。そのうち廃棄されたのは63億トンにのぼるが、廃棄されたなかでリサイクルされていないプラスチックは、実に57億トンもあるという。2017年にこの数字を割り出した科学者たちも驚く状況だ。 回収されなかった廃プラスチックがどれだけ海に流入しているか、はっきりした数字はわからないが、絶滅危惧種も含めた700種近い海洋生物に影響を与え、毎年多くを死に追いやっていると推定される。投棄された漁網にからまるなど、目に見える形での被害もあるが、目に見えない形でダメージを受けている生物はも

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    lyp980980 2018/06/01
  • 中国のオオサンショウウオ、実は5種以上と判明

    チュウゴクオオサンショウウオは、体長180センチ、体重64キロにもなる、世界最大の両生類だ。パンダのようなカリスマ的人気はないが、健全な生態系を維持するには欠かせない存在だ。 2018年5月に発表された2つの研究結果によると、チュウゴクオオサンショウウオはこれまで1種しかいないと考えられてきたが、実際には少なくとも5種は存在することが明らかとなった。(参考記事:「キリンは1種でなく4種との報告、遺伝子解析で」) 「こんなに多様性があるとは思っていませんでした。少なくとも5種、多ければ8種存在するかもしれません。これには衝撃を受けました」。そう語るのは、カナダにある王立オンタリオ博物館生物多様性・保全生物学センターで爬虫両生類学の上級学芸員を務めるボブ・マーフィー氏だ。2の論文のうち1の著者でもある。 これらの種は中国の川や湖にそれぞれ個別の生息域をもっているが、人間はすでにそのうちの数

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    lyp980980 2018/06/01
  • クジラやトドらの大型化、理由を解明、定説覆す

    ニュージーランドのオークランド諸島沖で、ダイバーに近寄ってくるミナミセミクジラ。(PHOTOGRAPH BY BRIAN J. SKERRY, NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE) 陸生哺乳類の中にも体が大きなものは存在するが、地球上で真に巨大な生物を見つけるなら、海に行くことだ。 その理由を解き明かした論文が、3月26日付けの学術誌「米国科学アカデミー紀要(PNAS)」に掲載された。海にすむ哺乳類は「体温を効率よく維持することと、べ物を十分に確保することの間で、妥協点を見つける必要があります」。論文の主執筆者で、スタンフォード大学の生態学者、ウィリアム・ギアティ氏はそう語る。(参考記事:「定説を覆す、異例だらけの新種クジラの生態」) これまでの説では、海洋哺乳類の体が大きいのは、水の浮力によって重力の束縛から逃れられるためとされてきた。それもまだ関係あるのかもしれ

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    lyp980980 2018/03/29
  • 氷河期の絶滅サイを復元、毛むくじゃら、シベリア

    ケブカサイ「サーシャ」の赤みがかった明るい金色の毛皮は科学者たちを驚かせた。(PHOTOGRAPH BY ANASTASIA LOGINOVA, THE SIBERIAN TIMES) それは、発見した猟師の名前にちなみサーシャと呼ばれている。 ロシアの科学者たちによると、サーシャが生きていたのは1万年ほど前のことだ。オスなのかメスなのかも定かではないが、サーシャは男性にも女性にも使われる名前だという。 サーシャは、氷河期のケブカサイ(Coelodonta antiquitatis)だ。全身がほぼそのまま保存されており、この時代を研究する者にとって驚くべき発見だった。(参考記事:「ケブカサイ、絶滅種再生の可能性」) 同じ時代に生息していたケナガマンモスとは違い、ケブカサイが見つかるのは珍しい。進化の歴史もよくわからず、何をべ、どのくらいの寿命だったのかなど、その生活は謎のベールに包まれて

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    lyp980980 2018/01/27
  • 「人食いバクテリア」とは何か? 対処法は?

    A群連鎖球菌のイラスト。壊死性筋膜炎の原因として最も一般的な細菌だ。(ILLUSTRATION BY CDC) 2017年8月に米国テキサス州をハリケーン「ハービー」が襲い、ヒューストンの街は洪水により甚大な被害を受けた。その濁った水の中に、誰知るともなく危険な生きものが潜んでいた。目には見えないその生物は、浸水した自宅で転倒し、腕を骨折した77歳のナンシー・リードさんを攻撃した。(参考記事:「大型ハリケーン「ハービー」被害の記録 写真29点」) ほどなくリードさんは亡くなった。犯人はいわゆる「人いバクテリア」である。強力に進化した菌がリードさんの皮下組織に侵入し、筋膜と呼ばれる組織に感染し、まるでハリケーンのように行く手にあるもの全てをみるみるうちに破壊したのだ。 人いバクテリアという呼び名は、厳密には正しくない。細菌は人の肉をらうのではなく、毒素を出して、それが組織を液状化させる

