関連トピックス普天間基地新型輸送機オスプレイが米軍岩国基地を離陸。国内での準備飛行が始まった=21日午前9時24分、山口県岩国市、藤脇正真撮影米軍岩国基地で準備飛行に向けた作業が進む新型輸送機オスプレイ=21日午前7時38分、山口県岩国市、本社ヘリから、福岡亜純撮影 米海兵隊は21日、米軍岩国基地(山口県岩国市)に一時駐機させている新型輸送機オスプレイの準備飛行(試験飛行)を始めた。日本政府が出した「安全宣言」を受け、オスプレイが国内を飛行するのは初めて。主に山口県下関市沖の訓練空域で飛行を重ね、10月中に米軍普天間飛行場(沖縄)への本格配備を目指している。 基地には12機が駐機しているが、21日午前9時20分ごろ、最初の1機が基地を離陸した。外務省が在日米軍司令部から受けた説明では、準備飛行のルートは岩国基地周辺で、午前8時から午後6時の間を予定している。 オスプレイを巡っては、配
関連トピックス普天間基地原子力発電所 米軍の新型輸送機オスプレイの国内飛行を認めた19日の森本敏防衛相、玄葉光一郎外相の「安全宣言」に対し、配備が予定される沖縄県や一時駐機中の山口県の首長からは「到底納得できない」と反発の声が上がった。 沖縄県の仲井真弘多知事は19日朝、「住民が納得し、不安が払拭(ふっしょく)される説明がされていない。自分勝手でイージーな安全宣言だ」と不快感をあらわにした。「危険な機体を危険な街の真ん中に持ってくるというそもそもの根幹がおかしい。原発の上を避けるということだが、人間の上を飛ばしていいのか」と批判した。 配備に反対する沖縄県民大会から10日。オスプレイの配備が予定される米軍普天間飛行場の地元、宜野湾市の佐喜真淳市長も「安全性が担保されていないと市民が思っているものを、これで『安全だ』と言われても。とても納得できないでしょう」と不満を語った。 続きを読む
関連トピックス普天間基地野田佳彦 米新型輸送機オスプレイが6月に米フロリダで起こした墜落事故について、森本敏防衛相は10日、野田佳彦首相に「人的要因が大きい」とする日本側の分析結果を報告した。4月のモロッコでの墜落事故と同様に、機体自体が事故の原因とは認められないとした米側の調査結果を追認した。 米軍は10月にオスプレイを沖縄へ配備する方針だが、首相は「安全性の確認ができない限り日本で飛行運用はしない」と主張。日本政府は二つの事故の原因確認をふまえ、日本で飛行する際のルールを米政府と合意したうえで飛行を認める安全宣言を出す方針だ。 ただ、日米合同委員会でのルールの協議は難航。住宅密集地にある米軍普天間飛行場での運用を念頭に、日本側が厳しい基準を求めているためだ。外務省幹部は10日、「日本の安全への強い感情を米国がどこまで感じているか疑問だ」として、運用開始の遅れも「仕方がない」と語っ
関連トピックス普天間基地 米新型輸送機MV22オスプレイの配備に反対する沖縄県民大会が9日午前11時、宜野湾市の宜野湾海浜公園で始まり、正午すぎに終わった。10万1千人が参加(主催者発表)。日米政府は10月にも米軍普天間飛行場(宜野湾市)でオスプレイ12機の本格運用を始める方針で、大会では配備計画の撤回と普天間飛行場の閉鎖・撤去を求める決議を採択した。 関連リンクオスプレイ反対 きょう沖縄県民大会(9/9)オスプレイにレッドカード 9日、県民集会へ沖縄一丸(9/8)反オスプレイで沖縄県民大会 9日開催へ県議ら募金活動(9/4)オスプレイ「反対」大合唱 ヘリ墜落8年、沖縄で集会(8/14)沖縄県のニュースはMY TOWN沖縄でも
森本敏防衛相は9日、米軍の新型輸送機オスプレイが米国の市街地に緊急着陸したことについて「必要があれば(日米両政府の合同)委員会の場に出していくということだろうと思うが、原因がわからないのでこちらから取り上げたり、米側から議題にしたりするということは考えにくい」との考えを示した。 関連記事オスプレイ配備反対 沖縄県民大会に10万人(9/9)「オスプレイ、国内で懸念」首相、米国務長官に伝達(9/9)オスプレイ、米市街地に緊急着陸 機体から発煙の情報も(9/8)
関連トピックス普天間基地那覇市上下水道局のオスプレイ反対バッジ。職員のカンパで200個つくり、8月からつけている=6日午後5時51分、那覇市おもろまち3丁目 米軍の新型輸送機オスプレイの配備に反対する沖縄県民大会が9日、宜野湾市で開かれる。沖縄の怒りを示そうと、自治体、企業、市民が、あの手この手で参加を呼びかけている。 那覇市は市の広報誌や回覧板で「うまんちゅ(みんな)の心を一つに」と呼びかけてきた。6日夕には、翁長雄志市長が街頭に立って赤いリボンを配った。 赤は、今回のシンボルカラーだ。米軍普天間飛行場の県内移設に反対した2010年の県民大会では黄色だった。「もう黄信号ではない。レッドカードだ」と大会実行委が決め、当日は赤いものを身につけようと呼びかけている。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方)無料登録で気軽にお試
米海兵隊は8日、沖縄への配備が予定される米軍の新型輸送機オスプレイMV22が、2001年から今年7月までに計40件の事故を起こしたと明らかにした。重大事故に分類されない事故の発生率は、海兵隊が運用する全機種の平均よりも高くなっている。 海兵隊は事故を深刻度別に3段階に分類している。公表されたデータによると、01年10月〜今年7月の期間では、死者が出たり、200万ドル以上の損害が出たりした「クラスA」は4件、重い後遺症が残る負傷者か50万ドル以上の損害が出た「クラスB」は9件、軽傷者か5万〜50万ドル未満の損害が出た「クラスC」は27件だった。 事故発生率の指標である10万飛行時間あたりの事故件数は、「クラスB」で2.85件で海兵隊が運用する9機種平均の2.07件よりも多い。「クラスC」も10.46件で、全機種平均の4.58件を大きく上回っている。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただ
「オスプレイは岩国から出ていけ」などと声をあげながらデモ行進する人たち=5日、山口県岩国市オスプレイの配備反対に向けて団結を誓う集会参加者たち=5日、山口県岩国市 米軍岩国基地(山口県岩国市)に陸揚げし、整備が続く米新型輸送機MV22オスプレイの配備に反対する集会が5日、岩国市であった。約200人が参加し、全国と連帯して反対運動を強めることを確かめた。 主催者代表でJR西日本労働組合の田村豊委員長は、森本敏防衛相が米国でオスプレイに試乗したことを「パフォーマンスでしかない」と批判。「岩国市民、日本全体の民衆とともに、オスプレイの飛行や配備を阻止する闘いをしたい」と力を込めた。 米軍厚木基地からの艦載機移駐などに反対する地元の市民団体「愛宕(あたご)山を守る会」の岡村寛・世話人代表は「国民が配備に不安や疑問を感じている。いつの日か、オスプレイをアメリカに送り返す第一歩になればいい」と語
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