米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は31日、経営が悪化している電機大手シャープの格付けを、これまでの「BBB(トリプルB)」から、「投機的」と位置づける「BB(ダブルB)プラス」へと2段階引き下げたと発表した。 格下げしたのは、シャープの長期会社格付けと、長期優先債券の格付け。シャープは主要事業でお金を稼ぐ力が弱まっている上、資金繰りも厳しくなっていることを格下げの理由としている。 S&Pは、最上位から数えて11番目のBBプラス以下の格付けを、投資に適さない投機的な水準と定義している。 関連記事〈ロイター〉スペイン全面的支援申請でも格付けに影響せず=S&P(8/23)〈ロイター〉米主要500社、金融除くと1.4%増益見通し=調査(8/20)〈ロイター〉米地方債のデフォルト件数、格付け会社の発表を大幅に上回る(8/16)〈ロイター〉ギリシャ長期格付け見通し「ネガティブ」
関連トピックススティーブ・ジョブズアップル 韓国のサムスン電子の株価が27日、韓国証券取引所で急落した。スマートフォン(多機能携帯電話)などの特許で米アップルと争っている裁判で、米連邦地裁の陪審団が巨額の賠償金を命じる評決を出した影響とみられる。 評決後、初の取引となったこの日、サムスン電子の株価は取引開始早々から下落。一時、前週末より8%も落ち込み、終値も7%超低い118万ウォン(約8.2万円)となった。時価総額では、前週末より約14兆ウォン(約9700億円)も急落したことになり、聯合ニュースは「特許ショック」と報じた。 米カリフォルニア州連邦地裁の陪審団は24日(現地時間)、サムスンが特許を侵害したと判断し、10億5千万ドル(約830億円)の賠償を命じた。同社の4〜6月期の純利益5.2兆ウォン(約3600億円)の5分の1超に及ぶ額に、投資家らが敏感に反応した。 続きを読むこの記事
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