情報処理推進機構(IPA)の公式Webサイトリニューアルにおいて、多くのページにリダイレクト設定がなされず問題視されていた件を巡り、IPAは4月3日「ご不便をおかけしまして大変申し訳ありません」と謝罪した。 IPAは3月31日に公式Webサイトの全面リニューアルを実施。モバイル端末からの閲覧を意識したデザイン改修、コンテンツへの導線の改善などを図ったとしていた。その中で多くのページのURLも変更したが、リダイレクト設定がほとんどなく、既存のリンクを開いても「404 Not Found」とのみ表示されることが問題視されていた。 謝罪文によると、リニューアルに際して「安定的なレスポンスの確保を考慮し、リダイレクト対象とするコンテンツを選定した」という。しかし、多くのユーザーがIPAのコンテンツを資料として使っており、その影響について認識が不足していたのが原因の一つとしている。 なぜ「404エラ
情報処理推進機構(IPA)の公式Webサイトリニューアルについて、Twitter上で批判の声が上がっている。新URLへのリダイレクト設定がなく既存のリンクを開いても「404 Not Found」になっているとの報告が相次いでいる他、RSSがなくなって困るというユーザーもいる。 IPAが新サイトを公開したのは3月31日。「ユーザーがコンテンツを探しやすいよう導線を改善した」「スマートフォンやタブレットでの閲覧を想定してマルチデバイス対応をした」としている。 リニューアルによりURLの変更もあったが、新ページへのリダイレクト設定がなく、既存のリンクを開いてもコンテンツが表示されないケースが多発している。 例えばGoogle検索で「情報セキュリティ白書2021」を検索すると、検索結果トップに該当ページが表示されるが、リンクを開いても「お探しのページ・ファイルが見つかりませんでした」とのみ表示され
以前話題になった2021年5月22日に期限切れとなった「2020tochijisen.tokyo」だが、その後誰かに取得され、2022年8月1日現在はパーキング広告が表示されていた(tss (夜行性昼行燈)さんのツイート)。 その後また期限切れになって、Whoisいわく10月にGMOで誰かが取得。次の期限切れは2023年10月21日以降。 色々見た限りではGoogleアナリティクスの部分だけ削られて元のページをそのまま表示している。いつサイトが別のページに化けたりするかもわからないのでアクセする人は自衛して自己責任でよろしく。 ttps://2020tochijisen.tokyo/ whois 2020tochijisen.tokyo Domain Name: 2020TOCHIJISEN.TOKYO Registry Domain ID: DO7278170-GMO Registrar
大昔、クラウドだって言い張った単なる仮想環境を作ったおぼえがあるけど、全然スケールするイメージが付かなかった。 一番の問題は、個別の顧客に対していろいろと要件を聴きすぎたということだった。顧客ごとにユニークに設定を入れ込んでいくと、どんどん設定が複雑になっていく。これ十社ならいいけど百社入ったらアウトかな、なんて感覚があった。 AWSなど、スケールするクラウドは個別の要件なんて聞かないで、どの顧客にも同じ機能を提供するという姿勢を貫いた。そもそも顧客と直接コミュニケーションをせず、Webサイトを通じたコミュニケーションが基本だった。スケールする前提を守るには必須だと思う。 これが、「地場のデータセンターは、直接お客様にお伺いし、Face to Faceをするのがバリューです」なんて言っちゃったものだから、クラウドではなくなる。 そうなると、顧客の声が強くなりすぎて、あれやこれや拡張しちゃう
リダイレクトの終了について投稿したゆやりん(@yuyarin)さんは「group.ntt/jp/ にすれば参照できる」と解決方法を紹介。しかし「リダイレクトしていないため、新しいURLでリンクされてないものはインデックス化されない。古いURLはエラーでインデックスから消されて、そのうち検索エンジンで探せなくなって存在しないのと同義になるので全くよくない」と問題点を訴えた。 なぜNTTはリダイレクトをやめたのか。同社に問い合わせたところ「12月までの旧URLへのアクセス数を見たところ、数がかなり減っていたため、影響はないと判断した。また、継続することでコストもそれに応じてかかっていくことも踏まえて、総合的な判断からリダイレクトの終了を決めた」と話した。 NTTは「新URLに変更したことをあらためて周知することで、ご迷惑をおかけしないように対応させていただきたい」と話したが、再びリダイレクトを
ストーリー by nagazou 2021年04月21日 18時04分 クラウド型サービスのリスクは頭に入れておきたい 部門より ドコモの健康管理のためのサービス「わたしムーヴ」が2022年3月31日に終了する。これによりサービスに連携する機能を持ったオムロン製品25機種に機能制限や使用不能などの影響が出るとして話題になっている(オムロン ヘルスケア、INTERNET Watch、ITmedia)。 この25機種の中でも中でもWi-Fi体重体組成計「HBF-253W」に関しては、わたしムーヴ終了後はデータ転送および機器単体での運用ができなくなるそうだ。オムロン側は代替機種の割引販売により対応する方針だが、睡眠計「HSL-101」、ねむり時間計「HSL-001」「HSL-002C」に関しては代替機種が存在していない。代替機種がある場合でも割引機種に関してはユーザーによる新規購入が必要となる。
2020/9/15より運用が開始された気象庁のホームページの不適切な広告と Google Adsenseのポリシー違反について、取り急ぎまとめました。 これまでの経緯 2020/9/15の14時から気象庁の気象庁ホームページへのウェブ広告掲載が開始されました。(気象庁|報道発表資料 ) これに先立って行われた長官会見で広告ブロック機能拡張が紹介され、多少話題になりました。 気象庁が定めた広告掲載基準はかなり厳しいものでしたが、運用型広告ではそのルール通り行うのはかなり困難と思われました。 気象庁ホームページへのウェブ広告に関する掲載運用方針 気象庁HPの広告掲載基準 不適切な広告について 2020/9/15に実際にアクセスして広告を見たところ、規約違反と思われる広告が複数表示されました。 運用型広告というのはホームページ側ではスクリプトのみ設置するものでGoogle Adsenseが最も有
