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booksとcognitive-psychologyに関するnabinnoのブックマーク (6)

  • 最近買った本 - 『サブリミナル・インパクト』下條信輔 - ニート☆ポップ教NEO

    社会現象を潜在知の観点から読み解く。色んな話題が扱われていて面白い。 サブリミナル・インパクト―情動と潜在認知の現代 (ちくま新書) 作者: 下條信輔出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2008/12/01メディア: 新書購入: 19人 クリック: 79回この商品を含むブログ (73件) を見る 序章 心が先か身体が先か 第1章 「快」はどこから来るのか 第2章 刺激の過剰 第3章 消費者は自由か 第4章 情動の政治 第5章 創造性と「暗黙知の海」 5章の創造性についての議論が面白い。 ちょっと前に読んだマイケル・ポランニーの『暗黙知の次元』の話題も出てくる。 「我々は語ることができるより多くのことを知ることができる」 ポランニーの『暗黙知の次元』で繰り返される言葉だ。ポランニーは科学における発見がいかにしてもたらされるかを考え「暗黙知」という概念をまさに発見-創造したわけだ。 この

  • 下條信輔「サブリミナル・インパクト―情動と潜在認知の現代 (ちくま新書)」 - PineTree’s diary

    このあいだテレビを買った。最近のテレビは値段も機能もさまざまで、販売員さんの話を聞いても、当に納得して買ってよいのか決めかねる。また、印象に残ったのが、発色を不自然なほどはっきりさせる機能を持ったものがそれなりにあったこと。しかし、それもしばらく見ていると、大きな違いはないように、むしろよりきれいなようにも思えてくる。刺激の強い画像に、こうして慣らされていくのかな、とふと思った瞬間であった。 さて、そこでこのである。書では、心の潜在過程、特に『情動系』(感情とそれをもたらす神経や身体の反応)に注目した研究を紹介しつつ、それを刺激したり利用したりするCMや政治キャンペーンについての問題や、潜在過程があるからこそ発揮できる創造性について語っていく。 このように簡単にまとめると、潜在意識に働きかける宣伝の恐ろしさを告発して怒りを覚えているような、ありがちなを思い浮かべてしまうかもしれない

    下條信輔「サブリミナル・インパクト―情動と潜在認知の現代 (ちくま新書)」 - PineTree’s diary
  • asahi.com(朝日新聞社):サブリミナル・インパクト―情動と潜在認知の現代 [著]下條信輔 - 書評 - BOOK

    サブリミナル・インパクト―情動と潜在認知の現代 [著]下條信輔[掲載]2009年2月8日[評者]瀬名秀明(作家、東北大学機械系特任教授)■無意識の認知が社会のうねりを生む コカ・コーラはあらかじめブランド名を知って飲むと脳のある部分が活動するのに、ペプシだとさほど反応しない。ペプシは脳科学的にもブランド戦略に失敗している――そんな衝撃の研究が発表されたのは04年。人間の経済行動と脳の働きを結びつけるニューロエコノミクスは大流行し、一般向けの解説書も気軽に読める時代になった。 人間の脳のクセがクリアに説明されるほど、しかし私たちはもやもやと居心地の悪さを覚える。すっきりわかりやすい脳のの洪水に息苦しさを感じる読者は書の眼差(まなざ)しに希望を見いだすだろう。著者単独書としては実に9年ぶりとなるが、その問題意識にブレはない。むしろ21世紀に入り現実性を増している。 書が目指すのはポランニ

  • 下條信輔『サブリミナル・インパクト』 - logical cypher scape2

    作者の9年ぶりの一般向け書籍。あとがきによると、「(一般向けのの)十年間断筆宣言」をしていたらしいので、ほぼ宣言通りということか。 一般向けの書き始めたら学者はやばいなどという話もあるが、下條信輔は何というかそこの絶妙なバランスを保とうとしている感じがある。 下條の専門は心理学・神経科学であり、特に潜在認知の研究を行っているが、そうした潜在認知の研究と、現代社会のマーケティングや政治、あるいは創造性とを関係づけるという書のテーマからも、その絶妙なバランスが窺えるような気がする。 タイトルはちょっとなーという感じがするけれど。 そういうことを言い出すと、文章のすごく細かいところで気になるところがちまちまとあったりする。そこらへんは何というか、新書ブームとかで新書のレベル落ちとかがあったりなかったりしているのではないだろうかとかなんとか、考えてしまったりする。 第一章と第二章は、実験結果

  • [書評]サブリミナル・インパクト 情動と潜在認知の現代(下條信輔): 極東ブログ

    人間は自分で意識し、自由な意志をもって行動していると思い込んでいる。だが脳の機能を実験的に解明していくと、実は人が自覚していない脳の認識プロセスの結果として、その意識や意志が出力されていることが明らかになってきた。 人が気がつかない何かが、その人の意識を決定しているというのだ。では、その何かとは何か。現代に溢れる各種メディアの情報である。意識的に気がつかないがゆえに、人の意識の及ばないところにあってその意識に注入され、意識を決定する。それが現在の人間の置かれた状況であり、そもそも人間とはそのような存在として進化してきたのではないか。書「サブリミナル・インパクト 情動と潜在認知の現代(下條信輔)」(参照)が問い掛ける、ある意味で奇っ怪なメッセージはそれだ。 人の脳の意識構造にありながら人は意識していない領域を、著者下條は潜在認知と呼び、潜在認知を突き動かしているのは情動であると考え

  • Amazon.co.jp: 「意識」とは何だろうか―脳の来歴、知覚の錯誤 (講談社現代新書): 下條信輔: 本

    Amazon.co.jp: 「意識」とは何だろうか―脳の来歴、知覚の錯誤 (講談社現代新書): 下條信輔: 本
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