タグ

訴訟と代替医療に関するmoondriverのブックマーク (13)

  • 【まいんど】「好転反応」の呪縛、そして娘の死/真光元事件(2)・藤田庄市

    2005年7月に起きた真光元事件について続ける(民事裁判として継続中。前回記事)。 インスリンを打たねば生きてゆけないⅠ型糖尿病という不治の病に冒された豊島桂子(当時12歳。仮名)と母親の美也子(55歳。仮名)は、絶望のなかで真光元(まこも)神社と教祖・堀洋八郎(67歳)の存在を自然療法師の幹部信者、山田和子(51歳。仮名)から布教され、その宗教言説と実践に没入してゆく。同神社のお札を拝み、植物のヒメガマから作られた真光元を飲み、水を変えない真光元入り風呂に入る生活に、主観的には希望を見出した昂揚感のせいか、一時、桂子は顔色も良くなり欲も出た。これで一気に真光元神社への信仰は深まってしまった。しかし、現実は冷厳だ。病院での検査結果は悪く、入院をせざるをえなかった。にもかかわらず、真光元への疑いが生じなかったのは何故か。 ■宗教的代替医療のレトリック 「好転反応」。宗教的代替医療において当

    【まいんど】「好転反応」の呪縛、そして娘の死/真光元事件(2)・藤田庄市
    moondriver
    moondriver 2011/11/17
    マコモ風呂キター('A`)
  • 【まいんど】難病苦の母娘が向かった先…/真光元事件(1)・藤田庄市

    今年(2010年=紙註)1月、福岡市で生後七ヶ月の長男に必要な医療を受けさせなかったとして、両親が異例の殺人罪で警察に逮捕された事件があった。その両親は宗教法人「新健康協会」の職員だった。同協会は二年前まで「晴明教」と名乗っていた新宗教教団で、世界救世教の分派である。夫婦は「浄霊」(手かざし)によって乳児のアトピー性皮膚炎を治せるとし、医者に診せることをしなかった。乳児の身体中には和紙製の「後霊紙」が貼ってあったという。しかし検察は、「殺人罪を立証する証拠を得られなかった」として、2月4日に遺棄致死罪で夫婦を起訴した。 こうした宗教的医療拒否による死亡事件は後を絶たない。そのたびに世間は「またか」と思い、そして忘れる。が、世間の常識では来、思いもよらないことのはずだ。その思いもよらないことが何故おこるのか。今月29日に東京地裁で民事裁判が判決が下されるある事件についてレポートしよう。

    【まいんど】難病苦の母娘が向かった先…/真光元事件(1)・藤田庄市
  • 善意と悪意と過失

    山口の助産師のビタミン K2 不投与騒ぎに関する、法的解釈の議論の記録。 法的な意味では「善意/悪意」は「知らなかった/知っていた」だが、この他に過失(知っているべきなのに知らなかった)もあり、責任の程度は善意と悪意の中間。 …という話と、 裁判においてこれらを争う場合に、誰が何を主張し、立証し、反論するのか。 続きを読む

    善意と悪意と過失
    moondriver
    moondriver 2011/02/12
    "だからこそ、助産師がそう信じていた事を主張する前に、訴訟を終わって欲しい人が世の中に居たのです"
  • かとうさんとNATROMさんのやり取り

    kato takeaki @katot1970 法律用語で善意は「知らなかった」の意味です。悪意は「知っていた」の意味です。ビタミンK2を与えなければ出血の可能性が高くなる事を知っていて、それでも投与しなければ、法律用語では「悪意」です。@NATROM 2011-01-13 11:47:29 kato takeaki @katot1970 その為、助産師は当然「悪意」です。また、K2レメディなんて作ると云う事は、そういう事実を知っているからですよね?なので、協会も「悪意」です。間違ってませんよ。相手の方が、道徳的な善意、悪意と法律的な用語と、文脈ごとに適当に言い逃れしているだけです。@NATROM 2011-01-13 11:49:09 kato takeaki @katot1970 善意悪意を知らない知っていると言いましたが、善意悪意との用語で話すのなら、「ビタミンK2を与えないと出血が

    かとうさんとNATROMさんのやり取り
    moondriver
    moondriver 2011/01/15
    このやり取り気になってはいたものの、先のまとめを読む気がしなかったので嬉しい。
  • アピタル_こちらアピタルです。_ ■ホメオパシーを巡る問題(その8) 問いかけの原点

