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  • 仲人の近代 見合い結婚の歴史社会学 | - 阪井 裕一郎(著)

    紹介「結婚」や「家」と密接な関わりがあった仲人は、どのように広まり定着して、なぜ衰退に至ったのか。明治期から戦前、そして戦後に至る仲人の役割や見合い結婚のありようをたどり、仲人の近・現代史から近代日の家族や結婚をめぐる価値観の変容を照射する。 解説1990年代まで「結婚」や「家」と密接な関わりがあった仲人は、どのように広まり定着したのか。また、なぜ衰退して現在では見られなくなったのか。 明治時代以前の村落共同体では見合いが浸透していなかったが、教育勅語や家制度によって仲人が急速に普及する。明治期の家族主義と個人主義、大正期以降に登場する恋愛などとのせめぎ合いのなかで、見合い結婚が「正しい結婚」として位置づけられ、強固に維持されたことを史料を渉猟して明らかにする。 また、明治期に民間の結婚相談所が設立されたが、戦時下の人口政策に組み込まれ厚生省が結婚媒介を統制するに至って、優生思想とも接続

    仲人の近代 見合い結婚の歴史社会学 | - 阪井 裕一郎(著)
  • 葬儀業界の戦後史 葬祭事業から見える死のリアリティ | - 玉川 貴子(著)

    書評あり  名古屋学院大学総合研究所研究叢書 29 葬儀業界の戦後史 葬祭事業から見える死のリアリティ 社会一般 玉川 貴子(著) A5判  244ページ 並製 定価 2600円+税 ISBN978-4-7872-3433-9 C0036 在庫あり 奥付の初版発行年月 2018年03月 書店発売日 2018年03月20日 登録日 2018年02月20日 紹介「人の不幸でお金をとる」と長らく批判され、また遺体を扱う事業として蔑視されてきた葬祭業者たちは、葬儀をサービス業としてどのように成立させたのか。フィールドワークの成果も織り込んで、知られざる葬祭業の戦後史と私たちの死生観の変容を描き出す。 解説エンディングノートや終活への着目は、生前に自身の葬儀などに関心を持つ人々の増加を示しているが、ライフスタイルの変化から「葬儀は不要/シンプルに」という志向も支持を集めている。葬儀は、いつの間にか人

    葬儀業界の戦後史 葬祭事業から見える死のリアリティ | - 玉川 貴子(著)
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