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ブックマーク / ameblo.jp/kokkoippan (8)

  • 『デンマークの「解雇自由」「フレキシキュリティ」を支える組織率87%の労働組合』

    すくらむ国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。 大学院生など青年たちが中心になってつくっている『POSSE』 という雑誌を創刊号から定期購読しているのですが、その雑誌を発行しているNPO法人POSSE がめでたく3周年を迎えました。それで3周年記念企画の案内がきましたので参加してきました。その企画は、シンポジウム「どう変わる? 新政権のセーフティネット」(10月18日開催)で、シンポジストは五十嵐仁さん(法政大学教授、大原社会問題研究所所長)、池田一慶さん(ガテン系連帯)、竹信三恵子さん(朝日新聞編集委員)でした。竹信三恵子さんの話を聞いたのは初めてでしたが、とてもおもしろかったので要旨を紹介します。(byノックオン) 最近、とても気になっている論調のひとつに、「日における正社員の解雇規制を自由にして、セーフティーネ

  • 『20代と30代の死因の1位は自殺 - 若者を自殺へと排除する現実と若者バッシング』

    20代と30代の死因の1位は自殺です。それも、他の死因の割合を大きく引き離して1位となっていることが、下のグラフで分かります。 ▼2008年における年齢階級別の主な死因の構成割合 (2008年版『自殺対策白書』※緑色のところが「自殺」) ※画像の上でクリックしてください。拡大して見られます。 ▼「日」と「日以外のOECD諸国」における自殺率の比較 【男性25~44歳の自殺率(10万人あたり)】 (※国際比較が知りたいとのリクエストに答えて、 4月8日AM10:30に追加したグラフです。 04年までのデータしかありませんでしたが) ニートは、国や親の財産、年金などをい荒らしていく存在です。まず、自分の内面的な崩壊から始まって、家族の崩壊、親や先生を殺すのはまれとしても、犯罪を伴うこともあります。それは社会の崩壊にもつながっていくという、ある意味での爆弾といえるでしょう。(浅井宏純・森

    『20代と30代の死因の1位は自殺 - 若者を自殺へと排除する現実と若者バッシング』
  • 『厳罰化が囚人爆発と治安悪化の悪循環つくる - “囚人にやさしい国”ノルウェーからの提言』

    すくらむ国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。 10月25日にNHKBSで放送された「未来への提言 犯罪学者ニルス・クリスティ~囚人にやさしい国からの報告」の内容が、とても興味深かったので要旨を紹介します。 いま世界では犯罪者への刑罰をより厳しくする「厳罰化」の流れが加速しています。その結果、刑務所に収容される囚人の数が多くの国々で増加。「囚人爆発」とも呼ばれる世界的な現象によって、暴動や感染症の拡大などの問題が噴出しています。 こうしたなか、世界でもっとも“囚人にやさしい国”として注目されているのがノルウェーです。まるで自宅でくつろいでいるかのような囚人たち。テレビやパソコンも自由に楽しめる快適な刑務所生活。休暇を取って自宅に帰ることもできます。 囚人に寛容なノルウェー社会。その社会のあり方には裁判に参加する「参審員

  • 『雇用対策に自殺抑止の効果 - 過酷な自己責任、連帯なき新自由主義に訣別を』

    すくらむ国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。 7月27日、警察庁が今年上半期(1~6月)の自殺者数が昨年同期比768人増の1万7076人にのぼり、過去最悪ペースであると発表しました。 いくつかの地方版の報道を見ても、「県内自殺者319人、過去最悪ペース、不況影響 今年上半期」(朝日新聞栃木県版7/29)、「『経済』理由の自殺大幅増 今年上半期、県警まとめ」(朝日新聞山梨県版7/29)、「自殺者5年ぶり増加、454人 景気、雇用悪化で」(毎日新聞岩手版7/29)、「不況影響 自殺223人 今年上半期、30代が倍増」(朝日新聞秋田県版7/30)などの見出しが目立っています。 東京大学・姜尚中教授は、毎日新聞夕刊(4/23)紙面で、年間3万人を超える自殺者が続き先進国中最悪の自殺率となっている日について、次のように語って

