◇島大図書館でAR展 AR(拡張現実)を使って和歌を楽しむ「AR和歌展」が、松江市西川津町の島根大学付属図書館で開かれている。入場無料で、11日まで。 キキョウやススキなど秋の植物のドライフラワーを飾る7枚のパネルに、スマートフォンか備え付けのタブレットをかざすと、それぞれの植物を詠んだ和歌が画面に表示される。 和歌は「古今和歌集」や、地元の歌人の作品を集めた「類題八雲集」から選定。留学生にも分かるよう英訳もつけた。 企画した同館職員の三村のぞみさん(29)は「昔の人たちが同じ植物を見て何を感じたのか、追体験してほしい」と話している。