    皆さま、お久しぶりです。 このブログにコメントを下さっていたNATROMさんのブログで、大変興味深いご指摘がありました。ぜひ、ご紹介したいと思い、久々にエントリーを立てさせて頂きました。 ブログのエントリーは先日、弊社の山口総局の記者が特報した「「ホメオパシーで長女死亡」助産師と母親和解 山口地裁」の記事と、それに対する普及団体、日ホメオパシー医学協会の反論に関するお話でした。NATROMさんは、「ホメオパシー訴訟の和解がもたらした最大の成果」は、協会の反論の言葉の中から「ホメオパシーのレメディー(記者注:ホメオパシーに用いる砂糖玉)は、ビタミンK2のシロップの代用にはなりません」という言葉を引き出したことだ、と述べています。 NATROMさんの指摘では、協会やその会長、関連の療法家育成学校は過去、ホームページや著書で「レメディーはビタミンK2シロップの代わりになる」との内容の主張を続け

  • 山口ホメオパシー訴訟の和解と口外禁止に関する議論

    ホメオパシー助産師が乳児の出血症の予防に必要なビタミンK2シロップの投与を怠ったことで乳児が死亡したとする訴訟は和解に終わった。朝日新聞の記事によると被告の助産師側が原告に和解金支払ったとされる。 朝日の記事には「関係者によると、和解には『内容を口外しない』との条件が含まれており、和解の理由や金額について、双方の代理人は『話すことはできない』と答えた。 」とあるが@fuka_fuka_mfmf氏によると、口外を禁止する条件が訴訟当事者の発言を阻んでいるわけではないという。 参考: 続きを読む

    山口ホメオパシー訴訟の和解と口外禁止に関する議論
    moondriver
    moondriver 2010/12/25
    "被告(ひいては背後の協会)にとって、早期に、高額(数千万という推測値が正しければ)の解決金を払っての和解に応じるメリットは「助産師の過失の有無を棚上げにすること」に、それのみにあると言ってもいいから"
  • kikulog

    kikulog 記事一覧 カテゴリー別記事一覧201410 2014/10/22 江勝氏の死去 201409 2014/09/12 生協の「書評対決」の書評 201407 2014/07/04 「いちから聞きたい放射線のほんとう」サポートページ 201406 2014/06/04 「いちから聞きたい放射線のほんとう」訂正箇所 201404 2014/04/23 朝日新聞に書評が出るようです [kikulog 647] 2014/04/09 理研CDBの騒動について [kikulog 646] 2014/04/07 博士論文中での剽窃について [kikulog 645] 201403 2014/03/17 「いちから聞きたい・・」のあとがき [kikulog 644] 2014/03/03 論文: Structural flexibility of intrinsically disord

  • asahi.com(朝日新聞社):「ホメオパシーで長女死亡」助産師と母親和解 山口地裁 - 社会

    生後2カ月の長女が死亡したのは、ホメオパシーという民間療法をする助産師が適切な助産業務を怠ったためだとして、山口市の女性(33)が助産師を相手取り、約5600万円の損害賠償を求めた訴訟で、助産師側が女性に和解金を支払うことで合意したことが21日、分かった。和解金は数千万円とみられる。  同日、山口地裁で双方の代理人弁護士と裁判官が話し合い、和解が決まった。関係者によると、和解には「内容を口外しない」との条件が含まれており、和解の理由や金額について、双方の代理人は「話すことはできない」と答えた。  訴状によると、女性は2009年8月、この助産師の指導のもと自宅で長女を出産した。しかし助産師は長女に、出血症を予防するためのビタミンK2シロップを投与せず、長女は同年10月、ビタミンK欠乏性出血症による硬膜下血腫を発症して死亡した。  女性は、助産師が、母子手帳にあるK2シロップの投与欄に「投与し

  • 山口ホメオパシー訴訟は和解で終結。しかし、ホメオパシー団体は"言いたい放題" - Not so open-minded that our brains drop out.

    ホメオパシー助産師が乳児に対するビタミンKの投与を怠り死亡させたとする山口での訴訟は、被告の助産師側が原告側に和解金を支払うという形で終結した。朝日新聞によれば、 生後2カ月の長女が死亡したのは、ホメオパシーという民間療法をする助産師が適切な助産業務を怠ったためだとして、山口市の女性(33)が助産師を相手取り、約5600万円の損害賠償を求めた訴訟で、助産師側が女性に和解金を支払うことで合意したことが21日、分かった。和解金は数千万円とみられる。 (引用元: http://www.asahi.com/health/news/SEB201012210082.html) この裁判は民事裁判であり、この決定の是非について第三者がとやかく言うことではないだろう。問題は、被告の助産師が所属していた日ホメオパシー医学協会の訴訟後の対応である。 JPHMAとしては、裁判中であったため、件に関しては当初

