吉祥寺バウスシアター(武蔵野市吉祥寺本町1、TEL 0422-22-3555)は1月24日より、「フェデリコ・フェリーニ映画祭」を開催する。 フェデリコ・フェリーニ監督は、映画監督だけでなく世界のクリエーターたちから敬愛され、今なお多大な影響を与え続ける巨匠。 今回上映するのは、「8 1/2(完全修復ニュープリント版)」「甘い生活」「魂のジュリエッタ」「女の都」「青春群像」「崖」の6作品。「8 1/2」はフェリーニの自伝的名作。映画史に名を刻む記念碑的作品で「映画監督グイドの願望と、彼を取り巻く現実が溶け合う幻想的な世界に覆い尽くされる」(同劇場)。「甘い生活」もフェリーニの代表作。「戦後1950年代イタリア・ローマの退廃的な上流階級の生態を、ゴシップ新聞の記者に甘んじる主人公の目を通し描く。マルチェロ・マストロヤンニとアニタ・エクバーグがトレヴィの泉で戯れる場面は、映画史に残る名シーン」