■イントロダクション~ハイレゾの宇宙を越えて~ 僕はTM NETWORKのマニアでも小室哲哉氏のマニアでもなかった。しかし70年代生まれの僕らの世代にとって、彼らの音楽はマニアだけのものでは全くない。彼らの音楽そのものが特に意識せずとも自然と耳に届いてきていたし、僕らがその後に聴いた音楽も彼らから何かしらの影響を受けたものが多かったと思う。それを積極的に取り入れた形にせよ、それへの反発という形にせよ。とにかく、TM NETWORKは僕らの世代の共通体験だ。 そして1988年に発売された本作「CAROL -A DAY IN A GIRL'S LIFE 1991-」は、彼らの珠玉の作品群の中でも特別な存在感を放つ作品だと思う。この作品で初めて「コンセプトアルバム」というものに触れた方も少なくないのではないだろうか。 その作品がアナログマスターテープからハイレゾ化され発売されるという朗報は、それ
シンガーソングライターのニール・ヤング氏が設立したPonoMusicはハイレゾ音源対応音楽プレイヤー「PonoPlayer」を発売予定で、以前にKickstarterで出資を募集したところ日本円で4億円を越える出資が集まり話題になりました。PonoPlayerの発売に先立って、同プレイヤーに音楽を配信する「PonoMusic.com」がサービスを開始したのですが、複数の海外メディアから「PonoMusicで配信されている楽曲の値段が高すぎる」という指摘が相次いでいます。 PonoMusic | Store https://ponomusic.force.com/ Pono's high fidelity music store is here, and it's crazy expensive | The Verge http://www.theverge.com/2015/1/6/750
状況証拠が徐々に揃ってきたように思える。様々な情報を総合すると、iOSの純正環境でハイレゾ再生を行えるようになる可能性が高まってきた。 まだくわしい内容や時期などを語る段階ではないが、いずれにしても最近の新製品の動向を見る限り、アップルがハイレゾ対応に足を踏み出すという、長年の噂が現実味を帯びてきた。 その根拠として挙げたいのが、フィリップスが発表した、世界初のLightning端子搭載ヘッドホン「M2L」(関連ニュース)だ。本体の片側ハウジングから飛び出たケーブルは、先端がLightning端子となっている。同端子搭載のiPhoneなどiOS端末と直結でき、iOS端末内のデジタル音声をヘッドホン内部でD/A変換、増幅・再生するという画期的なヘッドホンだ。また、それだけでなくM2Lは「ハイレゾ対応」を謳っているのも見逃せないポイントだ。 もともと、Lightning端子搭載ヘッドホンという
(社)電子情報技術産業協会(JEITA)は、“PCM音源におけるハイレゾの呼称(周知)”の定義付けを発表した。 「ハイレゾ」という言葉が一般に浸透しはじめているものの、これまでPCM音源をハイレゾと呼ぶ際の「CDを超えるスペック」についてははっきり定義されておらず、「どのスペック以上をハイレゾと呼ぶか」は明確に示されていなかった。本件を明確にすることで市場をより活性化させることを目的とし、JEITAではネットワークオーディオ専門委員会を中心に検討、オーディオネットワーク事業委員会にて審議を行った。 今回決定した定義も、基本は「CDスペック超えるディジタルオーディオ」となる。ここでいうCDスペックとは、CDで採用されている44.1kHz/16bitと、DVD/DATで採用されている48kHz/16bit。これらをCDスペックと条件付け、これを超えるものを全て“ハイレゾリューション・オーディオ
■「First Love」ハイレゾ配信開始記念!宇多田ヒカル愛あふれる高橋敦の徹底考察&全曲レビュー ハイレゾ配信が商売として成り立ち、旧譜から新譜までを十分に潤沢に供給できる規模を獲得そして維持するためには、起爆剤が必要だ。ハードウェアやサービスの面では昨年のソニーの動きが大きかったし、今後はアップルの動きに注目が集まる。しかし何はともあれ重要なのは魅力的な作品、広く一般からの注目を集め得る作品がハイレゾで配信されることだ。 という堅苦しい前置きを終えたところで… 今回は宇多田ヒカルさん「First Love」ハイレゾ配信開始記念!徹底考察&全曲レビューッ!(e-onkyo musicの配信ページ/moraの配信ページ)日本でいちばん売れてるアルバムなので「広く一般からの注目を集め得る作品」として文句なし!これは取り上げざるを得ないッ!…という名目を掲げつつ、実際は僕が宇多田さん大好きな