    山口ホメオパシー訴訟は和解で終結。しかし、ホメオパシー団体は"言いたい放題" - Not so open-minded that our brains drop out.
  • ホメオパシー訴訟の和解がもたらした最大の成果 - NATROMのブログ

    山口市助産師ビタミンK不投与事件における、助産師と母親の和解およびその報道(■山口助産師ビタミンK不投与事件 「母親と助産師和解」と朝日新聞でを参照)について、日ホメオパシー医学協会がコメントしている。この訴訟および和解がもたらした最大の成果は、日ホメオパシー医学協会から、 ■日ホメオパシー医学協会 12月22日付けasahi.comニュース 社会裁判記事(伊藤和行記者)に報じられた記事について日ホメオパシー医学協会(JPHMA)よりコメントします。*1 ホメオパシーのレメディーは、ビタミンK2のシロップの代用にはなりません。 という言質を明確に引き出したことにあると私は考える。このことで、日ホメオパシー医学協会のせいでビタミンK欠乏性出血の危険にさらされる赤ちゃんはいなくなる。原告のおかげで、他の赤ちゃんの命が救われた。もう少し早い段階から、「ホメオパシーのレメディーはビタミン

    ホメオパシー訴訟の和解がもたらした最大の成果 - NATROMのブログ
  • 山口助産師ビタミンK不投与事件 「母親と助産師和解」と朝日新聞で報道 - NATROMのブログ

    2010年12月22日の朝日新聞の朝刊紙面で、『「ホメオパシーで長女死亡」 母親と助産師和解 山口地裁』という見出しで短い記事が載った。朝日新聞のサイトであるアピタルでも同様の記事あり。読売新聞と毎日新聞もざっと見た限りではなさそう(ただし、くまなく見たわけではないので、見落としの可能性もある)。朝日新聞の記事の一部を引用する。 ■asahi.com(朝日新聞社):「ホメオパシーで長女死亡」助産師と母親和解 山口地裁 - アピタル(医療・健康) 生後2カ月の長女が死亡したのは、ホメオパシーという民間療法をする助産師が適切な助産業務を怠ったためだとして、山口市の女性(33)が助産師を相手取り、約5600万円の損害賠償を求めた訴訟で、助産師側が女性に和解金を支払うことで合意したことが21日、分かった。和解金は数千万円とみられる。 同日、山口地裁で双方の代理人弁護士と裁判官が話し合い、和解が決ま

    山口助産師ビタミンK不投与事件 「母親と助産師和解」と朝日新聞で報道 - NATROMのブログ
  • 山口県VK2シロップ訴訟 - 助産院は安全?

    既に報道等でご存知の方が殆どとおもいます。昨日、和解となりました。 件のお母さんより、皆様に挨拶文を頂戴しております。 私たちの勉強不足もあり娘は亡くなりました。裁判をしても、娘の命は戻らないけれど、娘の死をきっかけに少しでもたくさんの方が、医療を受ける側として何ができるのか考えていただければ、うれしいです。簡単に防げる病気で娘のように亡くなる赤ちゃんがいませんように。 これからはシロップの投与が当たり前に、そして二度と同じ悲劇が繰り返されぬように!

    山口県VK2シロップ訴訟 - 助産院は安全?
  • アピタル(医療・健康・介護):朝日新聞デジタル

    写真 ニュース・フォーカス尿もれや便もれ…産後ママの骨盤底の悩み、もっとケアを(2019/8/13) ママのみなさん、出産をした施設で「骨盤底のケア」を受けたことはありますか?出産後に、尿もれや便もれ、膣(ちつ)から下がってくる「何かふれ…[続きを読む] その痛み、当に五十肩? 「背泳ぎテスト」で確認を[ニュース・フォーカス](2019/8/12)  睡眠時無呼吸症、つきぬ悩み「眠くない昼間過ごしたい」[患者を生きる](2019/8/12)  抗がん剤の脱毛抑える機器、保険適用なく 利用は自費で[ニュース・フォーカス](2019/8/13)  21歳で突然、透析患者に 仕事結婚も無理なのか?[患者を生きる](2019/8/10)  小児がんを早期発見、治療へ 診断ハンドブックを作成[ニュース・フォーカス](2019/8/13) お産の受け入れ休止へ 兵庫・加西病院で来年2月か

    アピタル(医療・健康・介護):朝日新聞デジタル
  • 1