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ブックマーク / globe.asahi.com (9)

  • 【小泉悠】研究者は挫折、就活はことごとく失敗 無職で気づいた自分の天職:朝日新聞GLOBE+

    小泉悠さんにとって、夏は一つの思い出がよみがえる季節だ。 毎日のように通っていた図書館のある市民センターの2階で、母親が有志と原爆展を開くのだ。 両親は、二人とも反核・反戦運動に熱心だった。母親らが主催していた夏の原爆展では、小泉さんも投下直後の悲惨な写真を毎年見ていた。 『風が吹くとき』『トビウオのぼうやはびょうきです』……。当時読んだ原爆をテーマにした児童書の題名は、いまでもいくつもそらんじられるほど。その恐ろしさは、深く脳裏に刻まれた。 母親らが原爆展をしている階下の図書館で、息子は軍事も、読みあさっていた。自衛隊員と遊んでいることも、親は快く思わなかった。 「両親とはさんざんもめました」 だが、両親との確執は、独特のバランス感覚とさまざまな素養を養うことにもなった。 意見の異なる相手にどう耳を傾け、どうしたら納得してもらえるのか。自分のやっていることを両親に説明しようと必死で考え

    【小泉悠】研究者は挫折、就活はことごとく失敗 無職で気づいた自分の天職:朝日新聞GLOBE+
  • 「ハリウッドで日本人は差別され…」天然パーマを矯正された俳優、松崎悠希さんの怒り:朝日新聞GLOBE+

    日米で活躍するある日人俳優がこの春、ハリウッド映画界で「日人が差別されている」とTwitterで訴え、注目を集めた。リスクを負ってまで彼が「身内」批判に踏み切った理由とは――。人がオンラインインタビューに応じた。(聞き手・小川尭洋) 俳優は松崎悠希さん(40)。1999年に渡米し、「硫黄島からの手紙」「ピンクパンサー2」など、多くのハリウッド作品に出演している。近年はキャスティングも手伝っている。 ハリウッドで活動する中で、撮影現場や作品描写で繰り返される日人への差別や偏見を目の当たりにしてきたという。やり取りは次のとおり。 ――ハリウッドで活躍している松崎さんは、これまで何度も差別に遭ってきたそうですね。 2011年、アメリカドラマ「メル&ジョー 好きなのはあなたでしょ?」(2010~2015年)に出演した時のことです。僕が衣装合わせやメイクをしていた時、アメリカ人のプロデューサ

    「ハリウッドで日本人は差別され…」天然パーマを矯正された俳優、松崎悠希さんの怒り:朝日新聞GLOBE+
  • 新型コロナウイルスの流行で露わになった「世界の人種差別」:朝日新聞GLOBE+

    コロナウイルスが世界で猛威をふるっています。中国国内の感染者数は2万4300人以上、中国以外の感染者数も300人を超え、中国では900人以上の死亡者が確認されています。コロナウイルスの流行が終わることは誰もが望むところですが、今回はこのウイルスの流行をきっかけに各国であらわになった排他主義や人種差別に目を向けてみたいと思います。 差別対象がどんどん広がる ウイルスの発祥地として当初、武漢という特定の町の名前が出てきたときから嫌な予感はしていましたが、案の定、数日後には温泉地の箱根で「中国人お断り」と貼り紙を掲げる駄菓子店が登場したり(現在、貼り紙は外されました)、札幌市でも「中国人入店禁止」の貼り紙を掲げたラーメン店が物議を醸しました。いうまでもなくこれらの貼り紙は人種差別的であり、場合によって民法の不法行為が成立する可能性がありますし、国連の人種差別撤廃条約にも違反しています。 それにし

    新型コロナウイルスの流行で露わになった「世界の人種差別」:朝日新聞GLOBE+
    mobanama
    mobanama 2020/02/12
    ""東洋人への差別意識は欧州の社会に元からあるものでしたが、現在は「コロナウイルスという大義名分のもと」堂々と差別行為が行われているというのが現状です
  • イージス・アショア配備、防衛戦略の議論が起きない不思議:朝日新聞GLOBE+

    防衛省の緩みが問題なのか たしかに多くのメディアが今回の失態を取り上げてはいる。しかしそれら報道の多くは、秋田県への配備を説明する過程で露呈した防衛省担当者たちの「緩み」への非難に問題を矮小化してしまっている。 また、地元住民や秋田県側のイージス・アショア配備に対する反発も、防衛省の安全性に関する説明の杜撰さが引き金になっていると見られ、輸送機オスプレイの日配備と同様に、「安全性への疑義」から生じていると言えよう。 もちろん、防衛当局の失態を批判的に見ることも、地元住民への安全配慮も欠くべからざることではある。しかしそれは、イージス・アショア設置の必要性や、弾道ミサイル防衛システムの増強の是非など国防戦略レベルの議論が等閑視されてよいということではない。 多数の弾道ミサイルが突きつけられている日 そもそも日防衛にとって、イージス・アショアは必要かと問われれば、現在の日の軍事能力に鑑

    イージス・アショア配備、防衛戦略の議論が起きない不思議:朝日新聞GLOBE+
    mobanama
    mobanama 2019/08/28
    "中国がハワイ州オアフ島の米軍重要拠点を弾道ミサイル攻撃する際には、ミサイルは日本列島(東北地方)上空を通過するからだ"この地図、メルカトルで書いてない?弾道ミサイルなんだから方位図法では?
  • へその生物多様性 -- 菌のちから -- 朝日新聞GLOBE

