材料の加工で苦労するのが、手が足りないこと。木材を切るにも片手で押さえながらでは力が入りませんし、簡単にブレてしまい、切り口がガタガタになりがちです。また、電動工具を使う場合は、手で押さえる力が負けてしまうと材料が暴れ、怪我をしてしまう危険すらあります。 これは、組み立て時にも言えること。2つの材料をそれぞれ押さえた時点で両手が塞がっていますが、ネジを止めるにはもう1本手が必要です。人間には最大でも手は2本しかありませんから、明らかに足りていません。 もちろん、足を使うというのもひとつの手段ですが、手ほど起用に動かせないため、材料がズレてしまいがち。キチンと合わせたつもりで足で押さえていたのに、いざ組み立ててみたらズレていた……なんて経験をしたことある人は多いでしょう。 そんな、材料の加工や組み立ての仮止めで活躍してくれるのが「クランプ」です。ひと口にクランプといっても色々な形があり、よく