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    lyp980980 2017/10/06
  • 人為的な地震は150年間で728件発生、最新報告 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

    8万人以上の死者・行方不明者を出した2008年の四川大地震(M7.9)、記憶に新しい2015年のネパール大地震(M7.8)も人為的な地震だったという。 地震は予測のできない天災だと考えられているが、最近ではそうとばかりは限らないようだ。 10月4日付けの学術誌「Seismological Research Letters」に発表された研究によると、過去約150年の間に、人間の活動が原因の地震が728カ所で起こったという。人間が地震活動に影響を及ぼす例があることは以前から知られていたものの、マグニチュード7.9という大地震も引き起こしたという発表は、他の研究者らを驚かせている。(参考記事:「【動画】奇怪!「呼吸」する道路を撮影」) 地震の回数は現在、世界の一部地域で明確な増加を見せている。自然に起こる地震と同じく、人為的な地震も命に関わる危険をはらんでいる。そうした地震が人間や環境に及ぼす影

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    lyp980980 2017/10/05
  • 4つの翼を持つのに飛べなかった?新種恐竜を発見

    新種恐竜セリコルニス・スンゲイ(Serikornis sungei)がエサを捕らえる様子。アーティストによる想像図。(ILLUSTRATION BY EMILY WILLOUGHBY) 中国で発見された恐竜の化石が、飛行の起源を解明しようとする科学者の間でちょっとした議論を巻き起こしている。 体の大きさは現代のキジとほぼ同じで、4つの翼を持つ新種恐竜は、セリコルニス・スンゲイ(Serikornis sungei)と名付けられた。中国の同じ地域では、前肢と後肢にびっしりと羽が生えて、4つの翼になっている恐竜がほかにも複数見つかっている。だが、古生物学者にとって意外だったのは、極めて保存状態のよい化石が示す証拠を見るかぎり、セリコルニスが空を飛べなかったらしい点だ。 「ほかの四翼恐竜と違って、セリコルニスでは小羽枝が一切見つかりませんでした。小羽枝とは、羽ばたくときに空気の抵抗を利用するための

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    lyp980980 2017/09/01
  • 最後の母系社会、威厳たたえるモソ族女性たち 写真15点

    ヒマラヤに近い中国の高地に、最後の母系社会と言われるモソ族が暮らしている。時代の変化の中で古い伝統を守ろうとする民族を、写真家が記録した。 中国の四川省と雲南省の境、標高約2700メートルに位置する湖、瀘沽湖(ルーグー湖)。この湖のほとりに「世界最後の母系社会」として知られる、モソ族の人々が暮らしている。 彼らは伝統的に、母系の血統を守り、「走婚」と呼ばれる通い婚のならわしを続けてきた。女性は自分の希望次第で伴侶を選ぶことも、替えることもできる。男性に頼るより、女性の主体性を重視する仕組みだ。 アサ・ヌジャさん(69)。何世代にもわたり、彼女のような女性たちがモソ族の家々を率い、財産や家名の継承に責任を負ってきた。子どもたちは母親と共に暮らし、母親は気持ち次第で伴侶を替えることができる。男性が現在の配偶者を訪ねてよいのは夜だけだ。この通い婚の伝統は「走婚」と呼ばれる。(PHOTOGRAPH

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    lyp980980 2017/08/22
  • ヒョウの子を育てるライオン、殺さないのは異例

    タンザニアで、ヒョウの子どもに授乳するライオン。(PHOTOGRAPH BY JOOP VAN DER LINDE, NDUTU LODGE) アフリカのライオンとヒョウは、友達と呼べるような関係ではない。それどころか、ライオンはヒョウを殺す習性さえある。 それだけに、タンザニアのンゴロンゴロ保護区で最近目撃された光景は、関係者を非常に驚かせた。5歳のメスライオンが、生後数週のヒョウの子どもに授乳していたのだ。(参考記事:「【動画】ライオンが奪ったカメラに写っていたのは」) 「前例のないことです」と話すのは、世界各地でネコ科動物を保護する非営利団体パンセラの代表兼最高保護責任者のルーク・ハンター氏だ。「野生でこんな行動は見たことがありません」 ライオンとヒョウが出会うまでの経緯や、ヒョウの当の母親がどこにいるのかはわからない。だが今のところは、メスライオンの攻撃能を母性能が上回ってい

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    lyp980980 2017/07/20
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