    60人で2368種 「1週間ほど培養する」とロブ・ダン/photo:Tsuru Etsushi 皮膚の表面には約1兆個の菌がすむ。その種類は数十とも言われるが、詳しい実態はわかっていない。 米ノースカロライナ州立大学などのチームは2年前、「ベリーボタン・バイオダイバーシティープロジェクト」を始めた。日語に訳すと「へその生物多様性計画」。リーダーのロブ・ダンは「へそを洗うことに注意を払っている人は少ない。皮膚にすむ菌を採取できる絶好の場所だ」と話す。 60人のへそを調べたところ、2368種の細菌が見つかった。少ない人で29種、多い人では107種。平均67種だった。「何年も入浴していない」と話す男性のへそには、深海底の熱水噴出孔など過酷な環境で生息する珍しい微生物が2種類いた。 記者(都留)も調べてもらった。綿棒でへそを20秒間ごしごし。「最後にへそを洗ったのはいつ?」と問われたが、記憶にな

    へその生物多様性 -- 菌のちから -- 朝日新聞GLOBE
    mobanama
    mobanama 2014/06/18
    "「何年も入浴していない」と話す男性のへそには、深海底の熱水噴出孔など過酷な環境で生息する珍しい微生物が2種類いた"デジャブ。2013/02/17記事。だからか?
  • 朝日新聞GLOBE|放射線、リスクを読み解く -- 国際基準の「考え方」

    [Part1] ICRP幹部にパリで会った 東電の原発事故から3カ月余り。この間に日政府がとった対策の「よりどころ」をたどると、多くの場合、ICRPという組織に行きつく。International Commission on Radiological Protection(国際放射線防護委員会)のことだ。 例えば、首相官邸のホームページにある「計画的避難区域」のQ&A。今後1年間での放射線の合計が20ミリシーベルト以上と予想される地域を対象にした理由について、「国際基準です」と説明し、「ICRPが定める、緊急被曝状況における放射線防護の基準値」と付記している。 ICRP側も事故直後の3月21日に、対策を考えるうえでの目安にすべき数値を挙げた声明を発表していた。 20ミリシーベルトといった数字は、福島県内での学校の校庭利用でも議論になった。「国際基準」はどんな考え方なのか。 5月下旬、二人

    mobanama
    mobanama 2011/06/20
    ありゃ。ぶくましてなかったか。//見解自体新しいこと聞けるはずもないと思うが「外部」の意見であることが重要なのかね。国内に多数のICRP委員がいるんだが。
  • [第7回] 大きすぎるBBC、終わりの始まり?|朝日新聞グローブ (GLOBE)|Media Watch メディア最前線

    [第7回] 大きすぎるBBC、終わりの始まり? 「聖域」テレビ・ライセンス料体制にメスが入る 小林恭子 Ginko Kobayashi ブロガー&ジャーナリスト 日では、BBC(英国放送協会)と言えば、時の政府や権力者との対立をものともせず、不偏不党で質の高いジャーナリズムを提供する、世にも素晴らしい報道機関というイメージがあるのではなかろうか。 しかし、国英国での受け止め方はやや違う。BBCは毎年約35億ポンド(約5500億円)のテレビ・ライセンス料を一種の税金のように国民から強制的に徴収している。NHKの受信料とほぼ同様の仕組みで、テレビ番組受信機を設置した人に課され、さらに放送業、ネット業、出版業などありとあらゆる分野に触手を伸ばす――。そんなBBCを英経済誌「エコノミスト」(6月18日付)は聖書「ヨブ記」に登場する巨獣「ビヒモス」になぞらえた。 第2次世界大戦中、英首相チャーチ

    mobanama
    mobanama 2009/08/03
    "NHKの受信料とほぼ同様の仕組み"いや、もっと酷い。TV買ったら名前と住所を書かされて支払い用紙を渡され、一定期間内に払わないと法的根拠を持って徴収にくるんでなかったか。
  • 朝日新聞グローブ (GLOBE)|Best seller ロンドンの書店から

    mobanama
    mobanama 2009/05/19
    ノンフィクションを紹介してほしい…。
  • 朝日新聞グローブ (GLOBE)|Best seller ロンドンの書店から

    [第9回]ブッカー賞を競った2作 園部哲 Satoshi Sonobe ロンドン在住ライター・翻訳者 英国の図書館はみかけこそ地味だけれど、身近なところにあって市民の利用度も高い。国民1人当たりの貸出冊数は日を上回る。図書館の普及とそこを根城にした読書会の存在もあり、新刊書は買わずに借りるという向きも多い。だからといって英国紳士淑女作家は、図書館で只貸しされると実入りが減る、などという野暮なことは言わない。 この国には公共貸与権(公貸権)、つまり図書館での貸し出し1回ごとに著者が対価を受けるという制度がある。具体的には1回当たり5.98ペンス(今だと10円くらい)で年間上限約100万円。 図書館依存型読者層が厚いこともあって、この国では新刊書がベストセラーになるのは稀である。自己購入型読者層は新刊のハードカバーがおよそ1年後、手頃なペーパーバックになってから買い始める。昨年の10月にブッ

    mobanama
    mobanama 2009/05/19
    "公共貸与権(公貸権)、つまり図書館での貸し出し1回ごとに著者が対価を受けるという制度がある。具体的には1回当たり5.98ペンス(今だと10円くらい)で年間上限約100万円"
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