豊鉄バスから施設に寄贈された「バスの来ないバス停」。隣のベンチで入居者が談笑し、帰宅願望を紛らす効果があるとされる=豊橋市駒形町のグループホームたけのこで 豊鉄バス(豊橋市)は6日、「バスの来ないバス停」を豊橋、新城両市の三つの高齢者向けグループホーム(GH)に贈った。帰宅願望などで一人歩きしてしまう認知症のお年寄りを落ち着かせる効果があるといい、使わなくなったバス停標識を昨秋から介護施設などに寄贈している。
石川県「医師の判断が必要」 死後に新型コロナウイルス感染が確認されたとして、石川県が11月27日に発表した金沢市の男性は、県発熱患者等受診相談センターに電話してPCR検査を希望したが受けられなかったことが、本紙の取材で分かった。男性には、ぜんそくの疾患があったという。(堀井聡子) この男性は金沢大薬学系准教授の高橋広夫さん=享年四十二。妻(43)や知人の話では、高橋さんの自宅は県外にあり、金沢市内に単身赴任していた。十一月十六日に強い倦怠(けんたい)感があり、自宅療養中の二十日には三九度台の発熱があった。二十一日に医療機関を受診したところ、インフルエンザの検査は陰性で、薬を処方された。 本人は「近くの医院」と話していたという。妻や知人とのメール記録によると、高橋さんは二十一日、県発熱患者等受診相談センターに電話してPCR検査を受けたいと伝えたが、「かかりつけ医の判断がなければ検査は受けられ
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