WSL2でディストリビューションのインストール後、初回起動時に下図のようにユーザの登録が促されます。 この画面を閉じてしまったりして、何らかの理由で登録が行われなかった場合、下図のようにスーパーユーザ(root)がデフォルトのユーザになってしまいます。 この状態から新規ユーザを登録し、起動時のデフォルトユーザにする方法を紹介します。 まず、root以外の場合はrootに管理者権限を昇格させます。最初からrootになってしまっているケースでは不要です。 $ sudo -s [sudo] XX のパスワード: # useraddコマンドで新しいユーザ名を登録します。 ここでは例として”linux”としました。 -mオプションでホームディレクトリを作成します。 -sオプションではログイン時のシェルを指定します。ここで”SHELL”という環境変数を指定しています。変数の中身は通常、”/bin/ba