普通は役所のシステムって構築してから5年とか7年は塩漬けにして使うもので、一度やらかしてしまうと名誉挽回の機会なんて向こう数年は与えられないんだけど、こと本件に関しては高市総務大臣から「今すぐ私がマニュアルなしでも使えるように直しなさい」と叱責いただいて、しっかりと予算的なサポートも得られたことで、たったの数ヶ月で立て直すことができた。 この数ヶ月は外部のセキュリティやPKIの専門家の方から様々なサポートをいただいて何とか実現したんだけれども、役所のシステム開発としては非常識というか、極めて難易度が高い案件だった。「え?単にChromeやSafariをサポートするだけでしょ、難しい訳ないじゃん」と思う諸兄は、もうしばらくこの話に付き合って欲しい。 もともとマイナポータルは日本を代表するITベンダーと通信キャリアの3社が開発したんだけど、大臣からの叱責を受け「ちゃんとお金を払うから直してよ」
アメーバブログを運営するサイバーエージェントは10月1日、歌舞伎俳優の市川海老蔵さん、元フリーアナウンサーの小林麻央さん、“こんまり”こと片付けコンサルタントの近藤麻理恵さんら国内外で活躍するアスリートと文化人42人のブログが、国立国会図書館に保存されたことを発表しました。 国立国会図書館に保存された海老蔵さんのブログ(画像は市川海老蔵オフィシャルブログから) 日本唯一の国立図書館である国立国会図書館では、その時代を反映する代表的なWebサイトなどをアーカイブに加える活動をしており、保存された情報は今後のさまざまな研究における重要な情報源として活用されます。42人のブログは、「現代社会における生の情報を記録する資料として、それらを保存し、後世に伝える意義は大きい」としてインターネット資料収集保存事業(WARP)への保存が決定しました。 2017年には、小林さんと近藤さんのブログが「後世の研
サイバーエージェントは10月1日、同社が運営するブログサービス「Ameba」で、元フリーアナウンサーの小林麻央さんなど42人のブログが、国立国会図書館のWebアーカイブ(WARP)に保存されたと発表した。同館は「現代社会の生の情報を記録する資料として、後世に伝える意義が大きい」と判断した。 同館は2002年にインターネット資料収集の取り組みを始めたが、ブログを収集するのは今回が初めて。歌舞伎俳優の市川海老蔵さん、その妻で元フリーアナウンサーの小林麻央さん、片付けコンサルタントの近藤麻理恵さん、元卓球選手の福原愛さんなど42人のブログの保存を決めた。 17年6月に乳がんで死去した小林さんは、16年9月のブログ開設から約10カ月間で352本の記事を公開。亡くなる直前まで、闘病中の思いをつづり、反響を呼んだ。小林さんのブログには、訃報が伝えられてからの10日間で約1000万人が訪れたという。 ネ
雑誌「理科の探検」の公式Webサイト(http://www.rikatan.com/)が、サイトをホスティングしていたロリポップ!によって公開停止にされてしまったという。同誌は「ニセ科学」問題を定期的に取り上げており、このWebサイトでは目次や関連記事などが公開されていたが、その一部に対し削除を求める裁判が行われたのが原因だという(理科の探検サイトの削除問題、成城大学・町村泰貴教授による法的な分析)。 同誌編集長の左巻健男氏によると、同サイトで提供されていた『「謎水装置」NMRパイプテクターに翻弄される人々』および『「謎水装置」NMRパイプテクターに翻弄される人々 小波秀雄』というコンテンツについて、人格権が侵害されたとしてロリポップ!に対しコンテンツ削除を求める削除仮処分命令申立が行われたという(佐巻氏のブログ、Facebookに投稿された経緯説明)。
昨年、漫画の海賊版を配信するWebサイトへの接続を遮断する「ブロッキング」の是非が大きな議論となったが、議論されていたブロッキングの法制化について、政府は今月下旬に召集される通常国会での関連法案提出を断念する方針を固めたという(産経新聞、読売新聞、時事通信)。 こうした海賊版配信サイトを巡っては、政府がISPに対し自主規制を要請する状況となったものの、サイトが閉鎖されたこともあって結果的にブロッキングは実施されないことになっていた。 その後、知的財産戦略本部の海賊版サイト対策検討会においてブロッキングの法制化が議論されたものの、賛成派と反対派で意見がまとまらないという事態となっていた。そのため政府は現時点ではブロッキングの法制化を断念する方針になった模様。 今後は海賊版サイトへと誘導するサイトの規制や、海賊版サイトへの広告掲載抑制、漫画のダウンロード違法化などを対策として検討するという。た
■ 魔女狩り商法に翻弄された田舎警察 Coinhive事件 大本営報道はまさに現代の魔女狩りだ 前回の日記(6月11日23時46分公開)の件はその後、以下のように展開した。 6月12日 他人PCで仮想通貨獲得 了解得ず「採掘」初立件 神奈川県警など,*1 毎日新聞, 6月12日朝刊 仮想通貨マイニング(Coinhive)で家宅捜索を受けた話, モロ@ドークツ, 6月12日9時43分 Coinhive設置で家宅捜索受けたデザイナー、経緯をブログ公開 「他の人に同じ経験して欲しくない」, ITmedia, 6月12日12時17分 仮想通貨「無断採掘」疑い サイト運営者を書類送検,*2 共同通信, 6月12日20時45分 Police to press charges over cryptocurrency 'mining' of computers without consent, The M
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