私達は今回の衆院選に際し、科学技術政策に関する公開質問状を各党に送付した。一番早くお返事をくださったのは次世代の党。順に日本共産党、自由民主党、民主党、生活の党から回答をいただいた。ここに公開する。 「日本の科学技術政策はどうなるのか?各党の公約を比較してみた」とあわせて参考にしていただけたら幸いだ。 1) 科学技術政策のあり方大学・公的研究機関における研究は、総合科学技術・イノベーション会議(CSTI)などで議論し、国が重点領域や方向性を決める形で研究を進める「トップダウン型」と、個々の研究者の好奇心と自主性に即して行う「ボトムアップ型」(科学技術研究費補助金などがこれに相当)にわけられます。 大学・公的研究機関における研究の方向性としてはどのようにあるべきでしょうか? 貴党の政策にもっとも近いものを一つお選びください。 あ)トップダウン型をより重視する い)ボトムアップ型をより重視する