  • 『16分に1人が自殺、11年連続3万人超、自殺か餓死か路上死か最悪の三択せまる日本社会』

    すくらむ国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。 昨年1年間の全国の自殺者は3万2249人で、過去2番目に自殺者が多かった2007年の3万3093人より844人減ったものの、11年連続で3万人を超えたことが4月2日の警察庁の発表で分かりました。 人口10万人あたりの自殺者数を示す自殺率は25.3で前年より0.6減少していますが、主要先進国の中では自殺率が最も高いことに変わりはありません。月別では、米証券大手リーマン・ブラザーズが破綻した昨年9月は2,714人で、8月より283人増加し、翌10月は3,092人に上っています。昨年、全国の警察にはインターネット上の自殺予告についての通報が180件あり、警察官が急行して95人を思いとどまらせたとのこと。また、警察庁は、例年6月に前年の自殺者数を公表していましたが、自殺の実態把握

  • 『派遣労働が若者の未来を閉ざす~家族形成も人生設計もできない下降する流転生活』

    すくらむ国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。 昨日紹介した木下武男さん(昭和女子大学教授、ガテン系連帯共同代表)の論稿「派遣労働の変容と若者の過酷」(雑誌『POSSE』創刊号掲載 )の最後のところで、秋葉原事件の背景について、過酷な派遣労働と雇用不安とともに、生活設計・人生設計の未来展望が閉ざされている問題があるとして、4つの点を指摘しています。 1つは、単身者賃金で昇給なしの賃金水準が永久化していること。戦後日で支配的であった年功賃金による生活の支えが若者のところで崩壊し、単身者の生活すら保障されない低い賃金水準が、正規・非正規社員とわず若者に蔓延しているのです。 2つは、貯蓄不能による再チャレンジの不可、家族形成の不能という状況が広がっていること。この点について木下さんは次のように書いています。 日は、社会保

  • 『派遣労働なくすのがグローバルスタンダード』

    すくらむ国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。 昨日寄せられたコメントで知ったのですが、ホリエモン氏(堀江貴文氏)が自身のブログ で、「製造業派遣が全面禁止ということになれば、全面的に海外進出ということになるでしょうな」、「マーケットも海外、優秀な人材も海外調達、そして工場も海外ということになっちまうんじゃないでしょうか。そうなると日には、脱出できない人たちが残って困窮することになるでしょう」と言って、派遣法の抜改正を求めている反貧困ネットワーク事務局長・元年越し派遣村村長の湯浅誠さんらを指して、「江戸時代に戻ってみんなで農主義でやっていこうとでも思っているのでしょうか?」などと批判しています。 しかし、そもそも日における「派遣労働」は、現代に「蟹工船」をよみがえらせる、世界でも異常な“働かせ方”であることが、

    『派遣労働なくすのがグローバルスタンダード』
  • 『「上から目線」の自己責任論が、自分を責め抜き疲れ切っている弱者を黙らせさらに痛めつける』

    すくらむ国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。 みどりさんのブログ「労働組合ってなにするところ?」 で知ったのですが、「東京新聞」(8/19朝刊)に以下の記事が掲載されています。 怠けている連中に税金払う気なし 厚労相、「派遣村」で言及 舛添要一厚生労働相は18日午後、横浜市内の街頭演説で、昨年末から今年1月にかけて東京・日比谷公園に設けられた「年越し派遣村」に関し、「(当時)4千人分の求人票を持っていったが誰も応募しない。自民党が他の無責任な野党と違うのは、大事な税金を、働く能力があるのに怠けている連中に払う気はないところだ」と述べた。 これに対し、派遣村実行委員だった関根秀一郎・派遣ユニオン書記長は紙の取材に「求人として紹介されたのは確かだが、誰も応募しなかったというのは全くのでたらめ。たくさんの人が応募したが、

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