日銀は19日、22日午前9時から臨時の金融政策決定会合を開くと発表した。新型コロナウイルスの感染拡大で苦境に立たされている中小企業などの資金繰りを支えるため、金融機関を通じた新たな資金供給制度を正式に決める見通しだ。新制度は4月下旬の前回会合で検討を始めたばかりだが、中小企業支援は一刻を争うと判断し、異例のスピードで対策を講じる。新たな資金供給制度は政府の緊急経済対策と連動し、中小企業や個人事
(2020年4月8日追記) 2020年3月31日に掲載した本記事に対し、多くの方からさまざまなコメントやご質問をいただいている。その中で「75歳でパート労働をされている方が、“緊急小口資金の貸付には75歳未満との年齢制限がある”という理由で貸付を受けられなかった」という事例が寄せられた。 こうした年齢制限は実際に存在するのか、確認を進めた。 一例として東京都社会福祉協議会作成の案内によると、貸付対象は「新型コロナウイルス感染症の影響を受け、休業等により収入の減少があり、緊急かつ一時的な生活維持のための貸付を必要とする世帯」とあり、年齢による制限は記載されていない。 さらに、今回の特例貸付に関して厚生労働省が発表している「生活福祉資金貸付制度における緊急小口資金等の特例貸付の運用に関する問答集(Vol.6)」によると、「新型コロナウイルス感染症による収入の減少による家計への影響は様々であるこ
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