『ハイレゾ』ブームの火付け役となったAstell & KernのAKシリーズ。その最高級・最上位モデルAK240が発表された。 静電容量タッチパネルによる、480×800ドットの3.31型有機ELディプレーに256GBのメモリーとmicroSDXCカードスロットを内蔵。ハイレゾ音源ファイルはWAV/FLACは192KHz/32bitまで対応する。 音質の決め手となるDACはシーラス・ロジック社のホームオーディオ向けのハイエンドDAC『CS4398』をLR独立で搭載したデュアルDAC仕様としており、DACの機能によりDSDの5.6MHz(DSD128)のネイティブ再生にまで対応。より快適な操作のためにデュアルコアプロセッサ搭載した、“究極のハイレゾオーディオプレイヤー”だ。 外観のイメージも『AK100/120』を踏襲しつつも、本体筐体は航空機グレードのジュラルミン削り出し筐体(!)、そして
2013/11/03 2019/10/19 アニメ PC オーディオ ラブライブ!のハイレゾ音源を買ったら残念なことに気づいてしまった。 買ってしまった。 音楽配信サイト、e-onkyoで、ラブライブ!楽曲のハイレゾ配信が始まるという告知は以前から何度か目にしていたものの、そもそもラブライブ!楽曲のような音をハイレゾにしてどうなるのだろうという疑問と、48kHz,24bitってそこまでハイレゾってわけでもないよなという思いから、買う予定は全くありませんでした。しかし、発売当日にツイッターで検索して評判を眺めていると、確かに良い音になっているという評価と、よくわからなかったという評価(普通の人にとってハイレゾ音源なんてそんなものだと思うけれども)に分かれていて、沸き上がってきた自分の耳で確かめたいという欲に勝てず買ってしまいました。 企画を確認しておくと、今後ラブライブ!のハイレゾ音源を展開
1995年に放送が開始されて以来、爆発的大ヒットを記録。現在に続くアニメブームの礎を築いたアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」。“残酷な天使のテーゼ”など、今や誰もが知るヒット曲を生み出したサウンドトラックが、最新のハイレゾ専用リマスターで遂に登場! 今回、配信開始となるのは、『NEON GENESIS EVANGELION』、『NEON GENESIS EVANGELION II』、『NEON GENESIS EVANGELION III』の最新リマスターバージョン。2004年にリリースされた、DVDオーディオを制作した際のマスター音源を、同作の作曲/プロデュースを手掛ける鷺巣詩郎氏の意向により、ハイレゾ配信用にリマスタリングを敢行。本人監修のもと、アメリカ・ロサンゼルスのバーニー・グランドマン・スタジオにてリマスターを行い、現代に映える新たな音作りで「2013 HR Remaster Ve
K’sです。 最近ハイレゾリューション音源が数多くのサイトからダウウロードできるようになった。 嬉しい限りですが、自称オーディオファイルのK’sもハイレゾ音源と聞くと妙に期待して購入してしまう。 そして、その期待に裏切られることが多い。 K’sがハイレゾ音源に期待することは、「CD音源と比して、より高質な音で音楽を聴くことができる」ことです。 ①十分なダイナミクスが確保されている ②20KHz位まではフラットな周波数特性であること ③エイリアスの混入が避けられる可能性が高い などですが、K’sの願いに叶ったハイレゾ音源は残念ながら1~2割程度しかありません。 ハイレゾ音源に期待することは、人それぞれであると考えますが、大筋は同じではないでしょうか? 先日購入したハイレゾ音源はJAZZのインストルメンタルですが、K’sが若いころにLPで良く聴いたアルバムです。 15年位前にCDアルバムも入手
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